簿記試験対策 支店が複数ある本支店会計の問題が厄介、対応策は?

税理士試験(簿記論)の本試験まであと2ヶ月を切ってきましたが、未だにいくつかの論点においてはかなり苦戦しており、また、本試験と同等のレベルとされる問題についてはほとんど太刀打ちできない状態が続いています。

※簿記論 本試験レベルの問題が解けないという話は以下の記事から↓

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簿記論の"本試験レベル"の問題が難しすぎる…さてどうしたものか
6月に入り、税理士試験の試験対策もいよいよ佳境といったところなんですが、ここにきて「本試験レベルの問題」という新たな難関に直面しています。と...

そのなかでも特に、「本支店会計」と「特殊商品販売」については正答にたどり着けることがかなり少なく、世に言う「苦手」な論点であることがわかってきました。

で、具体的にどのあたりが苦手なのかというと↓

  • 本支店会計
    ⇒複数の支店がある問題が解けない
  • 特殊商品販売
    ⇒割賦販売と試用販売などの複合問題が解けない

というような感じになっています。どちらも今まで解いていた「基本的な練習問題」よりも複雑化したものとなっており、それなりに難易度も上がっていることが伺えますが、解けないままにしておくわけにはいきません。

ということで、今回はまず「本支店会計の複数支店がある場合の問題」について対策を考えてみました。

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解けない理由は「集計作業」が多すぎるから?

まず、上に掲げた2つの「解けない問題」の共通点を考えてみたところ、今までの練習問題に比べて「圧倒的に集計量が多い」ということがわかりました。

これまでやっていた簿記論の試験対策問題は、1問5分程度で解答できるような単発の論点に関するものであり、そこで問われている処理の仕方を覚えていれば解答できるような問題がほとんどでした。

しかし、総合問題の対策や、個別問題でもレベルが高いものになってくると、一つの論点ではなくいくつかの複合になってきたり、問われていることは同じでも処理しなくてはならないことが多くなってくるようです。

本支店会計の問題での「集計量の多さ」とは?

それが今回対策を考えようとしている「本支店会計」では、今まで単に”支店”のみであったのが”A支店”と”B支店”の2つになっており、さらには「外部から商品を仕入れているのが本店だけではない」など、本店と各支店の取引についてごちゃごちゃと集計していかなくてはならないようになっています。

こうなると、今までの単純な問題であれば解答できていたものが、途中でわけがわからなくなり、正答にたどり着かない、という仕組み?になっているようです。

これを上手い感じできれいにまとめ、解答欄を埋められるようにならないといけません…

他にも集計作業が多くなる論点はかなりあるようです

で、この「集計しきれない」という問題については、今苦戦しているものについてだけではなく、簿記の問題、特に総合問題を解答するうえでは大きな壁となってきそうな予感です。

なぜならば総合問題では、今思いつく限りで以下のような論点について、問題中のいくつもの箇所から情報を抜き出してそれを集計する作業をしないと解答できない可能性が高いと考えられるからです↓

  • 貸倒引当金の設定
  • 仮払/仮受消費税
  • 税効果会計

つまり、今のままの状態では上記の奴らについては解答が導き出せそうにないんですね。今回はとりあえず「本支店会計」について考えるとして、この先他の論点でも効率の良い集計作業を考えていかないとならなさそうです…

複数支店の処理をするには「それぞれのつながり」を考えなくてはならない

ここで本題に入ります。簿記の問題における「本支店会計で支店が複数になっている場合の処理」では本店とそれぞれの支店、そして支店同士のつながりまで考えていかなくてはなりません。

たとえば支店がAとBの2つある場合については、以下の3つについて集計していくことになります↓

  • 本店とA支店
  • 本店とB支店
  • A支店とB支店

この3つについて、さらにそれぞれ「仕入・売上」「本店勘定・各支店勘定」の2つの数字を合わせていかなくてはなりません。各勘定を合致させるのは未達取引などの情報から普通に処理していくことになり、これについては基本的な処理と同じ感じでやっていけばいいでしょう。

※簿記の試験での本支店会計の基本的な処理については以下の記事から↓

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簿記試験対策 本支店会計の基本的な処理
本支店会計についての論点は、簿記の試験で出題されるもののなかでも問題自体が長かったり、計算量の多さや未達取引の処理なんかに時間を取られるなど...

で、問題はここからです。それぞれの勘定を合わせていくのに、勘定ごとTフォームを使ってひとつずつ集計していったのでは絶対に時間が足りませんし、ぐちゃぐちゃになってミスが生じたり、そもそも自分が今何をやっているのかわからなくなってしまいます。

例えば本店勘定とA支店勘定のTフォームを作って2つを比較しながら合わせていく、みたいな感じですね。

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これで集計していった場合、本店勘定、各支店勘定、本店仕入勘定など、いくつものTフォームを作成しなくてはならず、支店でも外部から商品を仕入れている場合などにはさらにその分を追加でやるとなると、結構大変なんじゃないでしょうか?

※簿記の練習問題で使うTフォームは作ってたくさん印刷しておくべきでしょう↓

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簿記試験対策 Tフォームとボックス図は作って印刷しておくべき!
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正直、数が増えても特に問題なく集計できる方もいるかもしれませんし、すでに相当練習して慣れてしまっている方なんかはこのような方法でも正解できてしまうかもしれません。

ただ、僕には無理そうなんで、ちょっとでも時間と分量を圧縮できる方法を模索しています。

対になる勘定を横並びにして一つの表にしてみた

本支店会計の問題で複数の支店がある場合に、そこで登場するひとつひとつの勘定についてTフォームを作成し、全部集計していくのは無理っぽい…

ということで、多少でも処理量を軽減し、訳わからなくなったり計算ミスが生じたりといった事態に陥る可能性を引き下げる手段として、とりあえず実践してみたのが、「対になる勘定を横並びに記載して一つの表として集計していく」方法です。

こんな感じ↓

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こうすることによって、同じ簿記の問題である「銀行勘定調整表」のときの集計と同様に、左右で比較しながら数字合わせをしていくことができます。最終的に左右が同じ数字になればその勘定は未達取引分も含めて集計が完了した、ということになりますね。

ただ、これによりかなり作業の分量を圧縮できたとはいえ、それでも複数支店の問題ではかなりの量の処理が必要になってきます。

もし、簿記論の本試験でこのような時間のかかる問題が出題された場合、一旦飛ばして次以降の問題を解答し、残った時間で取り組むようにした方が良いかもしれません。

「解答の順序の詳細」の点についても、今後他の時間がかかりそうな論点について考えると同時に決めていく必要がありそうです。

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