税理士試験 酒税法のテキストを購入

来年(2019年)の税理士試験に向けて、これまで勉強していた「会計科目」の他に、メインとなる「税法科目」の方についても、ここから先少し勉強していこうと思っています。

「税法科目」といっても、数ある中から選択して受験することになりますので、ここまで”まず取っ掛かりとして”どれにしようか?というあたり結構悩んでいました。

最初は苦手な計算問題がないとされる「国税徴収法」を受験してみようと思ったのですが、いろいろ話を聞いたりしているうち、それはちょっと勉強のモチベーションが保てるか微妙、という結論に至り、結局多くの方が選ぶであろう「酒税法」を受験してみることにしました。

そのために、先日会計科目対策のための法規集を購入したと同時に、酒税法のテキストも購入していました。今回は当該テキスト(酒税法 理論サブノート)について、届いてみての感想等を記載していこうと思います。

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Contents

「酒税法 理論サブノート」概要

まず始めに、今回購入した「酒税法 理論サブノート」の概要を確認しておきます。

1x1.trans - 税理士試験 酒税法のテキストを購入
2019年 税理士試験受験対策シリーズ 酒税法 理論サブノート
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この書籍は、大手の資格スクールである「資格の大原」から出版されている、税理士試験対策のシリーズ(理論問題対応)のひとつで、他にもいろんな科目の「理論サブノート」がラインナップされています。

本自体の大きさは「A5サイズ」となっており、バックなどに入れて持ち運ぶことが容易なこともかなり高評価です。

また、こういった資格試験対策のテキストとしてはかなりありがちなんですが、文章の一部分が赤字で記載されており、そこを赤シートで隠すことによって「穴埋め問題」的な使い方をすることも可能になっています。重要語句の確認などに使えそうです。

価格は「1273円+税」と、薄いとはいえそこまで需要があるわけではないはずのテキストとしてはかなり求め易い価格設定となっています。今年勉強するのをどの税法科目にしようか、かなり迷っていたわけですが、この程度の価格であればいくつか購入して、その中から自分にとってやり易そうな科目を選ぶ、という作戦でも大丈夫だったかもしれません。

厚さはそんなにない、ただし内容はぎっしり

さて、この「酒税法 理論サブノート」、厚さこそはそんなにないものの、以前相続税・贈与税の勉強の為に購入した「相続税法 理論サブノート」と同様、全体的に字がびっしりと書き込まれており、その内容はかなり濃いものとなっているようです。

これを全部暗記して試験に臨むというのは、来年(2019年)の8月頭までという期間を考えた場合、確実に無理だと思います…なんせ「財務諸表論」などの会計科目とは違い、この「酒税法」に関しては全く予備知識がない状態で試験対策をスタートすることになるからです。

ただ、巻末の方に付録として「理論問題出題分析表」が記載されていましたので、それをもとに多少でも出目が高そうな論点を中心に勉強を進めていきたいと思います。

まぁ来年の試験では到底無理としても、やり始めてしまったからにはいつかは合格を勝ち取らなくてはならないので、時間をかけて地道にやっていくことにします。

覚えるべき論点の数は?

次に税理士試験の酒税法(理論)で最終的に覚えておかなくてはならない「論点の数」を確認しておきます。

「酒税法 理論サブノート」における章立てから論点の数を見てみましょう↓

酒税法 理論サブノート(2019年税理士試験受験対策対策シリーズ)章立て

  1. 定義⇒論点1つ
  2. 納税義務の成立⇒論点1つ
  3. 免許等⇒論点6つ
  4. 免税及び税額控除等⇒論点7つ
  5. 申告及び納付等⇒論点2つ
  6. その他⇒論点4つ

合計の論点数⇒21

参考:資格の大原税理士講座(2018)「酒税法 理論サブノート」

これを見る限りではそこまで多くのことを覚える必要がないように思えます、しかし、難関といわれる税理士試験ですから、それぞれの論点に関して要求される知識レベルはかなり高いものになってくると予想されます。

さらには、各論点同士が章を越えてつながってくるようなところもあるはずですので、そういった部分についても確実に押さえなくてはならないことを考えると、覚えるべき”数”が少ないからといって決して楽とはいえないはずです。

これから先、まずはこの21個の論点を巻末の出題分析表と照らし合わせ、出題頻度の高いものを優先的に対策していくことにします。

今後「理論」はこれで対応、計算問題対策は?

今後、酒税法の理論問題についてはこの「理論サブノート」を用いて対策していくことになりますが、本試験では理論50点分の他に、計算問題も解答する必要があります。

※2021年8月追記:ひとつお教えいただきました、酒税法は理論70・計算30だそうです、ご指摘ありがとうございました。

それについての対策はまだ目途が立っていない状態ですが、一応来年受験することを考えると、今年のうちに手を付け始めておかないとやる気を削ぐような試験結果になってしまいそうです。

よって、来月ぐらいには計算問題のテキストや問題集について、どんなものが良いか検討し、購入して試験対策に加えていくようにしたいと思います。

まとめ

今回は来年の税理士試験における「酒税法」の理論問題対策のテキストに関して、「とりあえず購入直後のレビュー」的な記事でした。

今後このテキストを使用していき、新たにわかったこと、気になったこと等があった場合には、またこのブログで記事にしていこうと思います。

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