宅建試験を受験してきました!受験の感想と今後の課題など

2018年10月21日、とりあえずの1回目として「宅建試験」を受験してきました。

※宅建試験の結果は見事に合格でした、詳細は以下の記事から↓

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宅建試験はまさかの合格!書留が来ていました
先日行われた宅建試験、合格発表は昨日だったんですが、ネットなどの情報によると「発表の直後ぐらいには簡易書留で合格証書が届く」とのことでした。...

結果についてはまだ何も判明していませんが、受験してみた感じとしては「思ったよりも得点できているんじゃないの?」といったところです。

試験終了後2時間ぐらいから、すでに大手の資格スクールなどは解答速報を出し始め、サイトがパンクしているようなところもあったようです。20万人以上が受験しているという大規模な試験の受験者が一斉に同じサイトを見るわけですから当然といえば当然ですが…

で、そのときには早く自己採点してしまいたい!という考えであったわけですが、今はちょっと考え直し、「12月5日」の合格発表までそのままにしておこう、と思っています。

なぜならば、結果が不合格だった(その可能性のほうが相当に高い)場合でも、早めにそれがわかったところで来年の試験に向けて直ちに勉強を再開するほどのみなぎる活力は持ち合わせておらず、完全に合否が判明するまで放っておいたところで対してマイナスにはならないと考えたためです。

しかしながら、来年の試験に向けていくつかやっておかないとならないことがあります。それは「今回受験した感想を忘れないうちにまとめること」および「来年受験する場合に気をつけるべきことを書き留めておくこと」です。

ということで今回は、初めての宅建試験を受験しての感想と、来年の試験を受験する場合の対策について、備忘録も兼ねて確認していこうと思います。

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Contents

今回の宅建試験は「簡単」だったらしい

まず、今年の宅建試験に関しては「合格点が38点になる可能性もある」など、例年と比べて難易度が低い傾向にあったようです。

そんなこと言われても発受験ですから簡単なのかどうなのかなんてわかるわけありませんが、一部の方が予想しているように38点とかそれ以上の合格点であった場合、今回は諦める他なさそうです。感覚的にそんなに得点できている気はしませんでしたから…

というかその場合、僕みたいなしょうもない受験者よりも、無理やり受けさせられて36点とかとって「やっと解放される!」と一瞬でも思ってしまった宅建業に従事する受験者の方が哀れでなりません。

短い勉強時間でも解答できる問題は十分にある

次に、実際に宅建試験を受験してみて思ったことですが、「そんなにしっかり勉強していなくても、その知識で解ける問題は十分にあった」ということです。

今回の受験に際して、もしかしたら日頃の勉強不足の成果を十二分に発揮し、本試験ではどの問題も全くわからない、なにも解けない、というような状況になることも想定していました。

まぁ、どのぐらい勉強すべきなのかについてはまだわかっていないため、「どの程度勉強不足なのか?」についてもわからないわけですが、不足しているかどうかといえば明らかに不足しているでしょう…

なお、この勉強不足の原因は、時間が足りなかったという正当な理由があるものではなく、単に「しなかった」「youtube見てた」という行動の結果であり、自分の責めに帰すべきものであるのは間違いありません…

しかし、そんな状態で臨んだ今回の宅建試験、問題によってはぱっと見で「これが明らかに正しいor誤り」というのがわかる問題がちらほら見受けられました。

で、どうしてそうなったのか?について考えたところ、現在宅建の試験対策に利用している問題集によるものではないかという結論に至りました。

現在使っている問題集は「FP/金融機関職員のための宅建~」というものなんですが、どうやら「きんざい」から出版されているこの問題集、過去問を精選してまとめたものになっていたようで、過去に何度も出題されている論点について徹底的にカバーしているのではないかと思います。

その問題集一本でやってきたことにより、頻出の論点については割りとすんなり解くことができたのではないかと思います(そればかりに頼ったことによるマイナス点は後述)。試験の結果はどうなるかわかりませんが、今後もこういった「出題履歴のある問題」についてはしっかり確認していくようにしたいです。

試験時間は割りと余裕、部屋は暑い、

次に、試験前にも若干気になっていた「試験時間」についてです。以前の記事でも述べましたが、宅建試験は電卓の持込が禁止であるとはいえ、報酬に関してややこしい計算問題が出題される可能性もあることがわかっていました。

これにより、2時間の制限時間内で間違いが無いか確認する時間を考えて「1問2分程度」の解答時間ですべての問題をしっかり全部解答していくことができるかどうか?ということに不安を感じていたわけですが、今回の試験で「時間にはやや余裕がある」ということがわかりました。

ただ、今回の試験では「全くわからないため諦めたところ」が存在していたためその分解答時間も浮いていたことを考慮する必要があります。ういったことを考慮に入れた場合、なんだか油断はできなさそうな気がしますので、来任の試験を受験する場合には、できる問題については可能な限り早く解答にたどり着くためにできることを考えていこうと思います。

あと、こればかりは仕方がありませんが、部屋が暑いです、今回は特別気温が高かったのでしょうか?カーディガンを着たまま行ったのは誤りでした…このあたりの調整についても試験慣れによってしっかりできるようになれば、宅建試験のみならず、他の資格試験でもたいしたことない実力を限界まで発揮することができそうです。

