資格試験対策のテキスト等はどんなものがいい?

これまで、FP2級や宅建試験など、いくつかの資格試験を受験してきましたが、それぞれの試験を「独学で合格」するためには、その知識の源泉となるテキストや問題集、過去問集の選択が重要となってくるのは明白です。

そして、そういった資格試験対策のテキストは、試験ごと、使用者のレベルごとなどに、多くの出版社から多種多様なものが出されており、試験対策の開始にあたり、どれを選択するべきなのか迷ってしまうということも多いはずです。

そこで今回は、いくつかの資格試験で複数のテキスト・問題集等を購入した経験を元に、どのようなものが最も使いやすいのかを、内容的な面だけでなく”物理的”な面についても考えていくことにします。

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これまでに購入したテキスト・問題集等

これまでの資格試験では、それぞれでテキスト・問題集、そしてFP2級の試験に関しては過去問集についても購入しました。また、2019年の税理士試験で受験予定の3つの科目についても、それぞれ、テキスト・問題集を購入し、試験対策を進めています。

FP2級の試験対策関連書籍

まず、FP2級の試験対策では、テキスト・問題集・過去問集をそれぞれ1冊づつ、合計3冊の書籍を用意しました。

その3冊を使って勉強を進めていった結果、FP2級の試験には独学で一発合格することができましたので、どれも優秀な参考書であり、”当たり”を引いたといっても良いはずです。

このブログを始めて最初に受験した「FP2級」の試験対策書籍については個別にレビューもしましたが、以下の記事でまとめて紹介していますのでそちらを参照してください↓

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FP2級関連書籍(テキスト・問題集・過去問集)おすすめの3冊
FP2級の試験は同3級と比べてかなり難易度が上昇しているとはいえ、しっかりとした試験対策さえすることができれば、たとえ元々出題範囲に関する...

また、FP2級の準備段階としてそれ以前に受験していたFP3級の試験は、テキスト1冊のみで十分に合格できる難易度でしたので、問題集・過去問集については購入していません。

さらにいえば、FP3級の試験をFP2級の受験資格の獲得の為に受験するという場合には、最初からFP2級のテキストを購入して勉強するという方法を取っても良いのではないかと考えています。

宅建の試験対策関連書籍

次に、2018年の10月21日に受験した”平成最後”の宅建試験では、それ以前にFP2級の資格を取得していたこともあり、その知識を十分に生かせるようなテキストと問題集を購入しました。

それらはどちらも同じ「きんざい」から出版されているもので、FP技能検定の試験実施団体にもなっている組織が出しているテキスト・問題集というだけあって、上手いこと既存の知識から宅建試験に合格できるラインまで持っていくことができるようになっていました。

結果として、宅建試験はそれらのテキスト・問題集各1冊の購入で合格することができ、また、FP2級を取得している受験者”専用”のものを選んだためか、効率よく勉強を進めることができ、試験対策に要した時間もかなり短くて済みました↓

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宅建試験に合格するまでの勉強時間
2018年の試験で宅建試験に無事合格することができました。それまでは不動産関系の資格を取得したことがなく、この合格を機に、関連する他の資格...

宅建試験で使用したテキスト・問題集については、FP2級のときと同様、個別の感想記事も投稿していますが、以下の記事でまとめて紹介していますので、そちらを参照してください↓

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宅建試験 独学での一発合格に使用したテキストと問題集
2018年の宅建試験、過去類を見ないほど"簡単"とされ、合格基準点が「37点」となったこの試験ですが、初受験で個人的にはすごく難しいと感じ...

なお、この宅建試験、相対評価で合格が決まるようであり、合格率は安定するものの毎年合格基準点が変動するタイプの試験です。

そして、相対評価の試験となってくると、独学で勉強するよりも資格スクールが開講している試験対策講座を受講する方が有利になってくるはずです。

そのあたりについては、自分が試験対策に使える時間などと相談し、テキストや問題集を購入して独学で、ゆっくり合格を目指すのか、それとも講座を受講して一気に合格ラインに到達するべきなのか判断することになるかと思います。

その他の試験対策書籍

それ以外にも、今受験している最中の「税理士試験」では、つい最近も財務諸表論の新しいテキストを購入したばかりですし、簿記論に関しても今年に入ってからやり始めている問題集を続けています。

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税理士試験(財表) 新しいテキストとして「財務諸表論の集中講義30」を購入
2019年の税理士試験(8月実施)に向けて、「財務諸表論」の試験対策を理論問題対策を中心に行っています。 今回の試験では簿記論と財務...
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税理士試験 簿記論の新しい問題集を注文してみた
2019年の税理士試験に向けて、簿記論と財務諸表論、あとわずかに酒税法の勉強もしています。このうち、簿記論については2018年の試験結果が...

