AFP認定研修 提案書の提出前にチェックしておくべき5つのこと

FP2級・FP3級の試験が終わり(2018年9月試験)、受験者によってはそろそろ「AFP認定研修」はどうしようか?と考えているタイミングではないでしょうか?

僕の場合、FP2級の試験後に「技能士課程」でAFP認定研修を受講し、現在はAFPとして日本FP協会に会員登録をしています。

そのAFP認定研修で最も苦労した、というか非常に大変だったのが「提案書の作成」です。正直技能士課程の場合にはそれがすべて、FP2級の受験前に受ける課程であっても、結局合格・不合格を決定するのは「提案書の出来」次第となってきます。

そんな大切なAFP認定研修の提案書に関して、提出前に絶対にチェックしておくべきポイントを確認しておきます。なお、どのような提案書を提出すれば合格点をもらえるのか?については上記色の違う部分がリンクになっています。そちらをご参照ください。

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Contents

誤字脱字は無いか

AFP認定研修では、受講者が実際にFPとして、顧客からのい相談を受けたという状況を仮定して、その相談者にライフプランを提案するという体で「提案書」の作成を行います。

ということはつまり、AFP認定研修で作成する提案書は「顧客に渡すもの」ということであり、当該提案書に誤字や脱字が頻繁にある場合には「こいつはどうにも使えないFPだな…」と顧客に思われてしまうように、研修の合格・不合格を決定する担当者に対しても割り印象を与えてしまうことは間違いありません。

別に一箇所や二箇所といったわずかな誤字や脱字があったところで不合格になってしまうとも思いませんが、「実際の提案書」に即したものを作成しなくてはならない、問ことを考えた場合、完成後には一字一句しっかりと確認し、間違いがあった場合には確実に訂正しておくことをお勧めします。

キャッシュフロー表はマイナスになっていないか

AFPにんていけんしゅうで提出する提案書において、おそらくメインページの最後に添付する「キャッシュフロー表」の値が正確であることは非常に重要な合否判定の要素になって来るでしょう。

僕が経験上お勧めするAFP認定研修を実施している資格スクールは「資格の大原」ですが、その他の認定機関で受講した場合であっても、キャッシュフロー表については「しっかりとしたライフプランを設定すれば、必ず最終的にプラスで終えることが出来るようになっている」はずです。

逆に、キャッシュフロー表がマイナスになってしまっている場合には、何かしらの入力ミスなどが発生していることが考えられますので、どこが間違っているのか、確実に発見し、修正して置くようにしましょう。

具体的には以下のページにキャッシュフロー表がマイナスになってしまっている場合の対策を記載していますので、そちらをご参照ください↓

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AFP認定研修 「キャッシュフロー表」がプラスにならない?
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ライフプランの改善策は適当なものか

AFP認定研修の提案書では、実際にFPとして相談を受けた場合を想定して、適当なライフプランを設定し、それを提案していく必要があります。改善策がいい加減であった場合には、FPとしての信頼を損なってしまうわけですから、研修においてもしっかりとしたものを作成し、提案していかなくては、合格点を貰うことはできないでしょう。

具体的には↓

  • 無理に収入を増やすような提案をしていない
  • 不要なコストをしっかりカットできている
  • 相談者の希望である老後の趣味等を無駄にカットしていない

などといったことが挙げられるのではないでしょうか?

このあたりに関しては、AFP認定研修を受講した認定教育機関から配布されているテキストやその他の資料などで「こうするべき」といった指針が示されているはずですのでそちらをよく読んで、それに違わないようなライフプランを作成していきましょう。

しっかりした情報源からデータを得ているか

AFP認定研修における提案書の作成では、仮想の顧客に対して説得力のあるライフプランの提案をするために、データ等を用いてその年齢層での保険金額や投資金額の平均などといったことについて説明をしなくてはならない可能性があります。

で、そういったデータを収集するに当たっては、必ず官公庁などの「信頼できる」情報源から拾ってきたものでなくてはなりません。

これに関しては当然といえば当然ですが、一般の個人(専門家も含む)がやっているブログや企業のサイトなどからデータを拾ってくるのではなく、総務省統計局などといった国の機関や、その他の公的な団体等が公表しているものを利用すべきでしょう。

添付資料がしっかり付いているか

最後に、提案書の作成にあたり顧客に対して提示した「お勧めの保険」や「車の買換え」などについての情報を、キャッシュフロー表の後ろ、つまり巻末に添付資料として掲載しておくべきでしょう。

これについてはもしかしたら合否判定に含まれていないのかもしれませんが、「なるべくわかりやすく、かつ詳細な情報を提供する」ということ、また保険などについてお勧めのものを提示するだけでなく、それとの比較を可能にするという意味でも添付資料が必要になってくるのではないかと思います。

ちなみに僕がAFP認定研修を受講した際には、結構簡単に、以下のようなものを「別冊資料」として添付しました↓

別冊資料 表紙

(この後ろにURLのページがあったはずですが、どこかに行ってしまいました…)

おそらく、本当に簡単なもので大丈夫かと思います。とにかく実際に顧客が提案書を手にした場合、そのお勧めの情報をどこから仕入れたのかわかるように、そして類似のものとの比較が可能になるようにしてやれば良いのではないでしょうか?

まとめ

AFP認定研修では、このブログでも何度か取り上げている「提案書の作成」がメイン、というか最も大変な作業になってくるかと思います。

ただ、しっかりした認定教育機関で講習を受講し、注意すべきポイントを意識して、時間をかけて作成していけば必ず合格点が貰える仕組みになっているはずです。

今後、FP2級の合格発表を待って研修の申し込みをしようとしている場合でも、またはFP2級の受験資格を得ることを目的として現在講義動画などを見ている段階でも、最終的には「提案書」の作成を頑張っていくことになります。

実際に提出しなくてはならない段階になって焦ってしまわないように、早いうちに情報を集め、スムーズな作成が出来るようにしておくべきでしょう。

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