簿記論の”本試験レベル”の問題が難しすぎる…さてどうしたものか

6月に入り、税理士試験の試験対策もいよいよ佳境といったところなんですが、ここにきて「本試験レベルの問題」という新たな難関に直面しています。というか、ある程度予想はできていたんですが、ここまでとことん難しい問題ばかりであることはさすがに想定外でした。

もう本当に全然解けません、そして次々に知らない要素が出てきますから、その全部について細かく覚えてられません。

今までやっていたその辺の「個別計算問題集」とか「総合計算問題集」とかに収録されていたものとは比べ物にならない難問が多く、そういった問題集やその他のテキストなんかには一切書かれていなかった知識がないと解けないようになっているものもあり、どうしようもない状態です。

で、今回はそんな税理士試験(簿記論)の高レベルな問題について、何とかならないものだろうか?という内容の記事です。

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ここ最近の簿記論の試験対策、基礎的な問題から徐々にレベルを上げてきた

税理士試験については、まず苦手な計算問題が丸ごと全部出題される簿記論から交流区指定起きたいと考えており、昨年の「B判定」という結果から、日商簿記2級レベルの基礎的な問題を中心に(1月ぐらいから)試験対策を進めていました。

※この間、新たに試験対策の計画を立て直しました↓

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税理士試験(簿記論)本試験までの試験対策の計画
2018年も5月に入り、ゴールデンウィークも終わろうとしています。そして、8月の頭に実施される税理士資格試験まであとおよそ3ヶ月ということに...

で、だんだんと問題のレベルを上げていき、その辺に売ってるような問題集、即ち「資格の大原」とか「TAC」といった、大手の資格スクールが出版しているものに掲載されているような問題であれば、計算ミスや残念な間違いこそ頻繁に生じるものの、”何言ってるかわからないんですが…”という事態にはそうそうならなくなってきました。

しかし、本試験レベルやそれに近いレベルの問題となると話は別でした…

しかし、6月になってからはそれ以外、というかそれ以上の問題に触れる機会が多くなってきたことから、「全く解答できない」「問題の意図すら不明」というものもちらほら現れるようになってきました。

そしてそれらの問題は、「本試験で出題されるレベル」のものや、そもそもが「過去問の改題」であることが大半なんですね…論点によっては普通に解答できるものもあるためなんともいえませんが、もし、そのレベルの問題で苦手なところばかりがより抜きで出題された場合には、今年の簿記論は0点も射程圏内なんじゃないかと思います。

特に「総合問題」の方の練習をしていると、特殊商品販売についていくつも複合された問題が度々でてくるんですが、もし解答が導き出せたとしても相当に時間を喰ってしまい、お話にならない状態です。

ちなみに税理士試験では今年からA判定とかB判定とかじゃなく、点数が表示されるようになるみたいです。マジで受験意欲を削ぐ結果が送られてこないとも言い切れませんね…

1回の本試験で全部が難問というわけではない?

ただ、練習問題で難問に苦戦していたとしても、本試験に出題されるのがすべてそのレベルの問題であるとは限りません。実際に昨年の受験でも全く得点できなかったわけではありませんし、ある程度は解答できる問題が出題されるのではないでしょうか?

まだ過去問等をしっかり確認したわけではありませんが、普通に考えて解けないor解けても時間がかかる難問ばかりで構成された試験問題では、試験にならないレベルの得点率の低さになってしまうと考えられるからです。

もちろん、僕がまだ税理士試験の簿記論で出題されるような難易度の問題に対応できていないだけで、他の受験者はその程度のものであれば簡単に解答が導き出せてしまう可能性もあります。

そうであったのならば完全に”終わり”なんですが、ここでは「本試験ではちゃんと解ける問題も出題される」ということを信じて(昨年実際にそうでしたから)、何とか対策を考えていこうと思います。

よく言われるように、「問題の取捨選択をして取れるものを優先的にやれ」ということでしょうか?

以前から税理士試験の簿記論や財務諸表論の話をしているときによく言われるのが「完全解答は無理だから解ける問題と解けない問題の見極めをしたほうが良い」ということです。

正直言ってこれまでの僕のレベルでは”解けない問題の方が多い”感じでしたので、それについてはまた今度、と思っていましたが、そろそろそういった「解答テクニック」てきなものについても考えていかなくてはならないかもしれません。

もし、出題されたうち6割の問題が解ける問題であったとして、残りの解けない4割に時間の大半を持っていかれてはできるものもできなくなってしまいます。

ゆえに、もし簿記論の本試験で「難しい」「無理」みたいな問題が出てきた場合には、潔く次の問題に行くことも考えなくてはなりません。そうすれば昨年の試験のように最初の問題で引っ掛かって時間をつぶしてしまうようなことはないのかもしれません。

ただ、これをやるには「どれが解けてどれが解けないか」について素早く判断する必要がありますので、現状の経験値ではまだ上手く取捨選択ができない可能性が高いはずです。

これからあと2ヶ月ほど、難易度の高い練習問題や実際の過去問をいくつも見ていくなかで何とか見極めができるようになっていかなくてはなりません…

総合問題では固定資産や有価証券の項目から解答する

もうひとつよく聞くのが「総合問題は固定資産や有価証券に関する事項の方が得点できる可能性が高く、商品とかよりもそっちを先に解答すべきである」というようなことです。

これについても、昨年の試験やそれ以後の練習問題を解いているときの僕のレベルでは、”どっちにしろ解けない方が多いわけだから別に同じ”だったわけなんですが、やはり最近では、総合問題を解いていて詰まってしまうところは大抵が「特殊商品販売」や「外貨換算」などといったところになってきました。

逆に言えば有形固定資産の減価償却や減損会計、有価証券(外貨建含む)の処理については、本試験レベルとされる問題であっても結構解答が埋まるようになってきています。もちろん何だかとんでもなく複雑なものは除きますが、総合問題の前半にある論点よりは正答率が高いのはほぼ間違いないでしょう。

ということは、やっとよく言われる「効率の良い解答の手順」に準拠できるレベルになってきたということだと思いますので、これから総合問題の練習をするときには「よく言われていた順序」で解答するように心がけていこうと思います。

7月から「過去問」に手をつける予定なので、そこまでにやり方を確立しておきたい

と、いうことでとりあえず簿記論については「本試験レベル」とされる問題を解いていき、どれが取れそうでどの問題は捨て問なのかということを見極めることができるようにしていきたいです。

その感じで6月一杯まで試験対策を進めていき、7月にはいったら予定通り「過去問の解答」を加えていこうと思います。今度は本試験”レベル”ではなく、実際に出題された問題ということになりますので、ここで「簡単、というか解答が可能な問題がどのぐらい出題されているのか?」についても確認していきたいところです。

最終的に、今年の簿記論の本試験でどの程度難しい問題がでるのか?そのあたりについては予測の建てようがありませんので、先程も述べたように、解ける問題があると仮定して試験対策を進めていきます。

まとめ

とにかく難しい「本試験レベル」とされる簿記論の問題、現在の実力では太刀打ちできないものが大半ですが、これからの2ヶ月で多少でも解答できるようになることと、完全に無理ゲーな問題についてはさっさと見切りをつけて次の問題に行くことができるようになっておきたいと思います。

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