税理士試験の本試験が迫っています。今年の試験は「簿記論」を中心に勉強してきた他、一応財務諸表論の方も受験することにし、2科目のチャレンジです。
本来であれば税法科目である酒税法も受験しておきたかったのですが、あまりにも勉強不足であるため今年はカット、来年以降の税理士試験で受験していく、ということにしました。
で、今回受験する「税理士試験」は国税局単位で会場が定められているようで、僕の住んでいる地域からだと電車で名古屋の会場まで行かなくてはなりません。しかも当日向かって間に合うような距離でもありませんから、基本的に受験時は「前泊」を必要とします。
となると、一度試験会場近くまでいってしまえば「○○忘れた・・・」となっても家に取りに戻ることはできません。
まぁ、幸いにも名古屋は大都会ですので試験に必要なものを忘れていったとしても現地で簡単に調達することができます。とはいえそんなところで余分な出費をしたくありませんから、今ここで「税理士試験当日の持ち物」を確認しながら用意していくことにします。
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受験票は絶対忘れずに、鞄の取り出しやすい位置へ
税理士試験というか資格試験であればまず、本試験当日に受験票を忘れるということがあってはなりません。まず忘れることはないでしょうが、一応何度も確認しておきたいものです。
で、この受験票なんですが、本試験に持って行くのは間違いないにしても「鞄の奥深く」に仕舞っていくと大変です(というか去年大変でした)。
なぜならば試験会場に着いた後、自分がどの試験室に振り分けられているのか、受験票を元に確認しなくてはならないからです。
これが他の資格試験ならば良いのですが、税理士試験は広い地域の受験者が一カ所の試験会場に集まっています。そのため「自分の試験室はどこか?」ということを確認することができるボードの前にはかなりの人だかりができています。
そんな中、鞄を開いて「受験票どこだったかな~」なんてやっていると正直邪魔でしょうがないため、昨年は受験票を探すために一度離れた人のまばらなところまで撤退する必要がありました。
そんな煩わしさから解放されるため、ことしは「サッと取り出せる位置」に受験票を入れておき、どこに向かったら良いのかすぐにわかるようにしておきたいと思います。
電卓は要注意かも
税理士試験を受験するにあたり、受験票の次に重要なのが「電卓」ではないでしょうか?
他の筆記用具と違って電卓はとても高価なものであり、忘れていって現地調達するのはかなりの痛手です。しかもそうなると使い慣れたものと違うものになってしまう可能性もありますから、試験中のミスも増えてしまいそうです。
しかもこの電卓、いくつも持っているわけではなく「愛用のもの+予備」ぐらいの所持数です。
そしてそれを前日(出発の前日)まで普通に試験対策で使用しなくてはならないわけですから、そのままうっかり忘れてしまうリスクはかなり高いと思われます。
事実、この間受験したCFP資格審査試験(不動産)の本試験当日には、一旦家を出てから電卓が机の上に置きっぱなしだったのを思い出し、慌てて取りに戻りました。
とにかく、電卓を忘れていくと安く見積もっても3,000円程度の損失です。前日の試験対策後、当日の朝と、何度も確認して絶対に忘れることがないよう心がけようと思います。
時計も2つぐらい用意しておきたい
次に、全体的に時間の足りない税理士試験の本試験で使用する「時計」も忘れないようにしなくてはなりません。
これは普段卓上で使っているものを用意しましたが、デジタル時計ですので、万が一本試験直前に壊れてしまったときを想定してもう一つ持って行こうと思います(昨年使ったものはもう壊れました)。
別に試験中においておくだけのものですので安いものでも良いはずです。とにかく「音の出ないもの」であるかどうかに注意して探しておきます。
電卓以外の筆記用具
最後に「電卓以外」に必要となる筆記用具を確認しておきます。
税理士試験は他の資格試験と違い「黒または青のボールペン」で解答を記入する必要があることから、この間受験したCFP資格審査試験(マークシート形式)のときの筆箱の中身では対応できません。
また、税理士試験は今年から変更になった点がいくつかあり、修正液等の使用も認められるようになりました。
そのことも踏まえて、本試験で必要な筆記用具を確認していこうと思います。
解答記入用のボールペン
まずは本試験の解答を記入するためのボールペンをありったけ用意しなくてはなりません。これはあり過ぎて困るというものではないでしょうから、とにかく家にあるものをすべてかき集めようと思います。
また、本試験前にも駅などで新しいものを購入し、万全の体制で臨むことにします。
この「ボールペン」に関して一点注意しなくてはならないのが、最近よくある「摩擦熱で消えるタイプのもの」も大量に所持しているため、間違えて本試験で使わないようにしなくてはならないということです。
もちろんしっかり確認すればそのようなことはないはずですが、念のため、そういった輩が紛れ込んでいないかチェックしておかなくてはなりません。
マーカーやシャープペンなど
税理士試験の答案作成はボールペンでしなくてはなりませんが、問題用紙へのメモ書きや、途中の計算などにもそれを使っていたらたまりません。
ということで僕はボールペン意外にもシャープペンとラインマーカーも持ち込んでおこうと思います。これは受験者によって使う使わないが別れてくるかもしれませんが、一応持ってきます。
ホチキス・修正テープ
あとはホチキスと修正テープでしょうか?ホチキスはまとまっている答案用紙をバラしたときに止め直すため、修正テープは今年から使用できるようになった答案修正用です。
正直、修正液と修正テープならどちらの方が使いやすいのか迷いましたが、今回は使い慣れている「修正テープ」の方を持って行くことにしました。
一応「修正液」の方も、本試験の会場近くで見つけたら買っておこうと思います。
その他持って行くもの
上記以外にも、税理士試験の受験には直接関係ないものの、前日から泊まり込む以上持って行かなくてはならないものも確認しておきます。
まずは「直前まで勉強する要のテキスト・問題集」ですが、これは今持っている中でもっとも携帯しやすいものを選択しました。
簿記論は「堀川の簿記論 合格レベル個別論点100チャレ」、財務諸表論は「財務諸表論の集中講義30」です。どちらも「A5版」の書籍ですので、試験会場に持って行っても苦にならなそうなのでそれにしました。
あとは着替え・タオルの他にスマホや携帯などの普段から持ち歩いているもの、そして「充電器」でしょう。
充電器を忘れていくとスマホの電池が切れたりして大変ですし、今時はタバコすら充電しなくてはなりませんから、場合によっては強制的に禁煙することになります。
一応予約しているホテルで貸してくれるかもしれませんが、確実ではないので注意しておこうと思います。
まとめ
とりあえず税理士試験直前ということで、本試験当日の持ち物を確認しておきました。出発前にはこの自分の記事で忘れ物がないか確認しようと考えています。
まぁ、繰り返し確認したところで大体何かしら忘れるんですが・・・