8月の間、駆け足で宅建試験のテキストを一周させてしまいました。それぞれの論点についてはそれほど深く読み込んだわけでもないため、かなり曖昧な記憶になっており、まだまだ本試験に対応できる力は身についていません。
しかしながら、このままテキストを何度も読み返しているだけで「問題を解く」ということをしなかった場合、一定レベルの学力には到達できるかもしれませんが、宅建試験の難易度も考えた場合、合格できるレベルまで持っていくことはできないでしょう。
そこで、9月からはテキストでの試験対策と並行して、問題集を用いた勉強を進めていこうと思い、amazonで探して購入しました。
で、その問題集が今日自宅に届きましたので、今回はそれについてレビュー的なものも含めて記載していこうと思います。
Contents
とりあえずテキストと同じシリーズのものを購入
今回購入した宅建試験対策用の問題集は、
FP・金融機関職員のための宅建合格問題集
というタイトルになっており、出版しているのは「株式会社きんざい」つまりFP技能検定の試験実施団体にもなっているきんざいの運営する会社ということですね。
この問題集、以前購入し、そのまま現在まで使っている宅建試験対策のテキストと同じシリーズのもので、章立てなども同じになっています。これにより、わからなかった部分、間違えた問題などについてテキストに戻って確認するような場合に便利になってくるはずです。
で、お値段は「2,200円+税」、ページ数が400ページちょっとであることを考えると平均的名値段設定といえるのではないでしょうか?
ちなみに、僕はamazonで購入しましたが、きんざいの運営するストアからも購入することが可能になっているようです。
内容と収録問題集について
今回購入した問題集は、まず「正しいものはどれか・誤っているものはどれか」という形式の4択問題があり、その後に解答と解説が続く、という形式のものになっていました。
4択問題となると、結構問題自体の文章量が多く、それに加えて選択肢ごとの解説もついてくるため、1問ごとの文章量は膨大になっています。ゆえに、「1日あれば1周できてしまう」レベルのものではなく、おそらく2週間~3週間かけてひと通り問題を確認することができる、といった感じです。
この問題集を宅建試験の本試験当日までに最低でも3周はやっておきたいわけですが、ちょっと時間が足りるのかどうか、不安なところです…
で、収録されている問題数ですが、各章ごと、以下のようになっています↓
- 法令上の制限:36問
- 税金関係:9問
- 不動産鑑定評価等:7問
- 住宅金融支援機構等:12問
- 土地と建物:8問
- 権利関係:74問
- 宅建業法:87問
この他に、平成29年度の宅建試験の本試験問題が巻末に掲載されていました。
やはりというかなんというか、テキストでもボリュームの多かった「法令上の制限」「権利関係」「宅建業法」の3つの範囲に関して収録問題数が多くなっています。問題集を使った試験対策でも、引き続きこの3つの範囲には苦労させられそうです。
同じシリーズであるテキストでの掲載位置が確認できる
さて、宅建試験対策の問題集が届いてまだ間もないわけですが、先程一応の内容確認だけはしておきました。そこで気がついたのですが、「テキストと問題集を同じシリーズにすると結構便利」なんじゃないでしょうか?
これに関しては、宅建に限らずどんな資格試験でも「テキストを購入⇒同じシリーズの問題週を購入」とやっている方もいるかもしれませんが、僕はいつも結構違うものを購入する癖があるため、今回のようなパターンは初めてかもしれません。
で、この「FP・金融機関職員のための宅建」だけでなく、他の”シリーズもの”の問題集でも同じような記載があるものかとは思いますが、問題集に収録されている問題の解説欄に、「テキストで確認⇒○章×節」というナビが書かれており、テキストに戻って内容を確認する際にスムーズに目的の箇所に到達することができるようになっていました。
僕の場合、勉強した内容をすぐに忘れてしまったり、数字などを覚えたものが曖昧になってしまったりする傾向があるため、問題集や過去問集をやっている途中でも頻繁にテキストに戻って確認しなおすことがあります。
また、今回のようにテキストでの勉強時間が短く、本来であればまだ問題集に挑戦するようなレベルには達していない場合には「テキストに戻って確認」が、それこそ問題ごとに発生するでしょうから、このような配慮はありがたい限りです。
まとめ
とりあえず宅建試験対策用の問題集を購入しましたが、まだ「問題が解ける」というレベルには達していませんし、引き続きテキストの内容を確認することもやっていこうと思います。
今回はテキストと同じシリーズの問題集を購入しただけあって、確認に戻るたびに何度もどこに書いてあったっけ?と思って探し回ることをしなくて良いと考えると、FP2級を受験したときに比べて多少勉強効率は上がりそうです。
ただ、宅建の試験はかなり難しいものであると聞いていますし、「権利関係」など、日常生活ではそうそう関わることのない論点も含まれています。
残りの50日ほどの期間、かなり厳しいかと思いますが、なるべく合格ラインに近づけるよう、試験対策を進めていこうと思います。