11月に実施される行政書士試験の対策を始めるにあたり、まずはテキストを購入しました。
本来であれば既にテキストを一通り終えて、問題集や過去問集などを用いてアウトプットの試験対策をしているような時期なんでしょうが、僕はここから、かなり手遅れ気味のスタートとなります。
そしてこれから何年かは毎年秋になるとこの行政書士試験と戦わなくてはならないことになるはずです、その長い戦いの最初の一手として、別の資格試験対策でも使っていた信頼の置けるシリーズのテキストを購入しました。
で、今回はテキストを購入し、これから試験対策を始めるにあたり、とりあえずこの本について色々と記載していくことにします。
Contents
購入したのは「みんなが欲しかった行政書士の教科書」
今回行政書士試験対策用に購入したテキストは、FPのときも大変重宝したものと同じシリーズである「みんなが欲しかった行政書士の教科書(TAC出版)」です。
みんなが欲しかった! 行政書士の教科書 2019年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
まぁ、深く考えずにとりあえず1冊選ぶのであれば僕は間違いなくこのシリーズを選びます。
ちなみに価格は「3,000円+税」結構高いように思えますが、行政書士試験で覚えなくてはならないことのボリューム、そしてこの試験の受験者数が年間5万人程度であることを考えると、至極まっとうな価格設定と言えそうです。
とりあえずこれからは、こいつと先日有料登録した「オンスク.jp」の2つをメインに、行政書士試験対策を進めていこうと思います。
5分冊のかなり分厚いテキストです
この「みんなが欲しかった行政書士の教科書」は、先程貼った表紙のイメージをにも記載があるように全部で5つに分冊することが出来ます。
そしてかなり分厚いです。どのぐらいかというと以前税理士試験対策用に購入した「会計法規集」と比べても同程度、これまで使っていた宅建やFP2級のテキストなどとは比べものになりません。
で、分冊した際のそれぞれのコンテンツは以下のようになっています↓
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 商法、会社法、その他
- 行政書士試験六法
そして5分冊のうち、「民法」と「行政法」が幅をきかせており、行政書士試験ではこの2つの範囲が他と比べてかなり重要度の高いものであるということが伝わってきます。
とはいえ、現時点では「どこの範囲から勉強するべきなのか?」など具体的なことはまるでわかっていません。とりあえず、最初の「憲法」から試験対策を進めていくことにします。
最後の1冊は六法、別に購入する必要はなさそう?
行政書士試験に関して事前に色々と調べていた際に、どうやらこの試験をクリアするには「六法」が必要そうだということがわかっています。
ただ、この試験では偉い先生方とかが使っている巨大な六法全書ではなく、行政書士試験に特化した専用のものがあると良いだろうと言うことも同時に把握していました。
で、その「行政書士試験に特化した六法」を別途購入するという道もあったわけですが、この「みんなが欲しかった行政書士の教科書」では、5分冊のうち最後の1冊がその六法になっています。
もちろん、テキストの付録として付いているような感じのものと思われますので、それだけで市販されている「行政書士六法」と比較すると多少は見劣りする点がありそうです。
ただ、今回の試験に関してはそんなに時間もないですし、ここで専用の六法を追加で購入し、法制度の改正に対応するためにまた来年新たなものを・・・という感じになるのはかなりもったいないです。
ですので、今年に関しては11月の本試験までこの「オマケ六法」を上手いこと使っていき、もし内容が明らかに不足しているようであれば来年は新しく「六法だけ」で市販されているものを購入することにします。
この先問題集の他に「判例集」が必要になりそう
既に試験対策を始めている方はご存じでしょうが、行政書士試験ではどうも判例がかなり重要になってくるようで、テキストでも至る所に「最大判昭・・・」というような記載が見られます。
そしてこのテキストの中で紹介されている関連書籍の中にも「判例集」があることから、行政書士試験をクリアするためにはどうしても判例知識の蓄積が必要になってくることがわかります。
とはいえ僕は法学部を出ているわけではないのでこれまで判例なんてほとんど触れずに過ごしてきました。せいぜい宅建の試験対策その他でちょっと目にした程度です。
ゆえに、判例などと言われてもそんなものどこで何をどう見たら良いのか?そもそも原文をそのまま読んで理解できるのかすらわかりかねます。
となると、今回購入したテキストやこれから準備する問題集等の他に、「行政書士試験対策用に出ている判例集」を用意する必要がありそうです。
「行政書士試験専用」のものであれば、難しい言葉ばかりを厳選して記述されたわけのわからん判例であっても、理解を助ける解説などがなされていることが期待できますから、初学者でもなんとかついて行ける可能性があります。
で、どうせ買うならテキストと同じシリーズの「みんなが欲しかった行政書士の判例集」を選択したいところです。
以前宅建試験を受験した際、テキストと問題集を同じシリーズで揃えたことでかなり勉強を効率化できたものですから、行政書士試験でも以降に購入する試験対策関連書籍は、可能な限り「みんなが欲しかった~」シリーズに統一していきたいと思っています。
なお、判例集に関しては今すぐに購入してもまだ役に立てることが出来ないでしょうから、テキストをある程度読み込み、少し実力が付いてきたと感じた頃に用意することにします。
まとめ
行政書士試験まで残りおよそ3ヶ月の今、ようやく試験対策をスタートしました。
この試験に関しては、これまでのように独学ではなく「オンスク.jp」の試験対策講座も使っています。
今年11月の試験では、「合格」とまではいかないものの、やる気を削ぐような得点にだけはならないよう、可能な限り多くの時間を行政書士の試験対策に充てていきたいと思います。