FP2級に独学で合格するための学習プラン(FP3級経由)

FP2級は独学で合格することができます。このブログではFP3級から受験を始めてその次の試験で2級に合格する”完全独学”での受験が可能であることを主張しています。

もちろん短時間でのAFP認定を目指している場合など、AFP認定研修を先に受ける方法が間違いであるというわけではありませんが、「ゆっくり」「低コストで」FP2級の合格を目指すにあたっては、3級⇒2級の順で、独学で受験するプランが最善のものだと考えています。

で、今回は僕が実際にFP2級に独学で合格した経験をもとに、「これはこうしたほうがいいんじゃないか?」的なことを付け加え、知識ゼロからFP2級合格までのより効率的と考えられるプランを構築しました。

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Contents

FP3級の受験申請、ここからスタート

本試験当日のおよそ2ヶ月前からFP技能検定の受験申請が始まります。まず最初にとるべき行動は、当然「FP3級の受験申請をする」ということでしょう。これをしないでいるといつまで経っても試験対策を始めることがなく、最終的に「まぁいいや…」となって生涯受験しないまま終わってしまいかねません。

資格スクールでAFP認定研修も兼ねたFP2級試験対策の講座を取っている場合にはそのようなことにはならないかもしれませんが、独学で受験しようと考えている場合、「勉強を始める」というところが重要になってくるように思えます。

ゆえに、受験の申込期間が始まったら、忘れないうちに、なるべく早めに受験の申請をしておくべきでしょう。申し込みをしてしまえば、手数料を支払った手前イヤでも時間を割いて試験対策をすることになるため、「まず申し込む」という行動は大切なんじゃないでしょうか?

で、参考までに2019年度分のFP2級・3級の試験日程と申込期間を確認しておきます。来年以降若干のズレはあるとは思いますが、ほぼこのような日程で申込⇒受験が可能になると考えていただいて差し支えないでしょう。

※FP2級・3級の試験日程と申込期間

試験日申込期間
2019年5月26日(終了)終了
2019年9月8日終了
2020年1月26日11月13日~12月3日(2019年)

参考:日本FP協会HP「試験日程」

FP3級の実技試験はその後の2級も見据えた選択を

FP3級の試験に申し込む際には、3種類ある実技試験の中から一つを選択することになります。選択した実技試験によって日本FP協会なのかきんざいなのかという試験実施団体も決定されてくることになります。

この実技試験の選択、以前にも2級の受験を見据えて選択すべきであるという記事を投稿しましたが、3級に続いてFP2級の受験を決めている場合には「2級で受験したい」と思う実技試験の課目と同系統のものを選択して受験するようにすべきです。

そうすることによって、FP2級の本試験では「3級の実技試験のグレードアップ版」を受験するような形になり、3級の試験対策で覚えた内容が活きてくるためです。

独学でFP2級までの合格を目指す場合、「3級から引き続き同じ内容を勉強する」ことでかなり実力をつけることができるはずですので、是非実技試験の選択は「FP”2級”」を意識したものにしてみてください。

参考までに、FP2級と3級の実技試験の対応表を掲載しておきます↓

FP3級の実技課目FP2級の実技課目
資産設計提案業務(FP協会)資産設計提案業務(FP協会)
個人資産相談業務(きんざい)個人資産相談業務(きんざい)
保険顧客資産相談業務(きんざい)生保顧客資産相談業務(きんざい)
損保顧客資産相談業務(きんざい)

FP2級の実技試験で選択できる「中小事業主資産相談業務」については3級のどの試験に対応しそうなのかちょっとわかりかねるため記載しませんでしたが、そもそも「中小」と「損保」の2課目については受験者数も少なく無視してよいレベルかと思います。

テキストは”FP2級”のものを最初から購入しても良い?

独学でFP2級まで合格しようと考えている場合、「テキストの選定」は非常に重要な要素のひとつとなってきます。ここで変なものを選んでしまうと、誰も教えてくれない、テキストにも載っていない、という内容が本試験で大量に出題されて詰んでしまうことになりかねません。

その重要なテキスト選びについて、ここで提案したいのが「FP3級の受験時からFP2級用のテキストで勉強する」という方法です。

正直、FP技能検定は2級でも3級でも範囲は同じであり、わざわざ3級のテキストから入っていくよりも、最初からFP2級の試験を念頭において試験対策をしていくことも可能です。

「いきなり2級の内容から入ってしまうと理解できない部分が多くならないか?」と思う方もいるかもしれませんが、FPの試験で出題されるそれぞれの論点に関する内容はそれほど難解のものではなく、いきなり2級のテキストを使用してもそれほど苦にはならないはずです。

同じ6つの範囲からの出題であり簡単なFP3級からより深く掘り下げたものがFP2級。このあたりも、FP2級までは完全に独学で合格可能であるということの根拠になってくると言えるのではないでしょうか?

