2級FP技能検定(FP2級)の合格後はAFPの認定も受けておくべき

2級FP技能検定(2018年9月試験)を受験した方々、試験結果の方はいかがでしたでしょうか?

今回の試験ではFP協会で受験した場合でも学科試験の合格率が39.47%と、2017年の1月試験ぶりに30%台の合格率に落ち込んでしまっています。また、きんざいの実技試験である「個人資産相談業務」においても、とてつもなく低い合格率となっており、全体的に見てちょっと大変な試験だったのではないでしょうか…

そんな中でも学科試験・実技試験ともに合格点を超え、または今回の試験で残っていたほうを合格させて「完全合格」を勝ち取った方も居られるはずです。

そういった方は「2級FP技能検定」に合格した「2級ファイナンシャルプランニング技能士」の資格(国家資格)を得られ、それが一生有効、ということになってくるわけですが、そこに留まることなく、その先にある「AFPとしての認定」まで進んでおくべきだと考えます。

※複数あるFPの資格それぞれの違いについては以下の記事から↓

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とはいえAFPとして認定を受け、日本FP協会の会員になった場合、それに関して年会費などの費用が毎年発生してくることになります。それでも「AFP」の認定を受けるべきと主張するにはそれなりの理由が必要なのかとも思います。

そこで今回は、FP2級の試験に合格した場合に、なぜAFPまでとっておくべきなのか?などについて確認していきます。

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FPとしての「継続教育」があるか否か

先ほども述べたように、2級FP技能検定(FP2級)の試験に合格した場合には、その資格は生涯にわたって有効なものとなってきます。

しかしながら、試験での出題内容が法令基準日によって変わってくるのと同じように、FPの資格に関連する法制度は毎年のように改正され、時間の経過とともに過去の試験で「正解」であったものとは違うものになってしまいます。

そうなると、将来日本国内で生活していくにあたり、「何十年前に取得した」FP2級の資格、即ちずっと有効な「2級ファイナンシャルプランニング技能士」としての知識は、もはや全く役に立たないものになってしまっていると考えてよいでしょう。

つまりは「資格」としてではなく「知識」としての有効性を保つためには、継続して勉強をし、常に最新の法制度に関して理解を得ている必要があるということです。

そういった点で、AFPとしての認定を受けていさえすればその資格は「2年の更新制」であり、当該2年の間に更新に必要な継続教育単位を取得していかなくてはなりません。単位の取得のためには「継続教育テスト」を受けたり、各地で開催されている研修会などに参加するなどして、常に勉強をしていく必要があります。

この「資格を更新するために必要な単位を取得する、そのために勉強したり研修会に参加する」という行動を取ることにより、FPの資格が知識としての有効性を保ってくれるようになります。

日本FP協会の方では研修会についての案内が頻繁に送られてきますし、継続教育テストも毎月送られてくる「FPジャーナル」の偶数月のものに掲載されているため、すぐに解答することができますし、送らないにしても試しに解いてみたりすることが可能です。

FP2級の試験に合格後、AFPに登録せずに自分で勉強していく、などということをするよりも、年会費その他を支払ってAFPとしてFP協会の会員になった方がはるかに効率よく現行の法制度に関する知識を得ていくことができるのは間違いありません。

年会費12,000円分の価値

AFP会員に限らず、日本FP協会に会員登録するためには入会金の他に毎年の年会費を支払っていく必要があります。

この年会費は12,000円(租税公課に該当し、消費税非課税)となっており、1年分を一括で支払うことを考えると結構高額なんですが、月あたりで見ると1,000円といったところです。そう考えると不思議なことにちょっと安いように感じてしまいます。

で、その12,000円(月あたり1,000円換算)を支払うことにより、2年間有効となるAFPの資格を維持することができる他、毎月「FPジャーナル」という機関誌が送られてきて、法制度に関する最新の情報や有識者のコラムなどを読むことができます。

また、FP協会やその各地にある支部が実施している研修会などへ参加する権利が得られ、そこでも有益な情報を獲得するチャンスがあります。

上記のようなメリットは、年会費12,000円を納めて会員登録を継続していくのに十分な内容であると思いますので、是非ケチらずに入会しておくことをお勧めします。

なお、まだ「2級FP技能検定」は受験していなくて、現在FP3級を取った段階、という方でも一般会員として入会することが可能とのことです。こちらも同等のメリットが得られるはずですので、ちょっと検討してみてはいかがでしょうか?