また、2019年の税理士試験では税法科目である「酒税法」にもチャレンジしてみたいと考え、こちらはテキストと問題集の各1冊を購入しましたが、今のところあまり進んでいません…

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税理士試験 酒税法のテキストを購入
来年(2019年)の税理士試験に向けて、これまで勉強していた「会計科目」の他に、メインとなる「税法科目」の方についても、ここから先少し勉強し...
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税理士試験 酒税法の問題集を購入、割りとボリュームはない?
2019年の税理士試験に向けて、簿記論・財務諸表論の会計科目、そして、税法科目である「酒税法」の試験対策をしています。 これまで、酒...

その他、「ITパスポート」の試験対策テキストや、税理士試験の簿記論・財務諸表論対策として使えるはずである「会計法規集」、かなり前に受験した「日商簿記2級」の問題集(どこかにいきました)など、資格試験対策として購入した書籍は、ずっと昔のものも含めてかなりの数になります。

初学者の場合、解答・解説の細かいものが最適?

さて、ここからは「資格試験を受験するためにテキストや問題集を選ぶ際、どういったものを選択すべきなのか」ということを考えていくことにします。

そして、まず前提としてテキストにしろ問題集にしろ「解説」が細かく、覚えるべき内容を理解し易いものを選択すべきだと思っています。というかこれは間違いないでしょう。

特に、完全に何の知識もない状態から試験対策をスタートする場合には、可能な限り細かい説明が各論点ごとにあり、「ゼロからでもしっかり覚えることができる」ものを選択すべきでしょう。

このあたり、Amazonなどのネット通販で購入する場合には、本の中身を確認することができず、確実に「解説の濃いもの」を選ぶことができないように思えますが、商品レビューや受験者のブログなどに出ている情報を頼りに、できるだけ人気のあるものを選択するべきではないかと思います。

難解な論点に関しては「図」のあるものを

続いて、これは受験しようとしているこれは資格試験の難易度にもよるかも知れませんが、試験範囲の中に「複雑でわかりにくい論点」というのがある、という場合が多いはずです。

また、一般的には難しいと言われていないものの、自分の中では「苦手」であり、普通に文章を読んだだけでは理解できないような論点がある、ということも考えられます。

例えば、この間受験した宅建試験では「権利関係」の範囲が、民法の条文や判例など、法律の勉強をしてこなかった僕にとっては相当に苦しい内容でしたし、そこは一般的にも「難しい」とされているところでした。

そういった範囲や論点を勉強するにあたり、「字ばっかり」のテキスト等を使用していた場合には、その難しい内容をしっかり理解するのにかなり時間がかかる、または理解できないまま本試験に臨むことになってしまう、などといったことが考えられます。

どうも税理士試験対策のテキストはそういうもの、つまり解説が全て文章のみで記載されており、具体的に、わかりやすく捉えることができるような図や表がないテキスト、または問題集における解説ばかりのように思えます。

その点、宅建試験で使用した「FP・金融機関職員のための宅建合格テキスト」は、難しい、理解しづらいような論点については絶対にわかりやすい「解説図」が付いていました。

また、FP2級の試験で使用した「みんなが欲しかったFPの教科書」では、どちらかというと図表がメインなんじゃないか、というぐらいで、非常に覚えやすいように表現されているテキストだと思います。

そして、この宅建とFP2級の2つの試験は、FP2級は結構時間をかけたものの、宅建についてはその分わりと短時間で、どちらも独学で一発合格することができました。やはり、「わかりづらいであろう箇所を図表を使って理解を助ける」という方法を取っているテキスト等の参考書籍は強いといえるのではないかと思います。

赤シートで隠せるタイプが便利

次に、テキストや問題集を”使っている際”に非常に便利という点で、「問題の解答や重要な語句などを赤シートで隠すことができるタイプ」のものが使いやすいといえるのではないでしょうか?

