簿記試験対策 Tフォームとボックス図は作って印刷しておくべき!

簿記の問題集や過去問なんかを解いていると、解答欄に書き写す前にどうしても大量の計算用紙が必要になってきます。で、紙そのものについてはミスプリとかチラシの裏、しっかりしている人であればノートなんかを使っているんじゃないかと思います。

でも「問題を解く」となると、普通に仕訳だけ記入していくだけではなく、Tフォームやボックス図を使って解答を作成していくことが多くなってきます。そうすると、どんな用紙を使っていようが、毎回それらを手書きして、そこからやっと解答し始めることになります。一瞬の作業とはいえ、毎度毎度となると面倒であるのはいうまでもありません。

しかもサッと書いたところ、「なんか小さかった…」とか「すごい曲がってる!」とかいった、非常に厄介な事態になることもあります。僕だけかもしれませんが…

で、そんな状態ではやる気も出なくなってしまいます。そこでひとまず、Tフォームとボックス図をエクセルで作成して、印刷しておくことにしました。

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Contents

Tフォームの作成と使い道

まずは簿記の問題で一番使うんじゃないかと思われるTフォームから作成してみました。

Tフォーム(クリックしするとpdfファイルが開きます)

Tフォーム ロング(クリックしするとpdfファイルが開きます)

こいつは特に総合問題を解答する際の各科目の集計に使うことになります。あと、個別問題でも「仮払・仮受消費税の集計」や「税効果会計がある際の税金資産・負債の集計」、「貸引の集計」など、そこかしこで登場することになります。

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このTフォーム、日商簿記の試験ではどうだったか忘れましたが、税理士試験の簿記論でははじめに配布された計算用紙の中に、いくつかデフォルトで記載されていました。やはり頻繁に使うものなので、難関試験とはいえ一定の配慮がなされているようです。

で、これを両面で印刷しておいて、普通に使う計算用紙とは別に置いておけば、使おうと思ったときにいちいち隅っこの方に書き足す手間なく集計が可能になります。もし、自分で作るのが面倒な場合には上のファイルをダウンロードして使ってください。ただ、余裕があれば自分のスタイルに合ったもの、例えば半分は白紙の計算用紙にしておく、というような工夫したものを作っておいた方が無難かもしれません。

また、上のリンクにあるロングverの方は、美的センスが不足しているため6つ並んだTフォームの下に余白部分があります。ちょっとしたメモなんかをそこに書いておくようにするといいかもしれません。

あとロングじゃない普通のほうの奴だと、結構分量がある問題に対しては小さすぎるかもしれません。

ボックス図の作成と使い道

次に、ボックス図も作成してみました。これは「商品売買」の問題とかで、棚卸商品と仕入から当期の売上原価を出したり、穴埋め問題(推定簿記?勘定復元?)の問題を解答する際に多用するものです。

ボックス図(クリックしするとpdfファイルが開きます)

ボックス図 ロング(クリックしするとpdfファイルが開きます)

特に、いろんな要素が絡んでくる穴埋め問題では、売掛金と受取手形、買掛金と支払手形、商品、法人税…など、一問でいくつも使うことになります。そのたびに書き足していたらたまらないので、こちらも作って印刷しておいた方がいいでしょう。

なお、こちらも10個記載された奴と、6個+下に余白があるロングverがあります。僕は小さいタイプの方が使いやすいんですが、もともと字が大きいとかそういう場合には長い奴の方が使いやすいかもしれません。

両方セットになった奴も作成!

さて、Tフォームとボックス図を別々に印刷しておくのが面倒な場合に備えて。左側にボックス図、右側にTフォームを入れたものも作っておきました。

Tフォームとボックス図(クリックしするとpdfファイルが開きます)

Tフォームとボックス図 ロング(クリックしするとpdfファイルが開きます)

正直、この2つは似たような形をしているため、どっちかが余ってしまった、とか足りない、とかいう場合でも、普通に流用することが可能です。なので、面倒な場合にはどっちも記載されたものを印刷しておいて、適当に使っていくぐらいの感じでもいいかもしれません。

また、総合問題なんかを解答する場合には、どちらも使わなければならないことが多いため、両方記載のものが使いやすいでしょう。

こちらも小さいの10個と大きいの6個+余白の2パターン用意してあります。作るのが面倒な場合は上のファイルを印刷して使ってみてください。

まとめ

今回は簿記の試験対策問題を解答する際に頻繁に使う「Tフォーム」と「ボックス図」についての記事でした。両方記載されたものも併せて3種類×2パターンの合計6個用意してありますが、日商簿記3級クラスの問題であれば小さいもので十分かと思います。それ以降、だんだん問題(特に総合問題)のボリュームが増えてきたら大きいものの方に変えてもいいんじゃないでしょうか。とにかく便利なので騙されたと思って試しに作ってみてください(ほんとに騙された!と感じた場合免責とさせて頂きます)。

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