2019年(令和元年度)の宅建試験が徐々に迫ってきています。今年の試験実施日は「10月20日(日)」、そして合格発表は「12月4日(水)」となっています。
受験予定の方は既に申し込みを済ませているはずですのでそのあたりには触れませんが、ほとんどの方はとっくに試験対策を始め、今は問題集や過去問集などでアウトプットの勉強を中心にしている、とかそのぐらいの時期でしょうか?
僕がこの宅建試験を受験したのは昨年、つまり平成最後の試験だったのですが、ここでは「36点を超えることはないのかも」と思われていた合格基準点が突然「37点」となり、ちょっと驚いた方も多かったのではないでしょうか?
宅建試験ではこの合格基準点が毎年変動し、どうやらそれによって合格率を一定の範囲内に収めているようで、この変動で合否が決まってくる、即ちわずか1点差で受かったり落ちたりといろいろです。
なお、その「合格基準点」の前後1点ぐらいには多くの受験者がひしめき合っているはずです。
となると、宅建において本試験直後の受験者にとって最も気になることは、「今年の基準点は如何ほどか?」というところで間違いないでしょう。そして、昨年経験しましたがこの「合格基準点予想」は、例年かなりのお祭り騒ぎになっているようです。
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合格基準点の予想は大手の資格スクールなどが中心になって進められる
この「予想祭り」の中心となるのが、受講生が多く、宅建試験の受験者データを大量に入手することができる大手の資格スクールです。サンプルが多い分、かなり「本来の数字」に近い予想ができるとみられ、昨年も「大ハズレ」のところはなかったと記憶しています。
もっとも、そんな大幅な予想外れをしていると「あそこの宅建試験対策講座はヤバい」などとなりかねませんから、どこの資格スクールも慎重な算出を心がけているはずです。
また、自分の自己採点の結果について、試験対策講座を受講していたスクールに適当なことを告げてしまうような受験者の方もそうそう居られないでしょうから、データが集まればそれなりの予想結果が出てくるものだと思われます。
しかし、それでもほとんどのスクールが「○○点±1点」というように予想に幅を持たせて公表しています。一点予想で単騎待ちのスクール等もあるようですがその数は少ないように思えます。
つまり、講座の受講者やその他の関係者(=宅建試験の受験者)によって膨大な自己採点データが手に入るような大手の資格スクールであっても、その年度の合格基準点を完全に言い当てるのは難しいということなんでしょう。
自分の得点が「余裕のボーダー超え」という方は良いかもしれませんが、多くの方は「ボーダー付近」の得点となっているはずです。結局、大半の受験者が12月の合格発表まで悶々とした日々を過ごさねばならないのに変わりはないということですね・・・
大手スクールではないものの、有名な講師の方の予想も
また、大手の資格スクールではないものの、宅建試験に特化した有名な講師の方もこの合格基準点の予想に参加している場合があるようです。
そういった先生方のところにも、もちろん生徒が持ち寄った宅建試験のデータがあるはずですから、大手ほどではないにしてもそれなりの予想が可能になっているはずです。
また、講師をされている方は「毎年一定数の生徒を抱えている」という状況でしょうから、過去の合否を参照に、自分のところの生徒がこのぐらいできていれば大体このあたりがボーダー、という予測を立てることもできるはずです。
従ってそういった講師の方々の予想も、大手資格スクールの予想したものと同じように「情報源」として利用することができるはずです。
それぞれの方の予想がどの程度正確なのかは昔のものから全部見てみないとわかりいませんが、現時点で「有名」な講師であるということは、いままでずっと合格者を輩出し、一番注目される「合格基準点予想」でも的中率が高いということなのではないでしょうか?
個人が予想できるような性質のものではなさそう・・・だが
さて、宅建試験には昨年(2018年)の試験で合格することができましたので、今回の合格基準点予想期間は「部外者」として離れた位置から観覧することになります。ボーダーがどうなっても自分には全く影響がありません。
では、大盛り上がりの「予想祭り」をただ黙って見ているだけかというと、それは明らかに面白みに欠けます。飲み会終盤に素面で参加したときと同程度につまらないことでしょう。
ということで、僕も何らかのかたちでこのお祭りに参加していきたいとは思っています。しかし、この「宅建試験の合格基準点予想」というものは、どう考えても個人、しかもプロの講師でもない素人が勝手にやってなんとかなるような性質のものではありません。
もし、単純に「ボーダーは○○点」と予想して的中したとしても、それは間違いなく偶然です。まぁ、「±2点」ぐらいの幅でいけばどこかに当てはまりそうですがそんなもの予想とは言えません。
となると、僕のような素人個人は大手資格スクールやプロの宅建講師の方の「御神託」を待つ他ありません。
しかし、それらや他のネット上で流れている宅建試験に関する情報、例えばtwitterなどの情報に基づき、「その時点での有力情報」を随時記載していくようなことは可能です。
そしてそこでは、合格ボーダーがどうのこうのという情報だけでなく、設問に対する予想解答がスクール間で割れているような場合にも、それに関してどっちが正解なのか?など考えていくこともできるはずです。
で、これをやるためにはそれ専用の「特設ページ」が必要になりそうですから、それをこれから作っていこうと思います。
「宅建祭り(10月20日~12月4日)」専用ページの作成
(2019年10月15日)特設ページを公開しました↓
とりあえず、「宅建」専用ページを作るにあたり「合格基準点の情報」以外にやっておきたいことは↓
- 解答が割れている箇所の確認
- SNSなどでの受験者の反応
- 自分が試験問題を見た感想
などでしょうか?「自分の感想」以外の項目については随時新しい情報を追加していくことができそうです。
とりあえずこんな感じとして、また時間があるときに作っておこうと思います。できたら「記事」としてすぐに公開し、ここを含めて何カ所かにリンクを貼り、ちょっとでも目立つようにしておきます。
宅建のボーダーライン予想なんかはかなり多くの方がやっているでしょうから、僕のものははおそらく検索結果に出てくることはないでしょうから、このブログの他の記事から飛んでいただければ良いなと思います。
まとめ
まさに「祭り」となるであろう宅建試験の合格基準点予想、昨年の試験で合格することができたため、今年は端からゆっくり見守ることができそうです。
しかしその分、祭りに少しでも関与するためには10月20日の本試験までに時間をみつけてそれらしきページを作っておかなくてはなりません。
そしてせっかく作るのですから、全く誰も見に来ないという結果にだけはなって欲しくないところです。まぁそれは本試験当日以降になればわかることですから、今は「なんとか見やすいものを作る」ことだけを考えておこうと思います。