税理士試験(簿記論・財務諸表論)を受験してきました。前回の試験では簿記論が55点と微妙、財務諸表論は47点でまだまだといった感じでしたが、今年はそれよりも少しでも良い得点が出せるよう、簿記論を中心に勉強して本試験に臨みました。
で、結論から先に述べてしまうと、今年(2019年)の税理士試験は「昨年と同程度かちょっとできなかった」ぐらいの印象です。残念ですが・・・
まぁ、税理士試験に関しては「試験自体の出来」がどうこうとかではなく、「自分が他の受験者と比べてどうだったか」が重要になってくるはずです。12月の合格発表までは早まらず、冷静に待っておこうと思います。
さて、本日はせっかく税理士試験(簿記論・財務諸表論)を受験してきたわけですから、それについて試験の感想など、記載していくことにします。
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簿財とも問題量が多くて困る
まず簿記論にしても財務諸表論にしても、相変わらず「全部の問題を解ききる」ということは到底無理そうな問題量でした。
これに関してはいつまでたっても変わることがないかと思いますので、今後もできる限り問題の取捨選択を上手くやっていくことができるように練習していく必要があるわけですが、正直ウンザリです。
今回の試験でも、「もう少し、もう少し時間があればあと1題ぐらいできるはず・・・」と思いながら試験終了を迎えたわけですが、昨年よりも計算のスピードは断然上がっているはずであるにも関わらず、特に財務諸表論において「書くのが遅い」というのが足を引っ張ったような気がします。
税理士試験に限らず、普段の練習問題では何か書くにしても「適当に殴り書き」の状態でやっています。ただ、本試験ではそんな感じでは採点して貰えるかすらも怪しいところですから、結構慎重に、丁寧な字で解答を作成していくことになります。
そのあたり、「綺麗に、しかも素早く書く」というあたりの練習が疎かになっていたのが今回の試験で判明しました。特に財務諸表論では、計算問題でも「表示科目」自体を記述しなくてはならず、それにかなりの時間を費やしてしまったようです。
来年以降、簿記論と財務諸表論に加えて税法科目である「酒税法」にもチャレンジしていくつもりです。そうなるとより一層「書く早さ」は重要になってくるはずですから、ここから1年かけてなんとか対策していくことにします。
財表の理論問題対策は再検討が必要
財務諸表論の理論問題のうち、「第1問」に関しては「財務会計の概念フレームワーク」あたりからの出題だったようで、正直「えぇ・・・」みたいな問題ばかりでした。
もちろんろくに解答できていません。記号問題以外は白紙です。
そして手付かずのまま終わってしまった第1問の記述問題は、どう考えてもテキストには無かった内容のもの、つまり今やっているテキストをこの先1年間やり続けても同じ問題には対抗できないということです。
それを解消するためには、やはりちょっと前にやっていたような「法規集を読み込む」みたいな試験対策をする他ないのかもしれません。
しかしそうなると「勉強時間」が圧倒的に不足してきます。それ以外に良い方法がないのであれば無理を承知で「法規集から直接知識を得る」という勉強スタイルで行くしかないのかもしれませんが、まだ時間はありますのでもっと色々考えていきたいと思います。
簿記論は今年もアウト臭い・・・
で、今年の税入りし試験も昨年に引き続き「簿記論」を中心に勉強してきたわけですが、どうもこのメイン科目、今年もダメだったような感じです。
というのも、今年の簿記論の試験では「解答欄を埋めた」のは良いものの、時間がなくて焦って解答したり、そもそもよく解っていないまま「多分こんな感じ」で解答してしまった部分が多かったような気がするからです。
つまり、ぱっと見かなり埋まっている答案用紙が出来たものの、その中身はスカスカ、ハリボテ状態の答案だったということです。
おそらくかなり間違って解答した箇所があり、落ち着いて正確に解答することが出来た他の受験者と比べるとちょっと見劣りする内容(得点的に)なんじゃないかと思います。
まぁ、他の方がどの程度出来ていたのかは現時点ではわかりかねますが、今の大体の感じで諦めをつけて早めに試験対策を再開したいと思います。
ちなみに、財務諸表論の方は言うまでもありません・・・
とりあえず来年も頑張る
ということで、簿記論・財務諸表論の2科目を受験した今年の税理士試験は、「予想以上に出来が悪かった」ぐらいで終わってしまいました。
昨年から今年の本試験にかけて、自分なりに色々と考えながら勉強してきたつもりでしたが、正直言ってその効果の程は「微妙」だったといわざるを得ません。というか「皆無」だったのかもしれません・・・
まぁ税理士試験自体、配点とか合格基準とか色々と謎なところがありますから、12月の合格発表まではなんとも言えない感じですが、とりあえず簿記論・財務諸表論の会計科目、そして来年は税法科目である酒税法を受験できるよう、この3科目で可能な限り良い得点が出せるよう頑張っていくつもりです。
まとめ
とりあえず2019年の税理士試験が終わりました。一旦この試験のことは忘れてCFP資格審査試験(相続)と行政書士試験の方に移行します。
ただ今年の試験を受験した感じだと簿記論・財務諸表論ともに「また来年」といった印象です。少なくとも12月の合格発表前には税理士試験対策の方に戻るつもりです。
というわけで2019年も税理士試験は終了、またいつかお会いしましょう。とでも言っておきます。