問題文の細かいところにヒントがあるようです、もっと落ち着いて読むべきか

さて、宅建試験の受験は今回が初めてだったわけですが、ひとつ受験中に気がついたことがありました。それは「問題文や選択肢の中に細かいキーワード的なものがあり、それをきっかけにして解答が絞り込めることがある」ということです。

解答の途中に「普段の試験対策で読んでいた文章と比べてちょっと変だな~」というような違和感を感じて問題文や選択肢をよく読むと、「明らかにこれが間違い」というような単語や文章があり、それにより正解(たぶん)の選択肢が判明したパターンがありました。

つまり、宅建試験においては「露骨に間違っているものを知識に基づいて判別する」だけでは足りず、「問題文や選択肢をよく読んで微妙に間違っている部分を探す」ということをする必要があるようです。

例えば「宅建業法」の範囲において、取引の相手方が「宅建業者である○○」と「宅建業者でない××」とではえらい違いがあるように、文章上のちょっとした違いをしっかり読み取り、そこから解答すべき番号を検討して導き出していく必要があるようです。

このことから、来年の試験を受験する場合には、過去問やテキストの記載内容をしっかり、一字一句把握しておき、微妙な単語の違いなどをより素早く発見できるようにしていくことを意識していこうと思います。

やはり鬼門は「権利関係」の範囲、民法がややこしい…

次に、実際に試験を受けてみて不安に思ったことを書き留めておこうと思います。

といっても来年の試験に向けた不安要素は勉強を始めた当初のものと変わらず、「権利関係」特に民法の条文によれば何とか~という部分が非常にややこしく、覚えきれるとは思えない、ということです。

今回(2018年度)の本試験でも、民法や借地借家法などのことについて問う問題では、テキストにも問題集にも記載が無かった内容が次々に現れ、「何が言いたいんだお前」状態でした。というか「Aの放火により甲建物が滅失した」場合について考えるのは宅建士でなく警察の仕事では?

ということで、来年の試験に向けてはこの「権利関係」の範囲を如何に細かく勉強して置くことができるのか?というあたりが合否のカギとなってきそうなわけであり、今年はじめたのよりも早めに対策を考えていく必要がありそうです。

しかし、勉強しなくては、といっても「権利関係」の部分では民法の規程や判例など、かなり広い範囲について押さえておかなくてはならないようでして、どう考えてもテキスト1冊とかで足りるようなものではないでしょう。

つまりはもっと幅広く資料を集め、出題される可能性がありそうな論点をなるべくたくさん確認しておく必要があるのではないかと思います。まずはこのことについてどうするべきなのかを考えることからスタートしていく必要がありそうですね。

とりあえずは宅建試験についても「独学」を継続

最後に、今後宅建試験の対策をするにあたり、「独学」でいくのか「講座を受講」するのかについてです。これに関してははっきり決められるのは12月5日の合格発表以後ということになりそうですが、今のところは「独学」を継続していく予定でいます。

なぜならば、今回独学で2ヶ月ちょっと勉強して試験を受けてみた感覚的に、そこまでひどい点数にはなっていないのではないかと予想しているからです。

もちろん、今回の試験は簡単であったそうなので、実際には惜しくも無く、合格ラインとはかけ離れた得点になっている可能性もあります。

しかし、明らかに言えることは「全く解けなかった」わけではない、ということです。この感じであれば来年の試験ではさらに解ける問題も増え、普通に合格できるればるの実力が身につくことが予想できます。

よって、試験の結果がで次第にはなりますが、「宅建は独学で合格できる」ということを信じて来年も頑張ってみようと思います。

まとめ

とりあえず宅建試験が終わり、この次に勉強していく資格試験について「どれを重点的にやっていくか?」を考える必要があります。

で、先ず確定しているのが今年に引き続き、税理士試験の「簿記論」、それから今年は「財務諸表論」ですかね。この2つは可能な限り時間を割いてガッツリやっていく予定です。

さらに税理士試験に関してはもうひとつ、税法のうち「国税徴収法」について勉強していきたいと思っています。どうやらこいつは計算問題がないとのことで、受験するとしたら他のものに比べて「覚える」ことに集中できそうであることから、ちょっと狙い目なんじゃないかと思っています。難易度は知りません…

他にも、来年6月のCFP資格審査試験や、勉強が中断しているITパスポート、さらには行政書士など、取得しておきたい資格は山ほど存在します。これらについても順次手をつけていきたいところです。

とはいえ、これらにいっぺんに手をつけるとまたそれぞれ試験について対策をできる期間が短くなってしまいます。来年は各資格試験のスケジュールもしっかり考慮して、どれを優先的にやっていくのかを決めていく必要がありそうです。

さて、今回の宅建試験では、ちょっと(どころではない)勉強不足感がありましたが、実際に試験を受験したことにより、なんとなく対応策が見えてきたような気がしていますので、来年の試験はかなり期待が持てそうです(いまのところ)。

あと、最近宅建試験についていくつか記事を投稿していたことにより、このブログの10月21日におけるPV・ユーザー数がちょっと増えました、うれしかったです。

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