行政書士試験の試験会場がとんでもない…

11月に実施される行政書士試験に向けて、そろそろ試験に関する情報を集めておかなくてはと思い、先程受験手数料や試験範囲などの確認をしていました。

で、そんななかで少し気になったのが「行政書士試験はどこが試験会場になるのか?」ということでした。これまで受験したor現在も受験し続けている資格試験については、国税局単位でしかやっていない税理士試験を除き、比較的近所で受けることができるものばかりでした。

特に、商工会議所単位で動く日商簿記や、人気の宅建試験では、市内であったり電車で2駅の隣町であったりと、かなり「試験会場へのアクセス」はよかったと思います。

そして行政書士試験も、割りと多くの方が知っているようなメジャーな資格試験であるはずです。ゆえに「今回も近所で受験できるんだろうな~」ぐらいに考えていました。

しかし、行政書士試験の実施団体である「行政書士試験研究センター」のHPで自分の地域の試験会場を確認してみたところ、その予想が大きく外れており、近所どころか「ちょっとした旅行」レベルの距離を移動しなくてはならないことがわかりました。

ということで今回は、思いのほか試験会場が遠かった行政書士試験について愚痴っていこうと思います。

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静岡県は「日大の三島キャンパス」、端っこです

まず、行政書士試験(2019年)の試験会場はそれぞれの県ごとに以下のページから確認することができます↓

行政書士試験研究センターHP「試験地及び試験場」

そしてこれによると、僕の住んでいる「静岡県」での試験会場は「日本大学国際関係学部本校舎(三島校舎)」のみ、ということです。ちなみに「三島」は静岡県の東の端っこ、神奈川県の隣です。

正直「え?・・・」みたいな感じなんですが、そこしか記載がないということは「静岡県の行政書士試験受験者」はみんなそこまで行って受験するということなんでしょう。

浜松あたりに住んでいる受験者の方なんかは愛知県(南山大学)まで行った方がもしかしたら近いんじゃないのか?とも思いますが、そのあたりに関してはどのようなルールになっているのかわかりません。

そもそも、なぜちょうど良い感じの位置にあり、県庁所在地でもある「静岡市」のどこかを選択しなかったのか謎なんですが、広さとか費用とかいろいろあって「三島」ということになったんでしょうか?

とにかく、中部地方在住の僕にとってもかなり遠い試験会場です・・・

行政書士試験と他の資格試験との比較

で、11月に受験予定の行政書士試験はそんな感じの試験会場なんですが、それをこれまで受験した、または受験しつつある資格試験と比べると以下のような感じです↓

  • 日商簿記検定(2015年):すぐ近く、市内
  • FP技能検定(3級2017年・2級2018年):静岡市、結構近い
  • CFP資格審査試験(不動産 2019年):静岡市
  • 宅建試験(2018年):隣町、電車で2駅
  • 税理士試験(今も受験中):名古屋、要前泊

税理士試験に関しては仕方がないですが、人気者の宅建試験はかなり近くで受験することができ、日商簿記2級に関しては歩いて行くことができるレベルの近所でした。

また、FP系の試験はすべて県庁所在地の「静岡市」で受験でき、ちょっとアクセスが悪い会場でしたが、基本的に”行き慣れた”場所での受験でした。ちなみにFP技能検定は「日本FP協会」で受験しており、きんざいでは会場がちょっと違いますが、そこまで差はありません。

そして、これらと今回受験する「行政書士試験」を比較した場合、めんどくさい順に「税理士試験>行政書士試験>その他の資格試験」ということになります。

これまでの印象では、税理士試験が異常なだけであって行政書士試験も”含む”その他の資格試験は結構試験会場が分散され、割りと近くで受験することができるものだと思っていました。

しかし、行政書士試験に関しては「県で1カ所」「しかも端っこ」ということで、その認識を改め、受験にあたり長距離移動が必要になる資格試験であることを意識しておく必要がありそうです。

というかたまたま近所に住んでいる受験者の方、うらやましい限りです。

受験者数が少ない資格試験はこんなものか・・・

ではなぜ行政書士試験は無駄に広い静岡県で試験会場が1カ所、しかも中心部ではなく東の端、などということになっているのでしょうか?

その理由はおそらく、年1回の試験実施に対して受験者数が5万人程度と、そこまで規模の大きな資格試験ではないためなのでしょう。

仮に受験人数の多い資格試験でしたら、1つの試験会場ではすべての受験者を受け入れることができずに場所を分散することになります。

そうするとそれなりに会場のある地域も分散され、結果として「誰でも近所で受験できる」ということが実現可能なのかもしれませんが、こと行政書士試験に関しては毎年の受験者数がそこまで多くはないため、「1カ所でOK」ということになってしまいそうです。

そして、試験会場を1カ所に絞るが故、それなりの規模がある三島の日本大学で実施することになる、ということなんでしょう、たぶん。

というかここで行政書士試験の試験会場について愚痴っていても何かが変わるわけではありません。あきらめて三島まで行く他ないのでしょう・・・

前乗りか当日向かうか迷う移動距離

ところで、僕の現住所(静岡県中部西寄り)から三島まで行くとなると、かなりの距離を電車で移動することになります。

これが資格試験でなければ別にどうということはないのですが、今回は行政書士”試験”です。その本試験当日に長距離電車移動ということになると、開始前からかなり疲労してしまい、試験中に何かあり得ないミスをやらかしそうな気もします。

ただ、幸いにも行政書士試験は「13時から」、つまり午後から本試験が始まるわけで、もし当日向かうとしても始発に乗らなくてはならないとかじゃありません。

ゆえに、今年(2019年)の行政書士試験に関しては、とりあえず前泊はせず、本試験当日に家を出る方針で行こうと思います。その方がはるかに安上がりですし、宿を探す手間も省けます。

まぁ、今回の行政書士試験に関しては「初学者」の状態から試験対策勉強をできる期間が3ヶ月しかないということもあり、この試験の話に聞く限りの難易度を考えた場合、合格は難しいはずです。

つまり、来年以降も同じ試験を受験することがほぼ確定しているわけですから、今回の受験で「前乗りか当日か」どちらが良さそうなのかを判断しようと思います。

また、もしかしたら来年は試験会場が違うなんてことも考えられますから、あまり深く考えず、普通に勉強して受験するということだけを意識していくことにします。

まとめ

行政書士試験の試験会場は驚きの遠さでした。大変ですが頑張って行こうと思います。

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