本試験(1月28日)まであと一週間というところですが、遅ればせながら過去問集を購入しました。正直まだやりこんでない状態なのでなんともいえませんが、とりあえず前回購入した問題集と同じシリーズのものを選択しました。
問題集の感想等については以下↓
FP試験対策 FP2級の問題集を購入してみて、感想など
FP2級・AFP 重要過去問スピード攻略というタイトルで、
出版社は「成美堂出版」、CFPの伊藤亮太さんという方の編著となっていました。
発効日は2017年6月20日でしたが、「17→18年度」と、18年度の試験にも対応している旨の記載がありました。
価格は1,800円+税、やはり購入者がそこそこいそうなだけあって専門書とかと比べるとかなりお安くなっています。
論文なんかで参考文献として使う書籍が「超高額」とか「絶版…」とかそんなのばっかであるのに比べて、比較的受験者の多い資格試験の対策に使うものは「安価」で「定期的に改定」されるので安心して購入することができます。
ただ、古本とかで買うと情報が古くて使い物にならないことがある、というデメリットも存在しますが…
前置きはこのぐらいにして、以下で内容についても詳しく見ていきたいと思います。
ページ数や収録問題数など
表紙にも記載されている通り、この過去問集には合計333問の問題が収録されています。ただ、これは「学科試験」と「実技試験」を合わせた問題数のようで、
実技試験については科目が選択制であるため、実際には解かない問題も出てくるかと思います。
しかし、せっかく掲載されている問題ですし、僕が受験するのは日本FP協会の試験であるため、すべての課目から満遍なく出題されることを考えると、時間があれば金財の方の出題科目についても解いてみようかと思います。
※試験問題等については以下の記事から↓
2級FP技能検定に申し込み
ページ数に関しては合計423頁と結構分厚くなっており、うち274頁までが学科試験、以降が実技試験に対応する内容となっています。その他、「別冊(ざっくり取れるタイプ)」として、50頁程度の「重要ポイント集」がついていました。
なお、ここにいう「ざっくり取れるタイプ」とは、なんか問題集とかの解答一覧みたいなあの感じです。意味不明かと思いますが(筆者がバカであることを)お察しください。
で、「重要ポイント集」に関しては本試験まで1週間という状況では今更なんですが、次回以降の試験を受験する場合には有用なんじゃないかと思います。あと、学科試験と実技試験の間でざっと確認する用にもいいかもしれません。
書籍自体のサイズは前回購入した問題集よりも一回り大きく、「普通の参考書」サイズです。分厚さと大きさを考えると普段の持ち歩きにはちょっと適していないかな…といった感じです。
おそらく別冊の「重要ポイント集」の方を外して持ち歩くように、ということなんでしょう。
問題の構成など
この問題集における問題の構成は、よくあるような「第○○回、第××回…」というようなタイプではなく、範囲ごと選出された問題を掲載しています。
学科試験についてはそれぞれの試験範囲で35問~40問程度、実技試験の方は範囲ごとばらばらな問題数になっていました。
問題と解答の仕組みは、学科試験に関しては「左ページに問題⇒右ページに解答」という感じになっており、もちろん、例にならって赤シートで解答を隠すようになっています。
実技試験に関しても、問題がいくつか並んでいて、その次に解答が載っている形式です。
こういった形式の場合、本試験と同じ形式で問題をやっていくタイプと違い、
解答するときの臨場感的なものはありませんが、「効率よくわからないところを確認する」という観点では、こちらの方がいいんじゃないかと思います。
また、それぞれの問題には「★1つ~★3つ」というかたちで難易度が示されています。
時間がある場合にはこれを参考にして、どの問題を優先的にやるかなんてことも判断できそうです。
その他、余白部分を使って「重要用語」や「ここがポイント」などとして、
その問題に関連する事項の解説がされているところもあります。
問題を解いてみてすぐに解説があると理解度がより深まるような気がしますね。さらに問題によっては「出題頻度」として3段階の表示がなされているものもありました。
これも試験対策の参考になる要素だと思います。
まとめ
まだ問題集の方をあまりやり切れていない状態で過去問集を購入してしまったわけですが、残りの1週間、並行して全部の問題をやっていくのはかなり大変だと思います。
ゆえに、ちょっとやばそうな所はすっぱり諦めて、解けそうな問題に集中していく方が無難なのかもしれません。
やはり2級の試験となると、3級とは違って解答に時間もかかるでしょうし、「満点を目指す」なんてのはかなり時間をかけて対策していかないと厳しいんじゃないかと思います。
そういったことも踏まえ、「あわよくば今回(2018年1月)で合格ラインに到達」ということを目標にして、”取れそうなところを可能な限り増やしていく”感じでやっていきたいと思います。