2021年10月17日、今年の宅建試験が実施されていたということは、このブログとは別でやっているTwitterを見ていて知りました(当日に)。
宅建試験は受験者数も毎年20万人以上と多く、僕が受験したときにも会場では凄まじい人の数でした。もちろん新型コロナウイルスなどという迷惑な存在など影も形もなかった時分の話です。
関連:宅建試験を受験してきました!受験の感想と今後の課題など
今回はこの宅建試験(2021)について、今入っている情報、というかネットでなんとなく情報を集めつつ、適当に、部外者感を出しつつ見ていこうと思います。
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2021年の宅建試験は難化した?
さて、まずtwtterで今年の宅建試験を受験しました、自己採点しました系の投稿をざっと見た感じです。で、やはりいつも通り合格ボーダーに乗るか否か、ギリギリのラインに浮かんでいるという状況の方が多いように感じました。
昨年(2020)の宅建試験は10月と12月に分かれて行われ、そのうち10月試験では過去最高の合格ボーダーとなる「38点」を叩き出したことが記憶に新しいのですが、今回はどうでしょうか?
まず、「宅建 自己採点」のキーワードにてTwitter内で検索してみると…こちらは毎年見かけるのですが、やはり40点オーバーの「ほぼ合格確定」という喜びの投稿、これがパッと目につきます。
それ以外を見ていくと、今年はどちらかというと「33点だった(合掌)」「全然できなくて20点台(前向き)」などの方が多いような気がしなくもありません。
これはもしかすると「難化」したのではないかと、そういう印象を受けます。実際に問題を見てみないとなんとも言えませんが、とにかく最初の感覚としてはそれでした。
で、そうなるとやはり合格ボーダーというのは昨年の、あの37点でも残念な結果となってしまった昨年の1回目の試験と比較してかなり落ちるのではないかと。もしかすると昨年12月や、その前の年の試験ぐらいのラインになるのではないかという感じです。
毎年一定割合の合格者を出しているタイプの宅建試験ですから、もし本当に問題が難化したのであれば、その分受験生の得点も低下し、合格ボーダーが下がってくるはず。
もちろんこれはTwitterの中だけで、積極的に自分の得点を公開している受験者の方のうち、さらに目に付いたものをザっと眺めただけのものですので、単なる予想であって信憑性などというものは皆無なのですが…
大手予備校の合格ボーダー予想はどの程度?予備校等HPリンク
で、僕個人としてはその辺のネットやSNSにて、受験してきた方の感想等を拾って、「今年の宅建試験はどんな感じだったか」を予想することしか出来ないのですが、大手予備校についてはそうではありません。
おそらくは試験終了後、速攻で模範解答の作成に移り、そろそろ合格ボーダーを出している頃ではないかと思います。
それを少し調べて、予備校HPへのリンクを貼っていきたいと思います↓
☆ユーキャン様⇒宅地建物取引士(宅建士)試験 解答速報・合格ライン-2021年度(令和3年度)
☆日建学院様⇒令和3年度 宅地建物取引士10月本試験 解答速報(隣に合格ライン予想が載っています)
☆資格の大原宅建士試験様は「10月26日12:00公表予定」だそうです、ただし解答速報とセットでの公開がありました
☆資格の学校TAC様⇒解答速報と同じpdfでの公開です
☆LEC様⇒やはり解答速報と一緒にpdfになってました
と、こんな感じで他にも挙げたらきりがないのですが、現状で確認できているうちのかなりの割合が同じ予想、「35点±1点」ということで、これも新たに収集されたデータ次第で変化するのではないかと思いますが、一応こんな感じで。
これについて、もし何か大きな動き(特に調査とかしていない僕が気付くレベル)があったようでしたら追記するかもです。
試験自体が難化した場合は独学勢にとって厳しいか
今年の宅建試験はやはり合格ボーダーに明らかに足りていない、キツかった、また来年、というような意見が多いような気がします、もちろん気がするだけで、真実は別のところにあるのかも知れませんが。
で、今回が必ずしもそうであったとは限らないものの、本当に「今年の宅建試験は難しかった」というような状況の際には、もしかすると独学で受験している方にとって厳しいものになるのではないか、そう思います。
僕が受験したのは2018年…だったでしょうか、基準点が37点となり、初めて36点の壁を抜いたとして話題になった年です。
このときには「基準点が高い=多くの受験者が得点を重ねられた優しい問題が多かった」ということだと思います。そしてそれゆえに、勉強開始から本試験まで、およそ2か月しかなかった僕でも、独学で(ギリギリ)合格することができたのではないでしょうか?
逆に、合格基準点が下がってくるような年には、問題自体が相当に難しい、そして市販のテキストや過去問集ではカバーできていない論点からの出題も多くなってくるはずです。
そうなるともう、この相対評価の試験においては、プロの指導を受けている受験者の方が圧倒的に有利である、そういう状況になってしまうのではないか、独学者にとってかなり辛い戦いになるのではないかと考えます。
来年以降の宅建試験は…
では最後に、来年以降の宅建試験はどんな感じになっていくのか、完全な素人がここで、宅建試験について持っているわずかな情報だけで勝手に予想するのは、「これからどんどん試験が難化していくのではないか」というものです。
これはネットで良質な試験対策情報が得られるようになり、受験者のレベルが上がり過ぎたのがその要因となっているような気がします。特にYouTube、ここで無料の講義動画などが公開され、それをメインに学習しているという受験者の方も多いのではないでしょうか?
で、そうやって出現したハイレベル受験生の活躍による合格ラインの上昇を解消するために、やはり対策として試験問題の難易度を上げていくのではないかと考えます。
どれだけハイレベルな受験者が増えようとも、問題が難しい、例えば同じ知識を問う問題でもやりようによって正答率を下げることができるはずですから、そういう感じでやっていけば平均点は下落するはず。
そしてそれによって合格ラインも、昨年までのような『高過ぎる』ものではなく、『例年通り』つまり30点台前半から半ばに抑える、そうしていくのではないでしょうか(個人の勝手な予想ですが)?
とにかく、実際にこの先がどうなっていくのか、その真実については蓋を開けてみないとわかりませんが、開けてみて今の予想と全く異なる方向に進んだ場合には、臭いものには蓋ということで、再び密封してこの話題には触れないようにするかもですが…
で、今回はこれで終わりとして、また何かあったらこの更新頻度の低いブログにて情報発信をと思っております。宅建試験はまだ12月実施の方も居られることですし、そちらについても(ふと思い出して)触れることができたらなと思っております。