これに関しては多くのテキストや問題集がこの形式をとっているはずですが、やはりものによってはそうでないものもあり、この間購入した税理士試験の簿記論と財務諸表論対策のものはどちらも「真っ黒」でした。

だからといって使えない、というわけではもちろんないのですが、財務諸表論のテキストの方はAmazonのレビュー欄にも「練習問題と解答が近く、どうしても目に入ってしまう」というようなことが書かれており、実際に使用したところ「然り」と言った感じでした。

というわけで、テキストや問題集については「赤シートで隠せるタイプ」のものがより使いやすい、ということが言えるはずです。

特に、テキストでその章ごとに「練習問題」などがちょっとだけついていると言う場合には、問題文と解答・解説欄が非常に近いということもあるはずですので、できれば解答部分を見なくて済むようになっている方が良さそうです。

また、文章のうち「重要語句」にあたる部分のみ隠せるようなタイプのテキストであれば、そのまま穴埋め問題として使用することもできるわけで、かなり使い勝手の良いものになるはずです。

分冊形式のテキストは持ち運びが楽

次に、これも明らかにその方が使いやすいといえる要素ですが、テキスト等は「分冊形式」になっているものが使いやすいはずです。

試験の範囲の広さや難易度にもよりますが、資格試験対策のテキストや問題集はどうしても分厚く、重くなってしまうところがあると思います。先程”良い”として挙げている「図表などの理解を助ける工夫」がされているものであれば尚更です。

そのような分厚く重たい本を、ちょっと時間が空いたときに確認するために、毎日持ち歩くというのは結構骨が折れることですし、鞄のスペースを圧迫し、他のものが多くなるとどうしても入らない…ということも十分にありえます。

そして、多くの方は「テキストを切って分割する」という方法で無理やり薄くし、持ち運びをしやすくしているのではないかと思います。

しかし、僕もそうですが「そんなに器用なことはできない」という方も居られるはずで、結局なんとか1冊丸ごとを持ち歩くという結果になってしまっているのではないでしょうか?そもそも家でしか勉強しない、というのであれば別ですが…

で、そのようなことを考えた場合、「ポケットタイプの問題集」を持ち歩く、というのもひとつの手ではありますが、やはり試験対策の初期、基礎固めの段階ではなるべく「テキスト」を使って勉強したいところです。

そうなると、もともと「分冊形式」になっており、分厚いテキストの一部だけを引っこ抜いて持ち歩けるものの方が便利なんじゃないでしょうか?

僕の購入したテキストの中ではFP2級の試験対策テキストがこのタイプでしたが、6つの範囲があるテキストを2冊に分冊することができるようになっており、かなり扱い易かったと記憶しています。

大型本、ポケットサイズなどいろいろな大きさがあるが…

最後に、資格試験対策で使用するテキストや問題集の「大きさ」についてです。

市販されているテキストや問題集は「A4版」であったり、小さいものでは「はがきサイズ」であったりと、大小さまざまなものが出版されています。

そして、当然ですが外出中の空き時間で論点の一つ二つを確認するような場合には、できるだけ小さいものの方が使いやすいはずです。

そういったものはサイズが小さい分ページごとの情報量も少なくなっているはずですから、「ちょっと確認」ぐらいの短時間で1つのセクションを頭に入れたり、ひと通りの問題を解いてみるなどということができるはずです。

僕がこれまで購入したもののうち、FP2級の試験対策問題集は「ポケットサイズ」のものでしたが、本自体が小さいとはいえ内容も十分なものでしたし、非常に便利でした。

逆に、家で勉強する場合には「大型本」の方が使いやすいのではないかと思います。なぜならば、あまり小さいタイプのテキスト・問題集等はその分文字も小さいことが多く、特に簿記などの問題集では読み間違いなどが頻発します。

その点、「A4版」サイズの書籍であれば、大体の資格試験で使われている本試験の問題冊子と同じ大きさになりますから、「字が小さくて見づらい…」ということもなく、勉強そのものに集中することができるのではないでしょうか?

もちろん、A4版などの大型本でも小さいじがびっちりのものもあるでしょうし、小さい本でも字が大きく、見やすいものもあるかとは思います。そのあたりも事前にしっかりと確認して、自分が使いやすいようなテキスト・問題集を選択していくべきなんだと思います。

まとめ

今回は、これまでFP2級や宅建の試験などを受験して、そこで使ってきたテキストや問題集を思い起こし、「どういったものが使いやすいのか?」というようなことを考えてきました。

これから先、税理士試験やその他、様々な資格試験を受験する予定ですので、自分でテキストを選ぶ際にも、そういたことを意識しながら選ぶようにしていきます。

もちろん、ほとんどの場合にはAmazonなど、ネット通販で購入するわけで、事前に中身を確認してから、ということは不可能ではありますが、ネットなどで既にそのテキスト・問題集を使用している方のレビューなどを見て、それが良いものなのかどうかを判断していくべきかと思います。

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