この記事は、僕が税理士試験(簿記論)対策のために練習問題を解いていた際に気がついたことや気になったこと、ほっとくと忘れてしまいそうなことなどについて書き留めておくものです。
内容は随時追加していき、たまに問題のジャンルごとなどに分けたりと整理してみたりするかもしれません。
もしかすると同じところで引っかかっている方がいるかもしれませんので、一応公開しておきます。
(2018年5月17日執筆開始)
スポンサーリンク
キャッシュフロー計算書
- 定期預金の預入や引出のとき、前期から持ち越しのものがあった場合には「利息の受取額」のあたりの計算に注意が必要。前期の未収利息分を加えて当期の受取分を計算しなくてはならない。
例)定期預金100円を前年3月1日に預け入れた(決算3月31日)
⇒預金の利息:年利12%
⇒預金の期間:6ヶ月前期の未収利息1円は当期の利息の受取額に含まれることになる。
当期の仕訳は↓受取利息 1 未収利息 1 現金預金 6 受取利息 6 ということで、帳簿上の当期の受取利息の金額は「5円」となるものの、利息の受取額自体は「6円」ということになってくる。キャッシュフロー計算書の問題では注意が必要かもしれない。
連結会計
- 連結貸借対照表を作成する際には、その「諸資産」の金額に最初に出ていた「評価差額」分の金額を加えることを忘れないようにしなくてはならない。
例)土地の評価額が帳簿価額より100円高い
土地 100 評価差額 100 ↓
連結貸借対照表では土地の価額が100円増加することになる。 - 連結財務諸表の作成は、必ず「連結損益計算書」を先に完成させ、そこで確定した「親会社株主に帰属する当期純損益」を「連結株主資本等変動計算書⇒連結貸借対照表」の順で当てはめていく。これにより当期末の繰越利益剰余金の金額がわかることになる。