CFP資格審査試験の「不動産」が大分キツそうな予感…

ついこの間、2019年第1回目の「CFP資格審査試験」を受験すべく、6つある試験課目のうちのひとつである「不動産運用設計」について、テキストと問題集を購入しました。

3月に入り、6月の本試験までおよそあと3ヶ月というところから試験対策を始めているわけですが、やはりというか何というか、このCFP資格審査試験の不動産、昨年受験し、合格することができた宅建試験とはちょっと違った難しさがあるのではないかと感じ始めています。

今回は、そんなCFP資格審査試験の対策を始めてみて、現時点で感じていることなどを中心に記載していこうと思います。なお、今回(2019年第1回)の試験で受験を予定しているのは「不動産運用設計」の1課目のみとなっています。

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日本FP協会のテキストからは「頻出論点」を絞りづらい

先日CFP資格審査試験対策用に購入した日本FP協会発行のテキストですが、少しだけ進めてみた感じでは、「コレだけではどこが重要になってくるのか?とか、どこが頻出の論点なのか?」ということを把握でできそうにありません。

このテキストはどちらかというと一般的な「資格試験対策テキスト」というよりも、「教科書」に近い感じな気がします。具体的には使った方とそうでない方が居られるかとは思いますが「山川の世界史の教科書」と似たような雰囲気を醸し出しています。

全体的に説明口調で、一文ごとの途切れがなく、勉強しているというよりは「本や論文を読んでいる」というような感じも覚えます。それぐらい「一般の試験対策テキスト」とは乖離した内容になっています。

と、いうかもともと「ファイナンシャルプランナーとして知っておかなくてはならないこと全般」に関しての書籍ですので、そのままCFPのテキストとしても用いることができるものであるとはいえ、「完全にCFP資格審査試験用」というわけではないのです。

しかしながら、このFP協会が発行しているテキスト以外には、この試験で有用と思われるものは見つかりません…こうなったら「全体を満遍なくやっていく」という方法を取るしかなさそうですが、やはり「試験に出るのかでないのか?」というあたりはかなり気になってしまいます。

やはり、不動産の「投資」に関する部分が多そう

今回受験しようと考えている「CFP資格審査試験(不動産運用設計)」は、以前受験した「宅建試験」の知識が十分に残っており、その知識があることによる「勉強時間軽減効果」を期待しての課目選択でした。

宅建の試験では、主に「不動産の取引」に関して、宅建業法や権利関係などを中心に出題されていました。しかし、以前にも予想していたように「CFP資格審査試験」は”FP”の試験である以上、不動産の投資に関する部分に力が入っていそうな感じです。

テキストの目次を見ていても、やはり「アセットアロケーションと不動産」や「不動産投資分析」、「不動産の有効活用」など、全体の4割から半分程度がそういった「不動産”投資”」に関係する内容になっています。

そうなってくると、宅建の試験対策ではあまり触れることがなかった論点について、FP2級を受験した際にやった内容を思い出しながら、そこにさらに細かい知識を加えていく必要がある、ということになります。

この点で、やはりどうしても「最初から勉強し直し」となってしまう論点がいくつもあることが予想され、6月までの期間で、しかも他の資格試験の勉強と並行してやっていくことを考えると、実はかなり厳しいのではないのか?ということも考えてしまいます…もう少し早めに試験対策を始めるべきだったのかもしれませんね。

過去問も1年分だと明らかに不足

さらには、問題集(実際は過去問集)による”実践演習”の不足もあることを考えておく必要がありそうです。実際のところ、この間購入した問題集には、前回の試験1回分の問題と、その詳細な解説が収録されているのみとなっています。

しかし、一度の試験で全ての範囲から出題されているということはないはずですので、もし当該問題集の内容を完全に把握して本試験に臨んだとしても、どこかに、確実に穴があるということになってしまいます。

また、前回の試験と同じ論点からの出題があったとしても、設問における問い方や解答の要求箇所が違っている場合などが考えられ、問題をひとつ解いたのみではそのような「類似問題」に対応することができない可能性もあります。

ということで、前回の記事でもちょっと検討してはいたんですが、今後本試験までの間に今回購入した「CFP資格審査試験問題集(不動産運用設計)」の”古い版のもの”を購入し、何年か分の過去問に手をつけておく必要があるのかもしれません。

もちろん、その際には「既に古くなってしまっている情報」がないかどうか、十分に注意して問題演習をしていく必要があるとは思います。そして、それがかなりの労力を必要とするであろうというところからも、6月までの試験対策はかなり厳しいものになるのかもしれない、という予想が立てられます。

ただ、コスト面ではもともと700円程度の問題集ですから、追加で古いものを購入するにしても、”型落ち”によってさらに価格は下落しているものと思われます。そのあたりは唯一、救いといって良いのかもしれません。

とにかく情報が少ないのを何とかしなくてはならない…

で、とりあえず今回受験する「CFP資格審査試験」については、これまで受験してきた他の資格試験に比べて「試験に関する情報量が少ない」ということを意識して試験対策をしていく必要があるのではないかと思います。

テキストにしてみても「ファイナンシャルプランナー全体」としてのものであり、CP資格審査試験専用のものではありませんし、問題集にしても「前回の本試験問題のみ」ということで、各論点の出題頻度などを把握することは到底できません。

ただ、そのあたりに関しては他の受験者の方も同じような状況下で勉強を続けているかと思いますので、特に自分のみがハンデを背負っているというわけではない、ということもいえそうです。

今後、6月に実施される本試験に向けてなんとか合格ラインに近づくことができるように試験対策を続けていくことになりますが、果たして「どの程度の学力をもってすれば合格できるといえるのか?」そのあたりについても全く不明です。

とにかく、今回は”お試しの”受験ということもありますので、「本試験はどんな感じなのか?」「どのぐらいの知識があれば合格できそうなのか?」というあたりも把握できるよう、まずは本試験で”全然わからん”ということがないよう、わかる限りで最低限の勉強はしていこうと思います。

まとめ

今回はCFP資格審査試験(不動産運用設計)の試験対策を始めてみて、現時点で思っていることなどを記載してきました。

正直、他の資格試験に比べてテキストや問題集の選択肢のみならず、そもそも試験自体に関する情報が少なすぎるため、どこをどのようにやっていくべきなのか?そのあたりがわからずにいるのが現状です。

ただ、ずっと受験しないまま、つまりAFPのままいる、というのはちょっとアレな気もしますので、今回の試験をきっかけに、なるべく早く6課目全部をクリアできるように頑張っていきたいと思います。

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