行政書士試験の受験のため、試験対策を開始しています。既にテキストを購入したり資格試験対策講座への登録を済ませ、あとやるべきは受験申請と試験対策勉強を進めていくことになります。
この行政書士試験の受験は初めてであり、普段あまり関わりのない法律を題材とした資格試験であることから、合格までにはかなりの勉強時間を要するものかと思われます。
しかし、ネットなどで集めた情報を見る限りでは、「ちゃんとやっていけば合格できる」資格であるとのことですから、たとえ1回や2回ダメだったとしても最後まで諦めずにチャレンジしていきます。
今回は、そんな行政書士試験の試験対策を始めた直後の今、感じていることやわかってきたことなどを中心に記載していくことにします。
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行政書士試験の本試験までは約3ヶ月
昨年のこの時期は宅建試験の合格を目指して勉強をしていましたが、今年の行政書士試験は11月の第2日曜日と、少しだけ遅い試験の実施日となります。
よって今年はより多くの時間を試験対策に充てることが出来るわけですが、そもそも今回受験する行政書士試験はかなり難易度が高いはずであり、また、その翌週に受験する予定のCFP資格審査試験(相続)と並行して勉強を進めていく必要があります。
そうなると、この3ヶ月の期間全力で試験対策をしたところで勝算はほぼないに等しいと言っても過言ではないでしょう。
とはいえ、合格に必要十分な時間が確保できないにしても、せっかく本試験にチャレンジする機会があるのですからこれを逃す手はありません。
ゆえに、今回の行政書士試験は「3ヶ月間にどれだけ実力をつけることが出来たのか?」などの把握のためにも、「これからどのような勉強を、どのぐらい時間を使ってしていくべきなのか?」ということの検討の材料とするためにも、可能な限り頑張っていきたいと思います。
まずは「行政書士の教科書」と「オンスク.jp」でインプット学習を
で、とりあえず初期の試験対策はテキスト等を用いたインプットの学習から始めていくことにします。今練習問題を解いたりしてもほとんど解答できないでしょうから、アウトプット学習に関しては来月以降になりそうです。
そして、今回受験する行政書士試験では、いつものように「市販のテキストのみ」というわけではなく、ちょっとした試験対策講座も受講しています。
おそらく、行政書士試験の難易度を考えた場合には、これまでのような「完全独学」で勉強を進めていったとすれば、たった3ヶ月の試験対策期間後に受験する本試験ではかなりやる気を削ぐような得点になってしまうはずです。
ということで、この試験に関しては独学ではなく「試験対策講座の受講」という、これまでとは少し違った選択をしました。これがどう転ぶかわかりませんが、とりあえず11月の本試験までは続けていきます。
また、「オンスク.jp」の行政書士講座だけに頼るわけではなく、ちゃんと市販のテキストも購入しています。
選択したテキストはFP技能検定のときも使用していた「みんなが欲しかった~」シリーズの行政書士試験対策バージョン。かなり分厚いのですが、分冊も出来るため「勉強し易い」ものであることは間違いないでしょう。
これから11月の本試験までの間、今回初受験となる行政書士試験の”まず始め”の試験対策は、このテキストとオンスク.jpの行政書士試験講座を並行してやっていくことになります。
宅建でやった民法の知識は行政書士試験にも活かせそう
次に、「試験の内容」的なところを見ていくことにします。僕は行政書士試験の受験自体は初めてですが、昨年は今と同じ時期に宅建試験を受験するべく勉強をしていました。
そして、宅建試験でも一部出題され、かなり苦労させられた「民法の規定」について、行政書士試験ではメインコンテンツの一つとしてテキストでもかなり大きく取り上げられています。
このことから、おそらく宅建試験の勉強で少しは身につけることが出来た「民法」に関する知識が、ある程度は行政書士試験にも流用出来るものだと考えています。
とはいえ、行政書士試験で出題される民法の知識は宅建試験のときよりももっと細かく、さらには具体的な判例などもしっかりと把握しておかないと対抗できないようなものであるはずです。
今ある「民法に関する知識」が多少試験対策に使えそうとはいえ、ここは気を抜かずに最初からやり直すつもりで勉強を重ねていきたいと思います。そうすれば本試験までに少しは「本試験レベルの問題」も解けるようになるかもしれません。
ラスボスは「行政法」になりそう
行政書士試験に関して、テキストの内容やそこで紹介されていた本試験の出題範囲やその配分などを確認する限り、この試験では民法ともう一つ、「行政法」がかなり大きなテーマとなっているようです。
まぁ、”行政”書士というぐらいですから当たり前なのかもしれませんが、僕の場合、この「行政法」というものに関してはこれまで見たことも聞いたこともありませんでした。
以前、初めて民法の勉強をした際にもかなり理解が難しく、そこからさらに色々と覚えておかなくてはならないのはかなり苦痛でした。
そしておそらく、今回「初見」となる行政法でも、そのときと同じような状態になるのではないかと思われます。というか、民法と比べて行政法の方が簡単であるという趣旨の話は全く聞かないので、間違いなくそのような事態になるでしょう。
これを「今年の本試験までになんとかしてしまう」というのはかなり無理がありそうですから、無理矢理進めていこうなどとはせず、今回は少しでも基本的な部分が理解できていれば可、ぐらいの気持ちで行こうと思います。
この「行政法」に関しては、行政書士試験の”ラスボス”と位置づけて、細かい部分については来年以降の本試験でしっかり得点できるレベルまで持って行くことになりそうです。
行政書士試験は記述式の問題にも対応しなくてはならない
昨年受験した宅建と異なり、行政書士試験では「記述式」の問題もいくつか出題されることになっているとのことです。
そうなると、条文や判例の知識を「ある程度把握した」程度では得点が貰えるしっかりとした答案を作成することが出来そうにありません。テキストで紹介されていた記述式問題の概要を見る限りでは、おそらくは「その知識を完全に自分のものにする」必要があるかと思います。
そして、今年の本試験までに記述式で出題される可能性のあるすべての論点に関してそのレベルの知識を獲得するのは相当に困難でしょう。
しかし、どうも行政書士試験の記述問題は「1問あたり20点」と、多肢選択式などの他の形式の問題と比べてかなり配点が高くなっているようです。これを全く得点できないというのはかなりキツいはずです。
よって、今年の試験でもなんとか部分点ぐらいは獲得していきったいと思っているのですが、「全部は無理」としても「出題の可能性が高いものだけ」であればもしかしたら押さえておくことが出来るかもしれません。
これに関しては今の全く知識がないような状態で考えることではないのかもしれませんが、余裕があれば記述式問題対策用の問題集などを購入し、その中で重要とされているものだけを繰り返し確認するなど、何らかの対策をしていくことになるかもしれません。
まとめ
ようやく行政書士の試験対策に取りかかることが出来ました。この試験はテキストの分厚さを見る限りでも相当に情報量が多く、少しの努力でなんとかなってしまうようなものではないのは明らかです。
ただ、しっかりと続けていけば最終的には合格できるはずです。複数年の受験になることを想定して、気長に勉強を続けていくことにします。
あと、受験の申請が今月末頃までだったので、そちらも忘れないようにしなくてはなりません。とりあえずここから3ヶ月、行政書士試験の勉強を続けていきます。