なお、テキストを用いた勉強でどうしてもわからない部分などは関係省庁のHPなどでその内容について調べると良いでしょう。公共機関のHPでは試験対策のテキストよりもより詳しい説明がなされているものが大半であるため、そういったところで調べることにより、その論点に関する理解が深まってきます。

※関連:FP2級用の試験対策テキストについては以下の記事から↓

3622ca167c6859063fefd002611930c0 100x100 - FP2級に独学で合格するための学習プラン(FP3級経由)
FP試験対策 )FP2級のテキストと試験内容、3級との違いは?
先日注文していた2級FP技能検定のテキストがようやく手元に届きました。今後、1月の試験に向けてこれを中心に勉強していく予定です(申し込みを...

※注意点※

続けてFP技能検定を受検する場合であっても、3級と2級の試験の試験の間に改正が入ることがあるので注意が必要です。例えば3級と2級の受験の間に改正が入る内容があると、ひとつ前に購入したテキストではその内容について役に立たなくなってしまいます。

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FP2級・3級 法制度の改正が試験に適用されるのはいつ?
FP2級・FP3級の資格試験は、一部の実技試験を除いて毎年1月、5月、9月の年3回実施されています。他の資格では「年1回の実施」となっている...

そういった論点については、別途関係する機関のHPを用いて調べるなどして新しい情報に切り替えていく必要があります。

FP3級の試験は難易度が低め、独学だからといってそこまで警戒する必要はない

FP3級の試験は、他の資格試験の「3級」と比べても難易度が低く、非常に合格し易い部類の試験になっています。おそらく独学でFP2級も受験することを念頭に入れて試験対策をしていた受験者の方からすれば、非常に易しいと感じられる問題ばかりが出題されることになるでしょう。

ここ最近の試験では、FP2級は合格率が上昇傾向なのに対して、3級ではやや難化傾向にあるようですが、それでもかなり合格率の高い試験であることには変わりありません。

このFP3級の試験では、おそらくテキストの内容をしっかり理解して臨むことによって、問題集や過去問での演習などをしなくても合格ラインに到達することは十分可能です。よって、3級の試験まではひたすらテキストの内容を覚えていきましょう。

※関連:これからFP3級の試験対策を始める場合に知っておきたいこと

なお、過去問などで実際に出題された問題での演習をしておかないと不安、という方は試験当日までに無料のスマホアプリで問題を解いておくことをお勧めします。

また、資格試験自体あまり経験がなく、いきなり本試験の問題を見てどうしたらよいのかわからなくなってしまうかもしれない…という場合には、あらかじめ日本FP協会またはきんざい、つまり試験実施団体のHPで公開されている本試験問題をいくつか解いておくことをお勧めします。

ただし、これには注意が必要な点が2つあります。

ひとつは「公開されている本試験問題は現在の法令基準に合致せず答えが違う可能性がある」ということです。ここで古い知識を正答と誤認してしまった場合、本試験などで引っかけの選択肢として用意されている「過去はそうだったけど今は違う」選択しにハマる可能性があります。

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FP2級・3級 法制度の改正が試験に適用されるのはいつ?
FP2級・FP3級の資格試験は、一部の実技試験を除いて毎年1月、5月、9月の年3回実施されています。他の資格では「年1回の実施」となっている...

もうひとつは「公開されている本試験問題は徐々に消されていく」ということです。これは過去何回か分解いておきたい、というだけであればあまり関係ありませんが、もし、FP2級の受験の見据えて長期的な勉強を計画しているのであれば、公開されているうちに何らかの手段で保存しておく必要があります。

FP2級・FP3級 公表されている過去問は今のうちに保存しておくべき
FP2級・FP3級の5月試験を受験された皆様、おつかれさまでした。既に「日本FP協会」または「きんざい」のHPで試験の解答が公開されていま...

そこまで身構えることはないレベルのFP3級ですが、後にFP2級も受験することを考えれば、ここでそれなりの準備をしておくこともマイナスになることはないでしょう。

次はFP2級の受験申請、ここからが本番

FP3級の合格を確認したら、次はいよいよFP2級の試験に申し込むことになります。ここからは完全にFP2級の合格を目指していくことになりますので、申込期間が始まったらすぐに受験申請をすることの他、その前の期間、つまり3級の受験後の「空き」の期間についてもしっかり試験対策をしておくことが重要です。

この空き期間は独学受験者特有のものであり、試験対策講座からそのままFP2級の試験に向かうことができる講座組にはないものです。そして独学の場合、ここをダレないようになんとか繋いでいかないと、FP2級の合格はかなり遠のいてしまいそうです。

