税理士試験対策 会計科目用の法規集を購入、以前のものとの違いは?

税理士試験の簿記論・財務諸表論の試験対策、特に財表の理論問題に対応するために、「会計法規集」を新しいものに買い換えようと考えていました

これまでは、ずっと昔に購入した法規集を持っていたため、会計的なことについて何か調べ物をする、というときにはそれを使っていました。しかし、なんせ2012年発行の「第5版」ですから、やはり当時のものとは変わっている内容もあるだろうと…

その変更や追加、削除などがあった箇所について、全く知らずに古い情報を参照し続けていては、税理士試験の本試験で新しく出題されることになった論点に関して、まるで解答ができないのは明らかです。

それではちょっと(ちょっとどころではないですが)まずいですから、今回、早いうちに最新のものに買換え、序盤の試験対策にも活かしていくことにしました。

そういうわけで、この間Amazonで注文していたのですが、今日になって手元に届きましたので、今回はその「会計法規集(第10版)」の中身を、ざっくり確認していこうと思います。

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Contents

本の見た目や厚さなどは以前のものとそれほど変化がない

まず、実際に現物が届いてみて、そのぱっと見を以前使用していたもの(第5版)と比較してみての感想です。
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新版 会計法規集〔第10版〕
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と、いっても見た目についても本自体の厚さなどについてもそれほど変化はなく、ページ数も「1350ページ⇒1358ページ」と、たったの8ページしか増加していませんでした。正直カバーの色が変わっている程度しか違いは見受けられません…

しかしながら、これまで僕が持っていたものから倍も「版」が進んでいることもありますし、これから先、内容を確認していけばその違いは自ずとわかってくるはずです。まずは、来年の税理士試験に向けて内容をしっかり確認していこうと思います。

会計法規集(第10版)の法令基準日

今回購入した「会計法規集(第10版)」は、「平成30年6月10日現在」の会計関連法規を収録しているものであるとのことでした。発効日は2018年7月25日となっています。

僕が以前購入したものが第5版でしたから、それから5,6年の間にちょくちょく内容が変更され続け、新しい版が発行されていることになります。実際に発行の履歴を確認すると、ここ最近では2016年を除き、毎年新しいものに切り替わっていることがわかります。

これはつまり、税理士試験の「簿記論・財務諸表論」、即ち会計科目で問われる論点も少しづつその内容が変化してきているということであり、昔「会計学」で勉強したような内容では現在の試験に対応することは難しいといわざるを得ない、と感じます。

そして、今後もこの「会計関連法規」の内容は次第に変化していくと考えれれますので、これからも第11版、第12版と、新しいものに切り替わる度にそれに買い換えていく必要がありそうだということもわかります。

これは税理士試験の会計科目に対応するという意味だけでなく、これから先ずっと企業会計に関する新しい知識を導入する、さらにはわからない内容を「会計基準そのもの」を参照することによって調べる、という観点からも、税理士試験を受験し終わった後も順次買い換える必要がありそうです。

今回新たに追加された内容

最後に、現行の「会計法規集(第10版)」で新たに追加された内容を確認しておきます。

この本の帯に記載されていた今回の追加論点は以下のようになっています↓

  • 税効果会計に係る会計基準の一部改正
  • 収益認識に関する会計基準
  • 財務諸表等規則の改正

これらの追加的な規則等について、来年の税理士試験ですぐに出題されるかどうか、ということは全くわかりませんが、やはり出題範囲には含まれてくるはずです。よって、今後の試験対策ではそれらの内容も意識して勉強を進めていきたいと思います。

また、以前使用していた法規集からかなり版が進んでいることもありますから、過去のものと比べて変更がある点を見比べ、改正や追加、削除などがある部分についてはしっかりと押さえておくようにしたいところです。

まとめ

これから先、来年の税理士試験に向けて、財務諸表論の理論問題だけでなく、その計算問題や、簿記論の試験対策にもこの「会計法規集」を導入していく予定です。

もちろん、法規集全体と考えると1,300ページ以上もあり、そのすべてを把握することは困難でしょう。しかし、過去の本試験問題や試験対策用の問題集を確認すると、税理士試験で出題される論点は最初の500ページ~600ページあたりの部分に集中しているようです。

よって、その範囲を中心に、その他の問題集や過去問集なども使用した結果として出題の可能性が高そうな論点を細かく押さえていくために、この法規集を使っていきたいと思っています。

また、過去の問題などを見る限りですが、各会計基準等のうち「結論の背景」の部分がかなり重要になってくることもわかっています。そのあたりも漏らさずきっちり対策して、なるべく早く税理士試験の会計科目に合格できるよう、勉強を進めていきます。

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