2019年代1回の試験より、「CFP資格審査試験」の受験を開始することにしました。
今回の試験で受験するのは6つある課目のうち「不動産運用設計」のみであり、また、本試験直前になって新たな問題がいろいろと問題点が見つかっていることから、正直現時点で合格できるものとも思っていないため、どちらかというと”様子見”での受験になります。
ただ、これから先「最終的に全課目合格できるまで」の間はこのCFP資格審査試験を受験し続けることになります。
とんると、気になってくるのは不動産運用設計のみならず他の課目も含めた全体の合格率や、それぞれの課目ごと固有の合格率です。
ということで今回は、日本FP協会が実施している「CFP資格審査試験」について、その課目ごとの合格率などをみていくことにします。
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CFPであっても、FPの基本となる6つの範囲からの出題
まず前提として、これからら受験していくCFP資格審査試験で出題される6つの課目についてですが、これは今まで受験してきたFP2級・FP3級の試験で出題されていた6つの範囲と全く同じになります。
ただ、これまでのFP2級やFP3級の試験とは違って「CFP資格審査試験」では6つそれぞれの課目ごとに受験し、その全ての合格をもって「完全合格」という扱いになります。
つまり、国家試験であるFP技能検定の「学科試験・実技試験」という枠組みとは大きく異なる試験であるといえます。また、CFP資格審査試験は6つ全ての課目に合格する必要があるため、FP2級・FP3級のような「実技試験の選択」という概念はありません。
そして、確実に6つ全ての課目を受験する必要があるゆえ、このCFP資格審査試験では「最終的な合格者をどの程度輩出したのか?」という”合格率”よりも、「それぞれの範囲から出題される6つの試験における個別の合格者がどの程度いるのか?」という”合格率”が重要となってくるはずです。
CFP資格審査試験 6つの課目それぞれの合格率
では、ここからCFP資格審査試験の6つの課目それぞれの合格率を、試験実施団体である「日本FP協会」のHPを元に確認していくことにします。
なお、あまり何年分も調べていくとキリがないため、ここでは2016年第1回~2018年第2回までの6回分を載せておきます。
※以下 日本FP協会HP「CFP資格審査試験 試験結果データ」参照
ライフプランニング・リタイアメントプランニング
実施回 | 合格率 |
2018年第2回 | 36.3% |
第1回 | 37.2% |
2017年第2回 | 40% |
第1回 | 37.8% |
2016年第2回 | 36.4% |
第1回 | 38.2% |
リスクと保険
実施回 | 合格率 |
2018年第2回 | 36.9% |
第1回 | 39.2% |
2017年第2回 | 39.2% |
第1回 | 37.1% |
2016年第2回 | 38.4% |
第1回 | 37.6% |
金融資産運用設計
実施回 | 合格率 |
2018年第2回 | 35.7% |
第1回 | 37.4% |
2017年第2回 | 37.4% |
第1回 | 36.9% |
2016年第2回 | 33.5% |
第1回 | 33.9% |
タックスプランニング
実施回 | 合格率 |
2018年第2回 | 39.9% |
第1回 | 38.8% |
2017年第2回 | 39.5% |
第1回 | 37.8% |
2016年第2回 | 36.6% |
第1回 | 40.5% |
不動産運用設計
実施回 | 合格率 |
2018年第2回 | 38.5% |
第1回 | 38.2% |
2017年第2回 | 39.9% |
第1回 | 32.8% |
2016年第2回 | 34.4% |
第1回 | 36.4% |
相続・事業承継
実施回 | 合格率 |
2018年第2回 | 39.2% |
第1回 | 36.7% |
2017年第2回 | 38.2% |
第1回 | 34.9% |
2016年第2回 | 38.5% |
第1回 | 38.1% |
CFP資格審査試験全体を通した合格率の印象
ここまでCFP資格審査試験の各課目の合格率を個別に列挙してきましたが、どの課目も「30%~40%」程度の範囲に収まっており、40%を超える(といってもわずかですが)合格率の試験もちらほら見受けられます。
で、40%近い合格率というとかなり難易度が低い試験のように見えますが、これは全て「AFP認定者」つまりはFP2級の試験に合格している者が受験した結果です。
つまり、既に各課目に関してある程度の知識を有しているはずの受験者ばかりで試験を行った結果、そのような合格率になっているということですから、このCFP資格審査試験、かなり難しいものであるといえそうです…
試験ごとの「完全合格者」輩出率は?
最後に一応確認しておきたいのが、「CFP資格審査試験全体での合格者輩出率」つまりはその回の試験をもって6つ全ての課目に合格することができ「完全合格」した受験者の割合です。
もちろん、一度に全課目受験してその全てに合格したという受験者の方はかなり限られていると思います。
しかし、CFP資格審査試験の課目合格は「AFPであり続ける限り」ずっと有効とのことですので、受験し続けていればどこかのタイミングで「全課目合格」に辿り着けるはずです。
ここではそんな「当該試験をもって全課目クリア」となった受験者の割合を確認しておくことにします。
実施回 | 合格者輩出率 |
2018年第2回 | 7.6% |
第1回 | 6.3% |
2017年第2回 | 6.4% |
第1回 | 6.9% |
2016年第2回 | 7.6% |
第1回 | 7.7% |
※CFP資格審査試験問題集(不動産運用設計)「CFP資格審査試験/合格状況」参照
上記の「試験全体での合格者輩出率」を見る限り、やはりこのCFP資格審査試験の6つの課目全てをクリアするのには相当な時間がかかるのではないかと予想できます。
昨年受験した宅建試験(これは試験1つのものですが)の合格率が15%~17%であったことを考えると、この「7%程度」という数字はかなり低いように思えます。まぁ、同タイプの資格試験である税理士試験よりはマシかもしれませんが…
まとめ
今回は、これから受験を始める「CFP資格審査試験」について、ここまで勉強してきた不動産運用設計のみならず、「試験の各課目の合格率」と「全体での合格者輩出率」を確認しました。
6つあるCFPの課目のそれぞれの合格率を見た場合、それぞれ30%~40%程度と、パッと見ではそんなに低くない数字であるように思えます。
しかし、CFP資格審査試験の受験者はすべてそれぞれの課目に関してある程度の知識を持っているわけで、その中でこの合格率というのはかなり難易度が高いものといえるのではないかというのがここでの感想です。
とにかく、ここから先かなり時間はかかるかもしれませんが、最終的に「CFP」の認定を受けることができるまで、何度も試験にチャレンジしていくことにします。