不思議なことに、どれだけしっかり勉強して、テキストの内容を完全に把握したとしても、一度試験を受けた後に勉強を中断してしまうとそこで覚えたはずの内容が急速にどこかに消えてしまいます。

せっかくの試験対策が無駄にならないためにも、3級の受験後からFP2級の受験申請までの間もしっかりと勉強しておくべきでしょう。

独学での受験の場合にはこの期間でサボってしまったり、そもそもFP2級の受験自体どうでも良くなってしまう可能性があるため、必ず毎日テキストを開くなど、モチベーションを保ち続けるようにしなくてはなりません。

FP2級の試験は「3級+α」試験範囲に変更はない

先程も少し触れましたが、FP2級の試験範囲は3級と同じであり、特に大きく追加されるような分野があるわけではありません。独学で勉強を進めている場合でも「新しく出てきた何か」に苦しめられることはそこまで多くないはずです。

で、念のため確認しておくと、試験範囲は以下のようになっています↓

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスクマネジメント
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産運用
  • 相続・事業承継

上記はFP2級も3級も同じです。つまり、3級で出題された論点をより深く掘り下げたものの他、「タックスプランニング」の消費税などのように、同じ試験範囲内で追加的な項目が出題されるようになっていると考えてよいでしょう。

※関連:FP2級と3級の難易度の違いについて確認した記事

ここにきて、FP3級の試験から継続して勉強してきた分がかなり活きてくることになりますので、3級⇒2級の試験の間は可能な限り空けず、内容を忘れてしまわないうちに続けて試験対策を行っていくようにするのが最善と考えてよいでしょう。

なお、先程列挙したFP2級の「6つの出題範囲」全てが出題されるのは、学科試験と日本FP協会の実技試験である「資産設計提案業務」の2つです。

それ以外、つまりきんざいの実技試験では6つの試験範囲のうち一定のものが出題されないことになります。もしそれらの実技試験を受験する可能性があるのであれば、試験対策上そのことを意識しておくべきでしょう。

問題集・過去問集はFP2級の受験申請直後から

FP3級の試験に合格(学科・実技共に)したら、いよいよ本番であるFP2級の試験に向けて試験対策を行っていくわけですが、当然2級の方が試験内容も難しくなり、合格率も低くなっています。

FP2級の試験についても、日商簿記などの他の資格試験と比べると合格率が高く、難易度が低い方ではあるんですが、これは既に「AFP認定研修」などで効率よく知識を入れてきた受験者の分も含めての合格率になっています。

つまり、独学で試験対策をしている場合には、大手の資格スクールなどが用意した非常に効率的な試験対策を行ってきた受験者と比べて多少は実力に劣る部分が出てくるのではないかと思います。このあたりは仕方がないと考える他ないでしょう。

しかし、だからといって独学で合格できないというわけではなく、しっかりと時間をかけて試験対策を行っていれば独学でも確実に一発合格することが可能です。

では、FP2級の独学での試験対策において時間をかけるべきポイントはどこなのでしょうか?

それは「問題集・過去問集を用いた演習」なんじゃないでしょうか。

※関連:FP2級の問題集と過去問についての記事↓

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僕がFP2級の試験を受験した際には、勉強計画の甘さ故問題集を始めるのも遅れ、過去問に手を付け始めたのは本試験の1週間前と、かなり遅れをとってしまったため、試験直前になって相当量の詰め込み作業が必要になってしまいました。

問題集・過去問集の解答演習は、テキストで把握していたはずだが実際に問われると答えられなかった部分や、そもそもその論点についてしっかり把握できていなかった部分などを発見することができ、間違えた問題からテキストに戻ってもう一度確認するということが可能である分、かなりのスピードで実力をつけることが可能になります。

これは試験対策講座の受講組にとっては当然のように最初からやっていることなのかもしれません。アウトプット学習はかなり大切な要素ですから。

しかし独学でFP2級にチャレンジする場合には、テキストと問題集を別々に用意して、初めてこういった方法で勉強を進めていくことができるようになります。

しかも「最初は初歩的な問題から」などと選ぶことはできませんから、いきなり問題集に収録されている本試験レベルの問題を解くことはかなり難しいです。よって勉強スタートと同時に「アウトプット学習」を並行していくことはかなり困難なことです。

では、どのタイミングで問題集や過去問を用いた勉強を始めていくべきなのでしょうか?

