先日、AFP認定研修を修了したというお知らせが「資格の大原」から届きました。すでにFP2級の試験には合格していたため、これでAFPとしての認定を受けることができるようになりました。
※AFP認定研修については以下の記事から↓
AFP認定研修に申し込んでわかったこと
AFP認定研修を修了しました。どんな提案書なら合格点を取れる?
で、早速なんですがそれと同時に送られてきた資料を元に「日本FP協会(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)」に会員登録をしましたので今回は登録を済ませてみての大体の感じや、日本FP協会の概要などについて記載していきたいと思います。
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日本FP協会(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)とは?
日本FP協会については、このブログでFP2級の試験対策に関する記事を書いているときにも参考の為に何度かリンクを貼らせていただいたりしていましたが、実際にどのようなことをしている団体なんでしょう?
これについて日本FP協会のHPでは以下のように記載されていました↓
日本FP協会について
ファイナンシャル・プランニングの普及啓発とファイナンシャル・プランナーの養成などを通じ、金融経済教育の分野で活動するNPO法人です。
※日本FP協会HP 「日本FP協会について」より
で、協会の目的としては上記のことと同じようなことが記載されていました。その他、「事業内容」として書籍の発行や国内外の関係機関との交流、ファイナンシャル・プランニングに関する調査研究などを行っているとのことでした。
また、忘れてはならないのが「ファイナンシャル・プランナーの教育と資格認定試験の実施」という事業です。今後はこの協会を通して受ける「継続教育」で最新の知識を身につけておくことや、さらにCFP、FP1級の資格試験についてもここで受験することになってきます。
実際に日本FP協会に登録してみて
さて、ここからは実際に日本FP協会に登録してみての所感です。AFP認定研修が修了したことのお知らせと同時に届いた封筒には、FP協会に登録するための申請書類が同封されていました。
しかし説明をよく読むと、どうやらネットからで入会の申請ができるとのこと、当然その方が郵送するよりも早く手続が完了するはずですので、ネットからの入会申請を行いました。なお、必要だったのはFP2級の合格者番号とAFP認定研修の修了証明書に記載されていた番号、あとは免許証の写メぐらいでした。あとは会費等の振替口座の登録ですね。
この後、6月の頭に入会金と年会費の振替が行われるとのことですが、入会金に関しては初回のみ10,000円年会費は毎年12,000円が登録口座から引き落とされることになります。
入会金のかかる初年度は別として、年会費は毎年引き落とされることになります。そう考えると月あたりの会費は1,000円となり、最低でもそれを超える価値分ぐらいの活用を目指すことになります。
登録の手続きについてはかなり早かったと思います。その他郵送でないと送れないようなもの、たとえばAFPの登録カードとかについては後ほど送られてくるとのことでした。
また、今後は日本FP協会から「FPジャーナル」とかいう機関誌が送られてくるとのことで、そこから最新の情報を得ることもできそうです。
これだけでも月あたり1,000円の価値はありそうな気がしますね。他にも会員登録後はネットから「MYページ」が利用できるようになります。
登録後はマイページが使えるように
日本FP協会に登録後は、ネットから「MYページ」にログインすることで様々な情報を得ることができるようになっています。ここでは、FP協会からの最新のお知らせやセミナーやイベントへの参加応募、資格更新のための単位の取得状況などを確認することができるようになっています。
また、先程の「FPジャーナル」の電子版を閲覧することもできるようになっているようです。これはスマホからちょっと確認したんですが、やはり画面が小さすぎて読みづらかったため、今度からはタブレットで見るようにしたいと思います。
さらに、「CFP資格審査試験」や「1級FP技能検定」についてもここから出願の申請ができるようになっているようです。
いろいろな情報を得たり、申請を行ったりできる「MYページ」ですが、この中に「継続教育テスト」という項目がありました。で、ちょっと気になったので確認してみたところ、どうやら単位取得のためのテストをここからWEB受験することができるようになっているみたいです(単位の取得については後述)。
まだまだ気がついていないだけで様々な機能がMYページにはあるかと思いますので、今後利用しながら確認していきたいと思います。
AFP資格の更新について
AFP(またはCFP)としての資格を更新するためには、継続教育期間である2年間で所定の単位を取得する必要があります。この単位は様々な活動によって認定されるようになっていますが、AFPの場合、継続教育期間内に以下の条件を満たすことで更新が可能になるとのことでした↓
- 15単位以上の取得
- 「FP実務と倫理」を含む3課目以上の履修
つまり、必修である「FP実務と倫理」+FP技能検定とどうようの範囲の中から2課目以上を履修し、合計の単位数が15単位を超えていれば更新できる、ということですね。
2年間で15単位というと一般的な大学院(文系、理系は知りません)に通った場合のおよそ半分の単位取得で済むことになります。ちなみにCFPになると30単位必要になるとのことでしたが、これでやっと大学院と同程度、かなり余裕を持って取りきることができそうですね。
実際に、以前参加した説明会でも日本FP協会の事務局の方からの説明で「ほぼ大丈夫」とのことでした。
で、肝心の「どうやったら単位が取得できるのか?」についてですが、先日送られてきた書類の中に同封されていたパンフレットには以下のような例が挙げられていました↓
単位取得の例
- 「FPジャーナル(偶数月号)」に掲載されている「FP詩上講座」を学習のうえ、継続教育テストを受験、合格
⇒3単位- 認定教育機関主催のセミナーを受講、修了
⇒0.5単位~- 支部主催の継続教育セミナーの受講
⇒1単位~- 「FPフェア」の講演を受講
⇒1.5単位~日本FP協会「AFP登録ガイド」17頁
先程も少し触れた「継続教育テスト」が単位取得のメインになってきそうな感じですね。
テストを受けるには1,000円程度の手数料がかかるとのことでしたが、そうそう何度もセミナーや講演会に足を運ぶことは叶わないと思いますので、時間を見つけて地道に受験していこうと思います。
※追記※
どうやらCFP資格審査試験の課目合格によっても継続教育単位が付与されるようです。そのことについて詳しくは以下の記事から↓
まとめ
今回は日本FP協会(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会)二登録してみて感じたことなどについて記載してきました。
今後、「MYページ」や毎月送られてくるという「FPジャーナル」から最新の情報を仕入れ、制度の変更や経済状況の変動などに振り回されず、リアルタイムで”使える”知識を確保していきたいと思います。