さらに上の資格「CFP」にチャレンジできる

AFPとしての認定を受けることで、その上位資格になる「CFP」の資格試験、「CFP資格審査試験」にチャレンジすることが可能になります。

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この試験は国家試験である「2級FP技能検定」とは異なり、6種類あるそれぞれの課目ごとの試験となり、その全部に合格することで一定の実務経験(研修で代替可とのこと)を経てCFPとしての登録が可能になるものです。

CFP資格審査試験は毎年6月と11月に実施され、僕は今回(2018年11月)の試験は飛ばして来年の6月の試験で何らかの課目を受験しようと考えているんですが、この試験に完全合格してしまいさえすれば、ファイナンシャルプランナーとして十分な知識を持っているといえる状態になるのではないでしょうか?

また、CFP資格審査試験の合格後は「1級FP技能検定」の実技試験を受験し、合格することによって、最高峰の資格である「FP1級(国家資格)」を取得することが可能になります。FPの資格に関しての最終目標はここになってくるわけですが、まずは「AFPの認定」を受験資格とするCFP資格審査試験の合格を目指しています。

AFPを超えてCFPとしての認定を受けることにより、誰かから様々なことについてファイナンシャルプランナーとしての見解を求められた場合にも、より詳細かつ正確な回答ができるようになってくるでしょう。

こうしたことからも、2級FP技能検定に合格したらまずはAFPの認定を受け、その後さらなるステップアップを狙っていくべきだと思います。

なお、CFP資格審査試験の各課目に合格した場合には、その課目に関する継続教育単位の取得も可能になってくるようです。確かに試験合格の為に”継続して勉強している”わけですから、それにより法制度に関する最新の知識を得ていると考えてよく、AFPの資格更新に必要な単位が取得できるということなんでしょう。

2級FP技能検定に独学で合格した場合の認定研修は?

最後に、僕もそうだったのですがAFP認定研修を先に受講せず、FP3級⇒FP2級という感じで独学により2級FP技能検定に合格した場合のAFP認定研修についてです。

FP2級の資格までは独学で合格することが十分に可能な試験ですので、やはり同じように3級から順番に受験していったという方はかなり多いと思います。そしてこの場合には試験の合格後にAFP認定研修を受講し、その合格を経てAFPとしての認定がなされることになっています。

で、そういった場合に受講するAFP認定研修は「技能士コース」を選択することになり、その内容のほとんどが「提案書の作成」に充てられることになります。

この「提案書の作成」が結構厄介であり、あまり変な認定研修を選んでしまうと合格点を貰うために必要な知識が獲られない可能性があります。

幸いなことに僕が選んだ「資格の大原」の認定研修はかなりしっかりした内容のもので、かなり時間はかかりましたが一発で合格点を貰える提案書を作成することが可能でした。受講料は20,000円と、全体の中で真ん中ぐらいの価格設定でしたが、十分にお勧めできるものだと思います。

なお、このブログでもAFP認定研修については度々取り上げていますので、よろしければそちらもご参照ください(リンクは一部)↓

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まとめ

今回は2級FP技能検定の合格後、AFPの認定を受けておくべきであるということの理由について確認しておきました。

正直、民間資格であるAFPおよびCFPの認定を受けておくことのメリットは「継続教育を受けることができる」ということが最も大きいとは思います。しかし、それ以外にも「最新の知識があると”他者から認められる”」などといった、対外的な部分についてのメリットもあるはずです。

AFPの認定を受けることには、今回挙げたこと以外、僕も気がついていないプラスの作用があるはずです。逆に、認定を受けることによってマイナスになってしまうことは全くないはずですので、せっかくFP2級の資格を取得したのであれば、上位資格に挑戦するかどうかに関わらずAFPまでは進んでおくべきでしょう。

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