FP2級の試験対策を開始した直後は当然無理です。まずはインプット学習をこなすべきでしょう。1ヶ月後でもまだ基礎が固まっていない可能性が高いです。1日あたりの勉強に充てられる時間にもよりますが…

これに関して最も適切だと考えるのが「FP2級の試験の申込直後」です。ここで始めてしまえば、本試験までのおよそ2ヶ月間、「問題集・過去問⇔テキスト」を行き来することによって頻出論点をすべてカバーすることができるでしょう。

そしてこれにより、本試験で多少時事的な問題が解けなくても、合格点を割り込むことにはならないはずです。

なお、この方法は上で述べた「3級の試験から2級用のテキストで試験対策をしてきた場合」では、2級のテキストを読み始めたタイミングを起点として使える手法です。時期的には少し早まります。

とにかく、テキストをしっかり読み込んでいないのにいきなり問題演習(アウトプット学習)をしても効率が悪いだけかと思われますので注意する必要があります。

実技試験の課目選択は3級と同系統のものを

先程も述べましたが、FP2級の試験を独学で、3級から続けて受験する場合には実技試験については3級のときに受験したものと同系統のものを選択して受験することを強くお勧めします。

これにより3級の試験から引き続いて試験対策を進めていくことが可能になりますので、全く違うものを選択してしまうことがないようにしましょう。

しかし、3級の試験で「その実技試験がメインとしている分野」が苦手であることに気がついてしまった場合のみ、選びなおしをしても構わないかもしれません。

もし、実技試験の選択をやり直す必要があると感じた場合には、以前FP2級の実技試験の選択について触れた記事がありますので、そちらもご参照ください。

なお、「3級のときに受験した実技試験のメイン分野は苦手だが、結局どこが得意なのかわからない…」という場合には、すべての範囲から満遍なく出題される日本FP協会の「資産設計提案業務」を受験すると無難かもしれません。

本試験直前には「模試」を受けるという選択肢もある

もうひとつ、これは後々になって気がついたことなんですが、FP2kっゆうの試験を受験する前に、「模試」を受けておくこという選択肢もあります。

これにより本試験問題の感覚や、会場で受験する場合には試験の雰囲気なども事前に感じ取ることができ、実力の向上だけでなく「それ以外の部分」についてのメリットを享受することができるはずです。

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FP2級の試験対策として「模擬試験」を受けることも可能
FP2級の合格に向けて勉強を進めている方は、おそらくAFP認定研修や、独学者であればテキスト・問題集、それから過去問集等の参考書籍を用いて...

FP2級の模試は、大手の資格スクールが実施しているものもありますが、試験実施団体である「きんざい」が直に受け持っているものもあります。しかも気軽に簡単に受験できる「ファミマプリント版」も用意されているとのこと。

「かなり勉強はしたが本試験は不安だ」とか「今どのぐらい実力があるのか知りたい」などという場合には、こういったものを受験し、力試しをしてみると良いでしょう。

本試験では必ず自分の解答をメモしておき、自己採点に備える

テキスト、問題集などを用いて試験対策をしっかりしておけば、独学であっても合格ラインに到達できないということはまずもってないかと思いますが、本試験では思わぬミスで失点してしまうことも考えられます。

そこで、自宅に帰ってから公表された模範解答をもとに自己採点が可能になるよう、自分の解答はしっかりメモしておくべきです。

なお、学科試験についてはそれをもとに得点まで把握できてしまいますが、実技試験の配点は非公表となっていますので、資格スクールなどの配点予想を利用しておくと良いでしょう。

ちなみに、このブログでも「FP2級の実技試験」に関して、日本FP協会の実施する資産設計提案業務のみではありますが配点の予想をしています。順次検証し、更新していく記事ですので、もし良かったら参考のひとつに加えてください。

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FP試験対策 FP2級、実技試験の配点は?
FP2級の実技試験は配点が公表されていないため、受験後に自己採点をしたとしてもその結果でどのぐらいの得点できているのかを正確に知ることは難...

で、もし大きなミス(マークシート付け間違いとか)などがありそうで、合格できているかちょっと怪しい…というときには、合否発表までの間も空いた時間に少しだけ、など試験対策を継続しておくと、内容を忘れにくくて良いかもしれません。

FP2級に限らず、独学で資格試験を受験する場合には、自己採点などの「受験後の処理」については自力で情報を集めてやっていかなくてはなりません。少し面倒ですが、それまでの「独学での試験対策」と比べれば造作もないことのはずです。確実にやっておきましょう。

まとめ

最後にもう一度確認しておきますが、FP2級の試験は確実に独学で合格できます。

しかも、「テキスト⇔問題演習」という試験対策を繰り返しやっておきさえすれば、初めての試験であってもまず不合格になることはないんじゃないでしょうか?つまり一発で合格可能ということです。

しかし、その分独学での合格にはFP3級を受験しなくてはならないなど、なにかと時間がかかってしまうのも事実です。

そのことも踏まえて「ゆっくり独学で合格を目指すのか」「講座を取って即効でFP2級・AFPまで行くのか」ということを決めてみてください。

※この記事の記載については2019年10月時点で若干修正を加えてあります。これからもFP2級の独学試験対策についてはいろいろと考えていきますので、大きく変化するようなことはありませんが、微妙な変更点があるかもしれません。

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