税理士資格試験 受験の申し込み、手続の方法など

先程ふと気がついたら2018年の税理士試験の受験申請期限が5月18日までとかなり差し迫っている状態でした。

このまま放っておいた場合、次は「締め切りすぎてた…」というタイミングまで絶対に気がつかないはずですので、忘れないうちに出願の書類だけでも記入しておくことにしました。

で、せっかくなんで今回の記事では「税理士資格試験」を受験するための手続について記載していこうと思います。なお、受験資格がどうとかについてはすでに受験の申し込みを考えている段階の人は確認済みかと思いますので、ここでは端折ることにします。

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Contents

まずは受験申し込みのための書類を請求

税理士試験の受験申請をするにあたり、まずは受験の申し込みに必要な書類を管轄のの国税局に請求することになります。

今年(2018年)はすでに郵送での請求は締め切られているはずですが、どうせ来年も受験することになるため、備忘録も兼ねて確認しておこうと思います。なお、郵送での請求は終わっていても、自力で国税局まで取りにいくことで申請書類を入手することが可能なようです。

で、受験申し込みのための書類を郵送で請求するためには、毎年大体4月の中頃からゴールデンウィーク明けぐらいまでの間に、封筒に「税理士請求」と赤書きしたものに「A4版大の封筒に自分の住所と氏名を書き、140円分の切手を貼ったもの」を詰め込んで国税局に郵送します。これでしばらくすると詰め込んであった封筒に受験申請書類一式が入って返送されてきます。

また、資格スクールなどで税理士試験対策の講座を受講している場合には、そこで頼んでおけばまとめて請求してくれるようなこともあるようです。もし、来年の試験対策として何か講座を取るとしたら頼んでみるといいかもしれませんね。

申請書類が届いたら必要事項を記入する

請求した税理士試験の申し込みのための書類が無事に到着したら、次は受験の申請手続きをすることになります。以下、受験申請の手続や申請にあたっての注意点を確認しておきましょう。

税理士試験は受験申請できる期間が短い…

ここで注意が必要なのは「税理士試験の申込受付期間は”非常に短い”」ということです。例えば2018年の試験では、

「平成30年5月8日~5月18日までの通信日付印があるもの」

ということになっています。受付の期間は10日ほどしかないということです。しかも郵送での申し込みオンリーとなっています。

最近ではいろんな資格試験がネットで受験申請をできるようになり、相当便利になりましたが、税理士試験についてはそういったものに対応するつもりはないようですね…

受験申請に当たって準備するもの

税理士試験の受験申請にあたり準備するものは以下のものになります↓

  • 受験申請書類
  • 収入印紙(受験手数料分)
  • 証明写真
  • 62円分の切手
  • 受験資格を有することを証明する書面

まず、申請書類一式は請求してあったものを使うとして、残りのものは自分で集めなくてはなりません。特に、62円分の切手を同封されている受験票に貼っておかないと「受験票が届かない…」などということになりかねません。

また、「受験資格を有することを証明する書面」については、それがA4版サイズでなかった場合には別途A4の紙に貼って提出しなくてはなりません。

税理士試験の受験手数料

次は「受験手数料」についてです。

税理士試験は科目ごとの受験ということになってくるため、その年に何科目受験するのかによって手数料が変わってきます。なお、平成30年度から手数料が変更になったとのことですので注意する必要があります。

以下、税理士試験の受験手数料になります↓

受験科目数手数料
1科目4,500円
2科目5,500円
3科目7,000円
4科目8,500円
5科目10,000円

参考:平成30年度(第68回)税理士試験公告

最初の1科目が4,500円で、追加1科目ごと1,500円が加算されていく感じになっています。あまり記憶にありませんが、昨年はもっと安かった気がしますので、手数料の変更は「値上げ」のことなんでしょうね、きっと。

で、この手数料分を受験申請書類に印紙を貼って送ることになります。

受験申請書類の郵送

受験手数料分の印紙を貼り、その他の記載事項についても漏れなく記載した申請書類を国税局に送って受験者側のする手続が完了するわけですが、これを送るときには必ず「書留・簡易書留」など、こちら側が”送った”ことを証明できる手段で郵送することになっています。

でないと不着事故等があった場合に完全に受験することができなくなってしまいますから、間違っても切手貼ってポストに突っ込むようなことはしてはなりません。

なお、送付先の国税局等の住所については、「受験に当たっての注意事項」と書かれた黄色い紙の下に切り取り線で囲まれたものがあり、これを切り取って使えるようになっています。

1x1.trans - 税理士資格試験 受験の申し込み、手続の方法など

ちゃんと「税理士受験」の赤書きもされています。これはありがたいですね。

で、送ってしまえば後は受験票が届くのを待つのみということになります。2018年の試験では、6月8日(金)以降に順次受験票の送付を行うということでした。

あと、もし提出した書類に不備があった場合、そのなかで書いた電話番号に連絡が来ると思われます。もしものときのために、受験の申請時に記載する電話番号は「日中出られるもの」にしておいた方がいいかもしれません。

まとめ

今回は税理士試験の受験申請についての記事でした。税理士試験は受験の申込を受け付けている期間が非常に短いため、うっかり忘れているとたちまち締め切りを過ぎてしまうことになります。気をつけなくてはなりませんね。

僕は今年、簿記論と財務諸表論の2科目を受験することにしましたので、この時点で来年も受験しなくてはならないことが確定しています。

来年はもう少し早めに気がついて受験申請を済ませるようにしたいです…

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