FP1級とCFPの試験対策は別のテキストを用いた方が良いのか?

2018年1月の試験でFP2級の資格を取得してから、続けてAFP認定研修を受講、現在はAFPとして日本FP協会に会員登録をしています。

となるとこの後はCFP資格審査試験⇒研修等を経てCFPとしての認定⇒FP1級(実技試験のみ)という流れで上を目指していくことになるわけです。つまり次はCFP資格審査試験を6つの科目それぞれについて受験していくことになるわけですが、このうちの「不動産」について宅建の試験対策ついでに今回受験したいな~、なんて思っていました。

しかし、当初の予定というのは狂ってくるもので、どうも今回(2018年第2回)のCFP資格審査試験にはどの科目も間に合いそうにありません。これは宅建の試験対策が思った以上に難航しており、とても”同時学習”など考えている暇が無いためです…

※宅建単独でも10月の試験までに合格ラインに到達できる気が全くしません

ということで、CFP資格審査試験については来年の受験を目指して早めに準備をしていくことになりそうですが、ここでひとつ疑問に思ってしまったことがあります。それは、CFP、FP1級の、それぞれの試験対策で用いるテキストや問題集についてです。

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CFP資格審査試験とFP1級のテキストは違うもの?

FPの試験に関しては、FP3級・FP2級とも、「みんなが欲しかった~」というフレーズから始まる、大手資格スクールの「TAC」が出版しているものを使ってきました。

正直、FP3級の試験に関してはそれ一冊で十分に合格することができましたし、FP2級の試験に関しても当該テキストと問題集、過去問集をそれぞれ一冊、という内容で合格することができました。

ゆえに、以前の記事でも述べたとおり、今回「CFP資格審査試験」とそれに続く「1級FP技能検定」を受験するにあたってもそちらのテキストを購入するつもりでいました。しかし、宅建試験の対策に苦労したおかげで今回の受験を思いとどまり、テキストの購入についてもう一度深く考えていたところ、”あること”に気がつきました。

それは、僕が購入しようと思っていた「みんなが欲しかった~」シリーズのテキストは、FP1級試験対策用であり、どこにも「CFP資格審査試験対策」とは記載されていない(表紙および内容を書店で確認した結果)ということです。

逆に、日本FP協会から毎月送付されてくる「FPジャーナル」には、しっかりとCFP資格審査試験対策のテキストや問題集の注文書が、6つある試験科目ごとについていることもわかりました。

これはつまり「CFP資格審査試験」と「1級FP技能検定」のテキストや問題集などは、内容が異なるものである可能性が出てきたということです。今までお気に入りのテキストとして使ってきた「みんなが欲しかった~」シリーズですが、これは少し購入について考え直さなくてはならなそうです…

FP2級では「2級・AFP」との記載があるものが多い

で、なぜテキストの内容が「CFP資格審査試験」と「FP1級」で異なるのではないか?と思ったのかについてですが、以前購入したFP2級試験対策のテキストでは表紙に以下のようなタイトルが記載されていました。

⇒みんなが欲しかったFPの教科書 2級・AFP

つまり2級とAFPは同じテキストで対策することが可能、ということですね。ちなみに別途購入した問題集、過去問集についても、出版社は違うものの同様の記載がありました。

結局、FP2級にしてもAFPにしても、その資格を取得するために合格すべき試験は同じ「2級FP技能検定」であることからこういった表記がなされているんでしょう。

しかし、FP1級とCFPでは合格すべき試験そのものが異なってきているわけであって、傍から見て同等のレベルの資格であるとはいえ、それぞれの試験でその対策すべき内容が異なる、という可能性があります。

ということで、今回はかねてより予定していた「みんなが欲しかった~」シリーズのFP1級バージョンを購入するのは危険、ということで、他に有用なテキストを見つけなおす必要が出てきたわけです。

そこで、先程も少し触れた「日本FP協会の出版するテキスト」がどうかな?と思い、少し確認してみました。

やはりCFP資格審査試験用に日本FP協会が出しているテキストを買うべきか?

上記のとおり、今後受験を予定している「CFP資格審査試験」についてテキストを再度考え直すことになってしまったわけですが、気になる、というかそれしか見つからないんですが、日本FP協会から出版されているテキストおよび問題集を購入してみようかな、と思っています。

このテキストと問題集は、「FPジャーナル」に注文書がついている形で販売されており、FAXで注文すると代金引換で送付されてくるものであるとのことでした。

まず、テキストについてはCFP資格審査試験の課目ごと6冊に分かれており、それぞれの価格は「税込1,944円」それに加えて送料が400円かかる、とのことでした。また、クレジットカード払いであればネットからの注文も可であるとのこと。

また、「CFP教育カリキュラム」にも準拠しているとのことで、CFP資格審査試験のみならず普段実務を行う方にとってはその知識や技能の向上にも役立つものであるとの説明がなされていました。

また、問題集(税込756円)も3種類用意されていましたが、どうもこれは普通の問題集ではなく、過去3回分の本試験の過去問について、解答・解説をつけたものであるようです。

で、まずはテキストについて購入し、その使用感を確かめていくことになると思いますが、もし受験するのが来年の6月ということになれば、今年度のもの(8月に発売されたようです)を購入しても差し支えないでしょうから、宅建試験が終わり次第、早めに購入して試験対策に取り掛かろう、といったところです。

まとめ

今回はCFP資格審査試験とFP1級の試験対策テキストについて、もしかしたら違うものを用意して勉強した方が良いのでは?との考えから、今後購入するテキストを選定しなおしました。

もしかしたら普通にFP1級用のテキストでCFPの方も事足りるのかもしれませんが、念のため「CFP専用」のものを購入することにします。実際に購入したらそのときはまた記事で内容等の確認をしていこうと思います。

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