税理士試験(簿記論)本試験までの試験対策の計画

2018年も5月に入り、ゴールデンウィークも終わろうとしています。そして、8月の頭に実施される税理士資格試験まであとおよそ3ヶ月ということになってきました。

この税理士試験、昨年も簿記論を受験したんですが、結果は「B判定」ということで”このままだと来年の試験で合格することは難しい”レベルの得点しかできていなかったようです。

※昨年の税理士試験(簿記論)の結果については以下の記事から↓

FP2級と平行して簿記論の試験対策をすることに…
最近まったく勉強する時間が取れていません。 しかし年を越したらちょっとは余裕が出てくるはずです。 そこで、来年に入ってからのプランも少し...

そこで今年に入ったぐらいから、かつて受験してもうすっかり忘れてしまっていた「日商簿記2級」レベルの範囲から勉強をやり直し、結果として昨年よりは多少まともな領域に達しているという実感はあります。

しかし、このまま基礎レベルの試験対策を進めていったところで税理士試験の簿記論で出題される難問には到底対抗できないということは明らかです。

よって、ここから先は簿記論の本試験を見据えた対策を行っていく必要があるということになり、今回はその作戦についてちょっと考えていこうと思います。なお、ここで考えた作戦がうまくいくという保証はありませんが、このままで本試験に臨むよりはマシな結果にはなるはずです。

とにかく、ここから7月の終わりぐらいまでの計画を立てていきましょう。

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本試験までは可能な限り毎日「個別問題」を解きたい

さて、税理士試験の簿記論の問題構成は、「第1問」と「第2問」が個別問題でそれぞれ25点、「第3問」が50点の総合問題となってくる可能性が高いはずです。というかよっぽどの事がない限りそのパターンでくるんじゃないでしょうか?

もちろん、第3問の総合問題でどれだけ解答を埋められるかというのは重要になってくるはずですが、「個別問題」についてもすべての範囲を網羅しておかないと、”ハズレ”というかあまり対策できなかった分野からの出題となると、そこだけで相当な失点をしてしまうことになります。

大変残念なことに、現在の僕のレベルでは「どこから出題されても対応できる!」というわけにはいきません。もちろん、ここから本試験までの3ヶ月間で個別問題を解き続けたところで、第1問、第2問共に20点以上の高得点ということにはならないでしょうが、昨年の簿記論の本試験では第1問を丸ごと落としている可能性が非常に高く、今年はそういった事態にならないためにも、個別の”ある程度難易度が高い”問題を毎日1問は解答するようにして、得点できる可能性を上げていきたいところです。

総合問題集を何冊かやっておきたい

個別問題と同時に、簿記論では最も配点の高い「第3問」の総合問題についても、市販の問題集などを使って対策しておかなくてはならないでしょう。

こういった問題集は、「資格の大原」や「TAC」などといった大手の資格スクールが出版しているものから、中央経済社の「会計人コース」などで特集しているものもあると思います。

これらは大体1冊あたり2,000円~3,000円程度と、問題集としては多少高額なものが多いように感じますが、そもそも受験者数自体がそんなに多くない税理士試験対策のものですので、諦めて購入するしかないでしょう…

そして、問題集1冊につき1周だけでなく2周、3周と廻していき、間違えたところや不安な論点については別途、今まで使っていたテキストや個別の問題集などを使って確認していく必要がありそうです。

なお、総合問題についてはどの問題集でも解答時間の目安が60分とか70分といったように、本試験を意識した長めの問題になっている事が多いようです。30分程度を目安とした問題であれば「毎日1問」などということも可能でしょうが、そこまで長い問題となるとそんなに時間が取れない日が多発しそうな予感です。個別問題をやる時間も確保しておかなくてはなりませんし…

ということで、総合問題については無理して毎日解くようなことはせず、時間を見つけてじっくりやっていくことになりそうです。で、「総合問題を解くほど時間が取れない」というような日が出てきた場合には、個別問題で苦手としている「特殊商品販売」や「外貨換算」などの論点を追加でやっていくことにします。

7月からは過去問も加えていきたい

上記のような作戦で5月~6月一杯まではやっていこうと思いますが、7月に入ったらさすがに過去問も解答するようにしていかなくてはなりません。

とはいえ、簿記論に限らず税理士試験全般に言えることですが、「あまりにも古い問題は改正されていて現在のものと合致しない」ということがあるため、2018年分の試験対策として有効な過去問自体はそこまで数が多くないんじゃないでしょうか?

しかも、当然過去の簿記論で実際に出題された問題なわけですから、「今から」とか「6月から」とかでは全く太刀打ちできない難問ばかりのはずです。ゆえに、あまりに早くやり始めて「全く得点できない」というようなことになってはモチベーションが激低になってしまう恐れがありますので、過去問の解答については”7月から”ということにしていきます。

また、1年分の過去問を一度に解答した場合、税理士試験の本試験と同様に2時間で解答することになります。他のことに気を取られず2時間解答し続けるためには、計画的に時間を空けるようにしなくてはなりません。そのあたりも今のうちに予定を立てておく必要がありそうです。

まとめ

そろそろ税理士試験の本試験に向けて(これまで以上に)本格的な対策を進めていく必要があります。税理士試験は簿記論に限らず、非常に気持ち悪い次元の難易度であることは昨年の試験で確認したため、課目合格までは相当長期的な計画で臨む必要がありそうです。

昨年の試験では「簿記論の合格はまだ無理」という判定でしたが、今年は少しでも合格ラインに近づけるように対策を進めていきたいと思います。

まずは昨年やらかした個別問題で十分な得点をするべく、「個別問題集」などで練習をしていくことをメインに、第3問の総合問題の攻略も順次進めていくことになりそうです。

最後に、今年は「税法」の課目を受験することはあきらめました、無理です。来年に期待しましょう。

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