税理士試験 簿記論の「直前予想問題集(会計人コース)」を購入

8月に実施される税理士試験のうち、昨年に引き続きメインと位置づけている「簿記論」の試験対策用として、新たな問題集を購入しました。中央経済社「会計人コース 税理士試験 簿記論直前予想問題集」というタイトルのものです。

本来であれば現時点では「堀川の簿記論」シリーズのうち一番最後のものとなる「実践論点別攻略テキスト」を購入して進めていく予定でしたが、いつも利用しているAmazonで在庫が無く(当然近所の書店にはない)、もともと6月ぐらいにやろうと思っていた「本試験と同様の形式」の問題集を前倒しでやっていくかたちになりました。

この段階で本試験と同様の形式で、おそらく難易度としても同じぐらいと考えられる問題集をやっていくのは時期尚早な気がしなくもありませんが、ひとまずはこれをなんとなくやっていき、「堀川の簿記論」の在庫が復活し次第、そちらの方に戻っていきたいと考えています。

ということで今回は、新たに購入したこの簿記論の問題集について、届いてすぐに内容を確認した段秋での感想等を記載していくことにします。

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Contents

5つの資格スクールが予想する簿記論の問題を収録

今回新たに購入した税理士試験 簿記論の試験対策問題集は、以前財務諸表論・簿記論の対策用に購入した「会計法規集」や「財務諸表論の集中講義30」と同じ中央経済社さんが出版している「会計人コース」の「簿記論 直前予想問題集」です。

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【税理士試験】簿記論直前予想問題集〈2019年度本試験を完全攻略〉 (会計人コースBOOKS)
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この問題集は5つの資格スクールが予想した簿記論の予想問題を、各校それぞれ1回分収録したもので、その問題形式は本試験と同様「個別問題2題+総合問題1題」というかたちになっています。

予想問題を出している5校は、「TAC」「資格の大原税理士講座」「スタンディング」「東京CPA会計学院」「LEC東京リーガルマインド」となっています。どこもよく名前を聞く資格スクールですから、信頼度はかなり高いと考えてよいでしょう。

価格は「2,200円+税」、税理士試験対策の書籍としては結構お求め安い価格設定になっています。

で、表紙に記載があった「本書の使い方」によれば、この問題集は以下のように使っていくべきであるようです↓

  • 誌上模試で実践力を高める
  • 苦手や弱点を克服する
  • 繰り返し解いて実力UP

3つ目の「繰り返し解いて…」が割りと気になります。簿記論の試験対策ではこれまで、このような本試験と同様の形式の問題や、実際の試験問題(過去問)等をやるときには、「できた/できない」の確認ぐらいしかせず、「何度も解き直す」ということはあまりしませんでした。時間もかかりますし…どちらかといえば”やりっぱなし”の感がありました。

ということで今回、この問題集に関しては税理士試験の本試験までの間、時間の許す限り何度も解き直し、わからない問題・苦手な論点をなるべく克服できるようにしていきたいです。

問題ごとの「解説」を利用して実力をつけていきたい

この「簿記論 直前予想問題集」には、ただ各資格スクールの予想問題とその解答が収録されているというわけではなく、他の一般的な問題集と同様に、問題ごとの詳細な解説が用意されています(当たり前か…)。

で、「予想問題」ということは税理士試験 簿記論の本試験と同レベルの問題ということですから、当然確実に分かって解答できる設問よりも、悩んだ末に…とか、そもそも全く分からないようなものの方が多くなってくるはずです。

そういった「難しい」問題に関しては、問題と解答だけでその内容を理解し、自分のものにしていくというのは非常に困難であると思います。そこで、各資格スクールの問題ごとについている詳細な解説をしっかり読み込んでいくことにより、できなかったところが少しはなんとかなるはずです。

まぁ、あまりにもぶっ飛んだ内容の問題があった場合にはそこは諦めてしまうのが得策かもしれませんが、解説を読み込むことにより「これまでは解けなかった問題」にも多少は対抗できるようになってくることを期待します。

そして、本試験形式の問題が収録されているということは、これまで同様「全ての問題を時間内に終える」ということはまずできないはずです。よって、この問題集で簿記論における昨年の課題のひとつであった「問題の取捨選択」も、もう少し上手くなっていけたらよいなと思います。

「東京CPA会計学院」作の問題は難易度が高いらしい

この問題集「簿記論直前予想問題集」の購入にあたり、Amazonで先に購入されていた方のレビュー等も参考にしようと考えましたが、新しいものであるため”今年のバージョン”に関してはまだレビューがありませんでした。

そこで、同じ問題集の「平成30年度版」のものに関してのレビューを参考にしたのですが、そこには「東京CPAの問題は明らかに本試験以上のもの」との感想があり、そこでは「平成29年度版」にも同様のレビューがあったと書かれていました。

もちろん、税理士試験の本試験での出題を予想した内容のものですからどのスクールの問題もそれなりに難しくなっているはずです。これまで「本試験レベル」の問題には相当に苦労させられました。

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簿記論の"本試験レベル"の問題が難しすぎる…さてどうしたものか
6月に入り、税理士試験の試験対策もいよいよ佳境といったところなんですが、ここにきて「本試験レベルの問題」という新たな難関に直面しています。と...

というかあれだけ難解な本試験問題「以上」のレベルというのはどのようなものなのか想像もつかないわけですが、おそらくマイナーな論点や、それ以外でもかなり捻った内容の問題になっているのでは?と思います。

とりあえず、どこがどう難しいのか?少しでも解ける問題はあるのか?ちょっとわかりませんが「東京CPA」の問題を実際にやってみて、そこにある「以上にレベルが高い」問題を何とか解けるようにするのか、それとも完全に捨てていくのか考えようと思います。

税理士試験の本試験直前にはさらに別の問題集も用意する予定

もうひとつ、今後8月の税理士試験本試験までの間には、これ以外にももうひとつぐらいは簿記論の問題集を購入しようと思っています。

なぜならば、今ここで「直前予想問題集」をやってしまうことになるわけですから、今年(2019年)の簿記論に関しては本試験直前の勉強用としてもう一度別の「直前対策」用の問題集を用意する必要があるかと考えているためです。

それをどのような問題集にしようか?というのはこれから考えていく必要がありますが、また在庫がなくなってしまったとかではアレなんで、早めに選定しておきたいところです。

まとめ

今回は目当てにしていた新しい問題集が購入できなかったため、少し予定を早めて「直前対策用」のものを購入し、これからやっていくことを決めました。

当然ここからもこれまでどおり一般的な問題集や、「堀川の簿記論 合格レベル個別論点100チャレ」を続けつつ、追加として新しいものもやっていくことになります。

ただ、本試験形式の問題ですから1つの問題に2時間かかることになります。そこから解答・解説を読んだり、できなかったところを解きなおしたりと、相当な時間を要することになります。

ですので、普段の1日の勉強時間では1校分のの問題をやりきることはできません。よってこの問題集に関しては「時間の取れるとき」に半日潰して1問づつ取り掛かることにします。

また勉強が進み次第、特に難しいといわれる「東京CPA会計学院」の問題についてなど感想を書いていこうと思います。

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