FP試験対策 損害保険

今日はちょっとだけFP2級の試験対策を先に進ませ、
リスクマネジメントの範囲にある「損害保険」について記載していこうと思います。

過去のリスクマネジメントに関する記事は以下↓
FP試験対策 リスクマネジメント
FP試験対策 リスクマネジメント~保険契約~
所得税の生命保険良好所 契約の新旧により控除額の計算が違う点に注意

一口に損害保険といっても、
そのなかには火災保険や自動車保険などといった
様々な種類の保険が存在しています。

それ以外にも利得禁止などの原則の部分や実損填補・比例填補の違いなど、
損害保険の仕組み的な部分も出題範囲になっているようですが、
これについては3級の試験対策でも十分に学習した内容であるため
今日はスルーしておき、
「損害保険に属する各種の保険契約」について、ひとつづつ見ていこうと思います。

火災保険と地震保険

火災保険

まず、「火災保険」といってもこのなかにいろいろと種類があるようです。
たとえば住宅火災保険、店舗総合保険、住宅総合保険、普通火災保険、
などといった感じです(他にもあるとは思いますが)。

このうち「住宅火災保険」と「住宅総合保険」の補償内容の違いが頻出又は重要とのことなので、
ちょっとリストアップしてみます。

住宅火災保険では補償されないが総合保険では補償される事故
  • 水害
  • 落下物や飛来物
  • 持出家財に対する被害
  • 漏水事故
  • 盗難による被害

火災保険では補償されなかったちょっとマイナーな被害について、
住宅総合保険では補償範囲内になっているんですね。

しかし、そんな住宅総合保険でも補償されない事故があります。
事故というか大規模な天変地異なんですが・・・
地震・噴火・津波です。
昔「地震でおきた火災は火災保険じゃ~~」みたいなCMが流れていたのを覚えています。
そういうことだったんですね。
で、そういう場合は火災保険に「地震保険」を付けるわけです。

地震保険

地震保険は、これ単独で加入することはできません。
必ず火災保険に付帯して、
火災保険契約の30%~50%の範囲で補償を設定します。

補償の上限は建物につき5,000万円・家財につき1,000万円となっており、
損害の程度によって、全損の場合は100%補償、大半損の場合は60%補償、
などと4段階に分かれています。

保険料については都道府県による差と建物の構造による差で変わってくるとのことです。
静岡県や愛知県で非耐火住宅、となるとかなり大変ですね。
地震保険について詳しくは以下を参照してください↓
財務省HP

昔から「地震、雷、火事、おやじ」といいますが、
現代の保険制度においては

  • 地震⇒地震保険
  • 雷、火事⇒火災保険
  • おやじ⇒生命保険

といったように、そのすべてがカバーされている状態にありますね。

自動車保険

自動車保険というと、「自賠責」と「任意保険」に分かれる。
というのはかなり一般的なことなんじゃないでしょうか。

なのでここでは自賠責の概要についてのみ触れていこうと思います。

自賠責は加害者側以外の対人事故のみの補償となり、
死亡事故で3,000万円、傷害事故は120万円、後遺障害が残った場合は4,000万円が限度となります。

つまり物損事故については一切補償がないわけで、
どっかのコンクリート塀に刺さってしまった場合なんかは自腹ということになります。

補償額もとても十分とはいえない金額ですし、
これはせめて任意保険の「対人・対物無制限」ぐらいは入っておかないといけない、
とよく言われているのも納得のいく内容です。

ちなみに、自賠責は自動車を保有する人すべてが加入しなくてはなりません。
僕も16歳のとき原付を買って入ったのが初めてでした。
当時はもちろん何のことだかわかっていなかったんですが、
(試験対策上も)重要な制度だったんですね。

自賠責について詳しくは以下↓
国土交通省HP

傷害保険

傷害保険は、日常生活におけるケガとかを補償する保険です。
これについても種類がいろいろとあってややこしいんですが、
FP2級の試験で出題されそうなところは、
普通傷害保険では細菌性食中毒、天災は対象外(ただし業務災害は補償)、
国内旅行傷害保険では細菌性食中毒も補償、ただし天災は対象外、
海外旅行傷害保険では細菌性食中毒も、天災も補償される。
といったところでしょうか。

また、所得保障保険や介護費用保険についても、傷害保険に類似する保険商品であるということが紹介されていました。

賠償責任保険

賠償責任保険は、突発的な事故によって賠償責任を負うことになった際に保険金が払われるものです。
このなかには個人向けのものと法人向けのものがありますが、
法人向けのものはPL保険など、よく耳にするものがありました。

賠償責任保険全体としては法人向けのものに関する論点が多いように見えますが、
ここでは「個人賠償責任保険」について取り上げていこうと思います。

個人賠償責任保険は、個人またはその家族が、
日常生活において損害賠償責任を負った場合に、それについて保険金が支払われるものです。

「日常生活」といっているので、当然業務上生じた賠償責任については対象外です。
また、同居の親族に対する賠償も対象外、故意によるものは当然アウト。
この他、船舶や車両の使用や保管に係る賠償責任についてもダメとのこと。

意外と補償の範囲が狭く、
「じゃ、なんだったら補償されるの?」って感じですが、
以下のサイトで対象になるものと対象外になるものが列挙されていました↓
日本損害保険協会HP 損害保険Q&A

わりとありがちな内容(無いに越したことはありませんが)についての補償となるようですが、
気になったのは「自転車を運転中に発生した賠償責任」が補償されることです。
軽車両だけどここは自動車とは分別されているんですね。

最後に

上記のもの以外にもFPの試験範囲内に損害保険はたくさんあるようです。
それらを全部覚えるのは時間的にも能力的にも無理があるため、
問題集などから出題されそうなポイントを絞って対策していきたいと思います。

また、地震保険には所得税と住民税の所得控除もあります。
しかしこれについては「長期損害保険契約」と両方ある場合の計算が複雑で気持ち悪いため、
計算方法についてぜんぜん覚えていません。
この辺についても覚えるべきなのかどうなのか、
テキスト等で調べていく必要がありそうです。