税理士試験対策「酒税法」の勉強を開始するも、やはり難しい…

2019年の税理士試験に向けて、税法科目のひとつである「酒税法」の試験対策を始めています。

現在のところ、ついこの間購入した「酒税法 理論サブノート(資格の大原税理士講座)」を使って、全体の半分の配点となる「理論問題」の対策をしていますが、この後、何らかの問題周到を購入し、計算問題対策の勉強も始めていくつもりです。

ただ、現在勉強している「理論問題」の対策に関して、やはり難易度が高い税理士試験であることのみならず、普段の生活とまるで関係してこない「酒税法」の理論に関する項目を覚えていくことに苦労しています…

今回は、そんな税理士試験「酒税法」の試験対策を開始してみて、現時点で思っていることなどをまとめていきたいと思います。

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どの条文も読んだことがなく、全くの「初見」

まず、現時点で僕が「酒税」に関して知っていることは「なんか課税されているらしい…」ということぐらいであり、あと、なんか「生」とか「第3のビール(リキュール 発泡性①)」とかの違いにも関係しているらしいというのもどこかで聞いたことがある程度です。というか酒なんてアルコールが入ってればなんでもいいと思っています。

ゆえに、この「酒税法」については全くの初学者であり、昨年税理士試験(簿記論)を受験したからといって、これからの試験対策に何かプラスになるものを得ているわけではありませんし、そもそもテキストを読んでも「知らない文章」ばかりが並んでいる状態です。

これは、以前受験した宅建試験の民法の試験対策を始めたときにも思ったことですが、やはり全く知識がない、つまりゼロから勉強をスタートするのは結構大変であると感じています。そういえば宅建試験の合格発表があったはずですが、「何も届かない」ということはアレなんでしょうねぇ…

もちろん、勉強をしたことはなくとも日常生活上で少しぐらいは聞いたことがある何かについて勉強を始めるのであれば多少はイメージし易く、最初から覚えるにしても対応できるようになるのが早いんじゃないかと思います。

しかし、この「酒税法」消費者段階である僕らが「聞いたことがある」「知っている」ことはかなり少ないようで、テキストを読んでいても「酒造業者」と「酒販業者」、あと「納税地の所轄税務署長」ぐらいしか登場しません(今のところですが)。

このような感じのものを、ひとつひとつ、テキストに書かれている条文がどんな状況に何を規定しているものなのか?など、しっかり把握しながら勉強を進めていくというのはかなり大変そうです。そもそも、納税義務が生じる取引がどこで、どのように行われているのかも知りませんから…

そうなると、テキストで条文を読んでいるだけでは一向に理解が進むことはないでしょうから、これから先は「○○という取引、または事象等」について、一体それがどういう内容のものなのか?ネットなども使って調べていくようにします。

そうすれば、酒造業者と酒販業者間の取引について具体的にどのようなことが行われているのか?そして、それに係る納税義務なんかがどういった具合で発生してくるのか?そのあたりについてイメージしながら、条文の内容を深く理解し、覚えていくことができるのではないかと思います。

当たり前のように使われる「知らない用語」

税理士試験の酒税法の勉強を進めていくにあたり、問題となっているのは何も「テキストに書かれている条文が初見」ということだけではありません。

正直言って、そこに書かれている「言葉」が、どのような読み方をすればよいのか?例えば「清酒」とありますが、「せいしゅ」で良いんでしょうか?どうやら普通の日本酒のことを言っているようなんですが…

あと、序盤ででてきた「酒母」や「もろみ」など、もはやそれ自体がなんだかわからないようなものも多々あります。まぁ、ネットで調べればいいんですが、酒の専門用語のようなあまり興味のないことについては、次の日にはすっかり忘れてしまうわけです。

これではせっかくテキストの条文を深く読み込むことを意識していたとしても、ところどころ知らない単語が登場することになってしまいますので、その内容を暗記していくようなことはできないでしょう。

そこで、これについてはテキスト中に知らない単語を見つけ、ネットなどを用いてそれを調べた際に「どこかに書き留めてすぐに見られるようにしておく」という作戦を取ろうと思います。

ただ、他の資格試験の対策などと違い、スマホの待ち受け画面などに「覚えられないこと」を常に表示しておくようなことはやめます。なぜならば、誰かにスマホ画面を見られたとき「清酒とは…」みたいなことが書かれていては、それこそアル中などを疑われる結果になりかねないからです。

なんかどうでもいい話になってしまいましたが、とにかく「知らない条文」の中にある「知らない単語」を如何にして自分のものにしていくか、他にもいろいろと方法を考えていく必要がありそうです。

やはり計算問題対策を早めに追加すべきか?

先程も述べたように、僕の場合は「酒税法」自体が全くの初見であり、また日常生活上も酒税の納税義務の成立に関わることは一切していません。最終消費者として「酒類」を消費しているという意味では関係しているのかもしれませんが…

で、そのような全く知らない内容のものに関して、「理論」だけを勉強していても、納税に関する手続の流れなど、具体的なことが把握できておらず、結果としてただ条文を意味もわからず暗記するのみとなってしまいます。

これは「酒税法」の内容を体系的に理解しているとは言い難く、そうなると税理士試験の本試験で要求されるであろう”高度な解答”を作成することはできそうにありません。

そのような状況から脱却するためには、やはり「計算問題」の方にも早々に手をつけ、実際に酒税の納税義務が発生し、それが納付されるまでの流れをしっかり確認していく必要があるのではないかと思います。

そうすれば、本物の業者さんによる取引がどのように行われているかを知らずとも、酒税法全体の流れが多少は見えてくるはずであり、やはり「何も知らない」状態でいるよりは理論問題、つまり酒税法の条文に関する理解力が高まり、効率的に勉強を進めていくことができるようになるのではないか?といったところです。

ということになると、まずは「計算問題集」的なものも当然に用意する必要があります。狙いはやはり大手の資格スクールが出版しているようなものになりますが、税理士試験の税法科目の中でも「酒税法」は法人税や所得税と比べて受験者も少ないはずですので、そこまで多くの問題集が出版されているということはないでしょう。

ただ、現在使っている「酒税法 理論サブノート(資格の大原)」の巻末によれば、一応同じ感じで「計算問題集」の方もでているようです。おそらく、来年(2019年)の税理士試験に向けての試験対策ではそれを使ってみることになると思います。

まとめ

勢いで始めた税理士試験「酒税法」の試験対策ですが、やはり普段なじみのない税目である分、相当に難しく感じてしまいます。

また、これから先はこの酒税法の「計算問題対策」の他に、同じ税理士試験では今手をつけつつある財務諸表論、そして昨年に引き続き簿記論、また、その他の資格試験についても試験対策をしていかなくてはなりません。

なんだかいろいろ手を付けすぎてよくわからないことになっていますが、とりあえず、来年の8月までは「税理士試験」を中心においた計画を立てていこうと思います。

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