11月に実施される行政書士試験に向けた試験対策をしています。まずはテキスト(みんなが欲しかった行政書士の教科書)とオンスク.jpの講義動画を見るなどのインプット学習から始めていますが、ここから本試験にかけてそれ以外もやっていかなくてはなりません。
そもそも、今年の行政書士試験に関しては「初学者の状態からおよそ3ヶ月で本試験」と、とても合格が狙えるような状態ではありません。
とはいえ、せっかく受験するわけですし、今後の試験対策をどんな感じでやっていくべきなのか?というようなことの把握にも役立てるため、しっかりと計画を立てて勉強を進めていく必要があります。
ということで今回は、これから行政書士試験の本試験までの間、どのような感じで試験対策を進めていくのか?その具体的な計画を立てていこうと思います。
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現在使用しているのはテキストと試験対策講座、これからいくつか追加していきます
冒頭にも書きましたが、現在の時点で行政書士試験対策として使用しているものは「みんなが欲しかった行政書士の教科書(TAC出版)」と「オンスク.jpの行政書士対策講座(月額980円コース)」になります。
そしてここから、テキストと同じシリーズの「判例集」と一般的な問題集、さらに記述式問題に対応するための問題集か過去問集も追加して、それらを本試験までに何度かやっていくつもりでいます。
とはいえ、行政書士試験は覚えなくてはならないことも多く、一度に全部始めてしまったりすると収集がつかなくなります。よってここから先に追加していくテキスト・問題集等はタイミングを見て順次投入というかたちにしていこうと考えています。
順番としては、「今やっているもの⇒判例集⇒問題集⇒記述問題対策」ということになってくると思いますが、もしかしたら今後の試験対策の進捗次第で順番が入れ替わったり、どれかがカットされることがあるかもしれません。
このあたりは勉強の進み具合や試験対策に充てることができる時間などと相談して、その都度最善策を探っていくことになりそうです。
行政書士試験当日までの勉強計画(月ごと)
次に、これから行政書士試験の本試験までの間、どのような流れで試験対策を進めていくのかについて考えていきたいと思います。
とはいえ現段階であまり詳細な計画を立てても、思っていたより勉強時間が取れなかったり、どこかの範囲・論点でガッツリ躓いたりなどした場合には、まず間違いなく破綻してそこから先が滅茶苦茶になってしまうはずです。
よってここでは、本試験までの計画を「月ごと」に「ざっくり」決めておき、それを指針としてなるべく逸脱しないように勉強を進めていくためのものにしようと思います。
8月中はまず全ての範囲を1周しておきたい
まず、今既に半ばとなっている8月です。ここではひとまず「行政書士試験のすべての範囲」を1周してしまいたいと考えています。
具体的にはテキストを1周、そしてオンスク.JPの「行政書士講座」の講義動画も一度すべて見ておきたいところです。
とはいえオンスクの講義動画は全部で222講ありますし、テキストの方も「民法の範囲だけでおよそ400ページ」とかなり膨大な量です。すべて細かくやっていたら8月中には半分も終えることができないはずです。
ですので、テキストと講義動画について「ザーっと1周」して、どのような内容なのか?とか、どのあたりが難しそうか?みたいなことを把握しておきたいと考えています。
もちろん覚えてしまうことができればそれで良いのですが、全部の範囲をそんなに高速で習得できるのであれば誰も苦労しません、行政書士の合格率は100%になるでしょう。
ということで、この8月中はとにかくハイペースで勉強を進めていき、行政書士試験の出題内容を把握することと、重要そうなキーワードだけでも覚えておくぐらいを目指してやっていこうと思います。
9月は「民法」を中心に「憲法」も、判例集はここで導入したい
9月以降は個別の範囲をじっくり勉強していきたいいと考えています。そしてまずは行政書士試験において割りと配点が高い「民法」の範囲を中心に押さえていきたいと思います。
民法の範囲は以前受験した宅建試験でも出題されていましたので、他の範囲に比べて少しはやり易いはずです。
とはいえ、宅建よりも行政書士試験で出題される民法の方がはるかに高レベルで細かいものだと思います。ここで気を抜かず、民法の「解っているはずの部分」についてもしっかり勉強していきたいところです。
また、9月中には民法以外の範囲もある程度はやっていきたいと思っています。
で、やるのであれば行政書士試験のテキスト等で一番最初の項目として記載されている「憲法」の範囲です。この憲法に関しても、なぜだか中学生ぐらいのときに社会の授業とかで習った内容がいくつか含まれています。
その分少しは覚えやすかったりするのかもしれませんが、やはりこれも「行政書士試験レベル」というところまでは達していないはずです。解っていないところを探すような感じで、慎重に試験対策をしていきます。
またこの9月の試験対策としては、今使っているテキスト等に加えて「判例集」での勉強も追加していきたいと思っています。
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行政書士試験対策として覚えなければならない判例がどの程度あるのか?内容はどのぐらい難しいのか?など、現時点ではわかっていませんが、とりあえず早めに手をつけておきたいところです。
10月は「行政法」、タイミングを見て「商法」にも手をつけたい
10月に入ってからは行政書士試験のメインコンテンツである「行政法」を中心に、それから少しだけでも「商法」の範囲に手をつけたいと考えています。
正直、行政法については今まで見たことも聞いたこともありません。おそらく憲法のように意外と聞いたことがあるとか、民法のように宅建試験のときに少しだけ勉強した、というものと比べるとかなり苦労させられるはずです。
ですので、もしかしたら行政法で思いのほか手間取り、今年の本試験では商法はノー勉で挑むというようなことになるかもしれません。
とはいえ、「法令」のうち一つの範囲で全く得点できないところがあるというのもつまらないので、可能な限り、商法にも時間を割けるように調整していきたいと思います。
本試験直前は全体を通して問題演習をしていきたい
最後に、11月に入ってから、つまり行政書士試験の本試験直前になってからは、問題集や過去問を中心に「問題演習」をやっていきたいと考えています。
行政書士試験は3ヶ月でどうにかなるものではなさそうな感じですが、一応受験するのですから「問題を解けるようになるための」試験対策も少しはしていかなくてはなりません。
この本試験直前の期間を危うくなりそうな「商法」や、法令でなく一般知識の勉強に充てることができるかもしれませんが、今のところは「問題を解いて全体で得点できるところを増やす」という方を優先しようと思っています。
ここは試験対策の進み具合によって、もしかしたら大幅に変わってくるかもしれません。
一般知識は諦めるか・・・
ここまで計画してきて、意識していたのは行政書士試験においてより配点の高い「法令」に属する各範囲でした。しかし、この試験では「一般知識」についても出題されることになっていなす。
そして行政書士試験ではこの一般知識の問題が40%?以上得点できていないと足切りに遭ってしまうとのことなので、できることならやっておきたいところなのですが、そもそも今年の試験ではメイン範囲の「50%以上」をとっていくことが難しそうです。ましてや全体の60%など夢物語でしょう。
となるとどのみちダメではあるので、今回は「来年以降タメになりそうな範囲」を全力でやっていき、残りの「一般知識」については本当に余裕があれば少しだけ、もしなければ完全に諦めて来年に回す方針で行こうと思います。
まとめ
とりあえず行政書士試験の本試験までのざっくりした計画を立てておきました。
もちろんそんなに上手く計画通りにいくはずもありませんが、なるべく、上記のプランから逸脱しないよう、可能な限り時間をとって試験対策を進めていこうと思います。