AFP認定研修 提案書の挨拶文の書き方は?

AFP認定研修の課題のうち、最もボリュームがあり、そして厄介なのが「提案書の作成」であることは間違いないでしょう。

※AFP認定研修の提案書作成が大変だった話は以下の記事から↓

AFP認定研修 提案書の作成は結構大変であることが発覚…
ここのところAFPの認定を受けるための「認定研修」に取り組んでいます。すでに2級のFP検定には合格しているため、この提案書さえ通ってしまえば...

もともとファイナンシャルプランナーに関連する業務に就いていたのであればまだしも、FP2級の試験に合格しただけ、とか、場合によってはFPの試験を受験する前にAFP認定研修を受講しており、講義の内容を聞いたのみでいきなり提案書を作成することを求められている、という方も少なくはないはずです。

そのAFP認定研修における提案書の作成では、講義やテキストで指示されたとおりに数字などの情報を当てはめ、そっくりそのまま作成していく部分もあるんですが、一定の箇所については自分で文章を考えたり、公的機関のHPなどから拾ってきたデータなどを用いて具体的な説明をしなくてはならないところがあります。

で、そういった部分を上手く攻略できさえすれば、「提案書なんてどんなものかすらわからない」という状態からのスタートであっても、比較的短時間で合格点を貰える提案書を作成することが可能になってくるんじゃないでしょうか?

※提案書での「ライフプランニングの改善案」などについては以下の記事から↓

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AFP認定研修を修了しました。どんな提案書なら合格点を取れる?
これまで何度か記事にしてきた「AFP認定研修」についてですが、とりあえず提出した「提案書」が合格点を超えていたようで、研修を受けていた「資...

そこで今回は、作成を始めてすぐに登場し、最後の締めとしても書かなくてはならない「挨拶文」について、僕が実際に提出して合格をもらうことができた文章を例示し、どんな感じで書いていったら良いのか?について考えていこうと思います。

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Contents

AFP認定研修における提案書の「挨拶文」とは?

AFP認定研修で提出することにな提案書では、キャッシュフロー表や具体的な提案といった「提案書本来の内容」に加えて、「はじめに」や「おわりに」などといった挨拶文を、自ら内容を考えて記入する必要があります。

なぜ、提案書の本来の内容とは少しずれた「挨拶文」を自分で考えなくてはならないのか?についてですが、これはAFP認定研修が単に個人のライフプランニングに関する数値の分析能力を問うだけのものではなく、実際に自分がファイナンシャルプランナーとして顧客からの相談を受けた体で、上手いこと解決策の提案をしていくことができるかどうか、を判断するものであるためのように思えます。

従って、自分が実際に顧客からの相談を受けた際に、知識のある、信頼の置けるファイナンシャルプランナーだということをアピールするような内容の挨拶文を書いていく必要がありそうです。

実際に提出した提案書の「はじめに」の内容

で、そんなことを考えて僕が実際に提出した「はじめに」の文章は以下になります↓

AFP認定研修 提案書「はじめに」(pdfファイル)

上のpdfファイルを見ていただければわかるかと思いますが、文章の量としては「下に日付や氏名なども入れて1ページカツカツぐらい」がちょうど良いかと思います。

かなり短い文章ですが、その中でも「最初の導入部分」と「最後の挨拶部分」は決まりきったような形式で良いと思いますので、メインとなるのは大きく3つに分かれているうちの真ん中部分、「人生100年時代が何とやら~」のところだけということになりそうです。

「おわりに」についても確認しておきます

もうひとつ、挨拶文として記入しなくてはならないのが、提案書の内容が終わった後に入れる「おわりに」の文章です。

※実際に提出した提案書の「おわりに」の文章は以下↓

AFP認定研修 提案書「おわりに」(pdfファイル)

こちらは自分の提案した内容を踏まえて書いていく必要があるかと思いますので、ライフプランニングの改善案やキャッシュフロー表など、提案書のメイン部分がすべて出来上がった後に内容を考えていくという感じになるでしょう。

「はじめに」は最近の経済の状況、社会の動向などを踏まえて書くべき?

次に、AFP認定研修における提案書の挨拶文を考えるうえで、どのような点に注意していくべきなのかについて考えていきます。

まずは「はじめに」についてですが、上のpdfでもわかるとおり、導入時の非常に簡単な挨拶文になりますので、そこまで長々と自らの主張を書き入れるということはしなくて良いはずです。

よって、最初の挨拶と最後の締めを除いて大体5行から10行ほどで簡潔に何かを主張するということになってくるわけですが、おそらくここでは「最近の経済状況」や「社会の動向」などについて触れ、正しいライフプランニングを策定することの重要性を伝えるのがベストなやり方になるんじゃないでしょうか?

例えば、「最近の経済は○○だから、ちゃんと××したほうがいい」とか「これからこういう社会になってくる見込みだから老後について考えた方がいい」とかそういった書き方になってくるのが最も良いんじゃないかと思います。

これを踏まえて僕が実際に記入したのが「人生100年時代になるから~~」というような内容でした。

もちろん、これ以外にもライフプランニングの重要性を主張するための材料は無限にあるはずですので、迷った場合は最近のニュースなどから情報を拾ってくるようにすると良いかと思います。

「おわりに」では自分の提案した内容についてまとめ、今後の変化に応じて引き続きサポートする旨を記載する

次に、「おわりに」に記載する文章についてですが、ここではその提案書で自分が示したライフプランニングの改善案がどのようなものであるのかについて触れておく必要がありそうです。「○○というような提案となっております」と入れておくことで、提案書自体の「まとめ」的な効果も期待できるためです。

また、ここでは「この提案書をもって相談のすべてが終わりではなく、状況の変化に応じて日引き続きサポートをしていく」という旨を記載しておく必要もあるようです。これについては、「今回の提案内容」に続いて「また…」「なお…」などという形でアピールいしておくのが無難じゃないかと思います。

そして、最後に「他の専門家等との連携」についても記載が必要なようですが、これについてはAFP認定研修を受講している認定教育機関の方でも細かな指示があるかと思いますので、それに沿って記載していけば良いでしょう。

※AFP認定研修のおすすめ認定教育機関については以下の記事から↓

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AFP認定研修 おすすめの認定教育機関について
AFPの認定を受け、日本FP協会に登録してから早くも1ヶ月が経過しました。今のところこれといって活動的なことはしていないんですが、機関誌で...

まとめ

今回はAFP認定研修の「提案書の作成」について、自分で文章を考えて記入する必要がある「挨拶文」について考えた記事でした。

提案書の作成では、他にも様々なデータを用いて解決策を考えたり、収支の改善の為に妥協すべきポイントを示したりということをしなくてはならないため、挨拶文が完成すれば一気に前に進む、というようなことはありません。

しかし、それに関する知識が全くない状態で「いきなり文章を書け」と言われても困惑してしまう、という受講者の方も居られるかと思いますので、そういった方々が今回の記事を参考にして、少しでも早く提案書を完成させ、AFPの登録資格を獲得できるのであれば幸いです。

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