現在、11月に実施される行政書士試験の対策として、テキスト(みんなが欲しかった行政書士の教科書)、オンスク.JP行政書士講座、ケータイ行政書士の3つを使っています。
このうち、オンスク.JPとケータイ行政書士には問題演習的なものがついています(ケータイ行政書士はどちらかというと演習メインか?)が、今のところ「問題集」というものにはまだ手をつけていません。
まぁ、一応「みんなが欲しかった~」シリーズのものは購入しようとは考えているのですが、それ以外にもめぼしいものがいくつかあるかもしれません。
ということで今回は、その「行政書士試験対策の問題集」の選択について、いろいろと考えていくことにします。
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行政書士試験は「択一式」の問題だけではない
当然ですが、これから先の試験対策ではその問題集や、それから過去問集なども必要になってくるはずですが、「どんなものが良いのか?」ということについてはちょっと疑問があります。
なぜならば、今回受験する行政書士試験は「択一式」の問題だけでなく、「多肢選択」と「記述式」の出題があり、普通に択一式の問題や、それをバラしたような○×問題だけの問題集では本試験に対応できるのか不明です。
そして今把握している限りでは、行政書士試験対策の「一般的な」問題集に関しては択一式の問題に対応するための構成となっているようで、別の問題形式に慣れるためのものは別で購入しなくてはならない可能性が高いです。
また、おそらくですが行政書士試験の「記述式問題」は、その設問ごと完璧な解答を目指すのではなく、要素をいくつか拾って部分点を狙っていくことになるはずです。
となると、現状のまま、もしくは一般的な問題集のみをやっただけの状態ではなく、やはり「記述式専用の練習問題」もある程度こなし、得点を稼げるようにしておく必要がありそうです。
そのためには、普通の問題集とは別に問題集を購入する必要があります。これを後々選択していかなくてはならないのですが、もちろん「みんなが欲しかった行政書士の~」シリーズの中にも「記述問題対策」のものはあるようです。
しかし、今使っている「ケータイ行政書士」のシリーズの中にも同じようなものがありましたし、他の資格スクールや出版社からもいろいろなものが出ているはずです。
これに関しては実際に書店で中身を見てみるか、ネットなどのレビューを参考にして慎重に選んでいこうと思います。
おそらく、普通の「択一問題対策」として出ているものや、「○×問題」で構成されている問題集と、詳細まで知っておかなくては解答できない「記述問題」に対応するための問題集はちょっとタイプが異なるのではないかと思います。
そのあたりをしっかり考慮して、「どの記述式問題集が良いのか?」を考えていきます。
一般知識の練習問題はやるべきなのか?
もうひとつ、行政書士試験では、メインとなる民法や行政法が出題される「法令」とは別に、14問の「一般知識に関する問題」があり、そこで6問以上の政界が得られない場合には「足切り」ということになってしまうようです。
この「一般知識」の範囲は相当に広い、というかほぼ無限だそうで(一応経済とかなんとかのジャンルはあるようですが)、基本的に何を勉強してよいのかもわかりませんし、そもそも今年に関しては「勉強するほどの余裕があるのか?」というあたりからちょっと怪しい感じです。
で、もし時間があるようであれば「ケータイ行政書士」の一般知識バージョンも購入する予定でいますが、果たしてこの一般知識の範囲、「問題演習」をやっておくことに意味はあるのでしょうか?
もちろん、いろいろと知っておいた方が良いこともあるでしょう。しかし、そういったことを知るためには「ただ問題集を解く」ということよりも、何か知識を得るための書籍を購入し、読み進めていく方が良いのかもしれません。
ただ、それはそれでまた「行政書士試験の一般知識対策にはどんな本を買うべきか?」という話になってしまいます。
ですので、ひとまずは「行政書士試験の一般知識対応」として売られている問題集、今わかるものは「ケータイ行政書士(一般知識)」のみですが、そういったものを購入し、知識を得るために使うという方法が無難なのかもしれません。
ということで、この「ケータイ行政書士(一般知識)」をはじめとした、一般知識問題対策の問題集も一応購入の候補に加えておくことにします。
とりあえず「みんなが欲しかった~」を購入しておきたい
さて、ここまで行政書士試験で出題される普通の択一問題対策とは別に、「記述式問題」と「一般知識」について、それに対応するために問題集を購入するのか?など考えてきました。
といっても、記述式の問題集については購入は確定であるものの肝心の「どれを選ぶか?」についてはここから考える、一般知識については「問題集を購入することも検討」ぐらいの曖昧な結論です。
しかし、行政書士試験の「メイン」となる「択一式問題(5択問題)」に対応するための問題集については、わりときっちり決まっています。
行政書士試験の「択一問題」に対応するための問題集は、やはり現在使っているテキストである「みんなが欲しかった行政書士の教科書」と同じシリーズのものを購入しておこうと考えています。
昨年宅建の受験をした際、テキストと問題集を同じシリーズのもので揃えたところ、両者の行き来がし易く、テキストで得た知識を定着させるのにとても役立ちました。
今回もそれを狙って、「テキストと基本の問題集は同じシリーズのもの」で攻めることにします。
なお、この「択一問題対策」の問題集に関しては、来年とはいわず”今年の本試験対策”としてやっていこうと考えています。
民法に大幅な改正が入るようなので、来年は買い直しになってしまうことが確定しています(テキストも同じ)が、初挑戦の本試験で少しでも得点を伸ばし、来年の試験対策に高いモチベーションで移行するためにも、必要な出費であると考えたためです。
多肢選択は別に良いか…
最後に、行政書士試験では「択一問題」と「記述問題」の他に、「多肢選択問題」が出題されているとのことでしたが、これについては「無視」しようと思います。
そもそも、この多肢選択問題に上手く対応するための問題集が売っているのかというあたりも疑問ですし、もしあってもそれをやっておくことに問題の出題数的にも、内容的にも特に意味はないように思えます。
この、「多肢選択問題」に関しては択一問題の対策をしていけばなんとかなりそうな感じです。もしかしたら「条文や判例の細かい語句を覚えておくこと」が必要になってくるかもしれませんが、本試験でそのようなわからないワードがあれば諦めることにします。
そしてもし、今年の本試験を経て「個別の対策をしておいた方が良い」となった場合には、そこからなんとか考えていくことにします。
まとめ
とりあえず今年から受験を始める行政書士試験の対策用問題集について考えてみました。たいしたことは決まりませんでしたが、大枠では以下のような感じになりました。
まず「択一問題対策用」、これは予定もしていましたが、みんなが欲しかった行政書士の問題集を購入すれば良いはずです。テキストと問題集を同じシリーズで揃える作戦です。
そしてもうひとつ絶対に必要になるのが「記述式問題対策」のもの、これは今出ているものをいろいろと探ってみるべきでしょう。購入するのは来年になるかもしれませんが、いつの日か合格するためには必要でしょう。
そしてそれ以外にも「一般知識」に対応するための「問題集」も購入の候補に加えておきます。買うとしたらおそらくテキストとしても使える「ケータイ行政書士」のシリーズになるかと思いますが、これはその他の書籍で済ませることになるかもしれません。
また、この間少し修正した今年の行政書士試験に向けた学習計画ですが、ここでは「行政法」の範囲により力を入れていくことにしました。
そのため、もしかしたらこの間もちょっと見かけましたが「行政法のみ対応」の問題集を購入することもあるかもしれません。
とにかく、早めに「みんなが欲しかった行政書士の問題集」を購入するとともに、それ以外の問題集についていろいろと考えていきます。