税理士試験 簿記論の直前予想問題集を解いてみて

先日税理士試験の簿記論対策用に購入した、有名な資格スクール5校の予想問題が収録された「直前予想問題集(中央経済社)」をやり始めています。

「やり始めている」とはいっても、税理士試験の本試験と同様の形式で問題を解いていくことになりますから、解答と採点、解説を読んで間違ったところを…などと1題ごとにかかる時間が膨大ですから、毎日1題やっていくようなことは当然できず、少しづつ進めていくかたちになっています。

この問題集に記載されていた「本書の使い方」的な指南では「繰り返し解く」ということが言われていましたが、税理士試験の本試験までにこれを何回廻すことができるか正直わかりません。

ただ、”解きっぱなし”という結果だけは絶対に避けたいところですので、なんとか時間を見つけて、異常に難易度の高い問題であっても解法の確認ぐらいはしておきたいと思います。

で、今回はそれら5つのスクールの問題のうち2題をやってみたところでの感想なんですが、やはりどれもここまでやっていた一般的な問題集と比べるとかなり難しく、レベルの違いを感じさせられます。

では、一体どこがどういうように「難しい」と感じるのか?今後、税理士試験の本試験までの間に何を考えていくべきなのか?

そのあたりについて、自分でもう一度把握していくためにも、そして来年も同じ簿記論の試験を受験することになってとしても、改めて思い出すことができるように、ここを使って確認していくことにします。

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安定の「解答時間が足りない」現象が発生

まず、「直前予想問題集」に収録されている5つの問題のうち最初の2題をやってみて、そのどちらにもいえることは「制限時間2時間では解ききれない、つまり解等時間が足りない」ということです。

簿記論に関しては、昨年の試験対策でも本試験形式の問題や過去問などを解いた際には同様の問題が生じており、そのため今年はなるべく「計算・集計」を早くこなすことができるよう努めてきました。

しかし、多少”素早くなった”とはいえ本試験の問題を2時間の間に全部解いてしまうほどの神様的な能力を得ることはできなかったようで、「解答時間の不足」という問題は今年も解消されていません。

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こればっかりは税理士試験を受験し続ける限り一生付きまとってくる問題のはずですので、「時間は足りないもの」「全部は解答できないもの」と割り切ってやっていく他なさそうです。

で、そのためここから先はやはり「できる(解ける)問題の選定」というか「問題の取捨選択」をさらに鍛えていく方法を取るのがベストのような気がしています。

問題の取捨選択スキルに関しては、昨年から気にしていたことですから、今年は多少向上しているものとは思いますが、まだまだ「得点できる箇所」の見極めはかなり甘いような気がします。

また、「取れる問題」同士であってもどれを優先して解答すべきなのか?そしてその解答をどのタイミングで確定させ、答案用紙に転記していくのか?というあたりが非常に曖昧であり、本来は簡単な問題であってもむやみに警戒し、結果無駄な時間を浪費してしまっているようなものが見受けられました。

特に総合問題では、解説で「集計の必要がない箇所を優先して解答すべき」ということが言われていましたが、実際にやってみると「後から追加的に数字が変わってくるような要素が出てきたらどうしよう…」などと考えてしまい、なかなか解答を確定させることができません。

このあたり、簿記論の本試験では「なるべく小さい字で」先に解答してしまい、必要に応じて後で簡単に修正できるようにしておくなど、ある程度工夫して対処できるようにしておかないと、「解答がわかっていたはずなのに解答用紙には書いていない」などということになりかねません。

解けない問題の方が多いものの…

2校分の直前予想問題をやってみて、もうひとつ気になる点は「簡単に解ける問題よりも解けないor苦戦する問題の方がはるかに多い」ということです。

それが「完全に分からない」とか「初見の問題」とかいう場合には仕方のないことかもしれませんが、これまでの試験対策で何度もやったような論点からの出題であっても、ちょっと何かを変えられていると途端にスムーズに解答を導き出すことができなくなってしまいます。

その「苦戦する問題」が「解答のための時間が足りない」ということの原因の主なものではありますが、2つのうちそういった問題の多かった最初のスクール(TAC)の問題では税理士試験の合格ラインとされる「60点以上」は獲得できていません。

ただ、その最初の問題を出稿している「TAC」さんの解説欄には「仮に本試験であった場合には合格ラインは42点以上」などということが書かれており、60点も取れないというのはごく普通のことであるのかもしれません。

簿記論に限らず、税理士試験の問題はかなり難易度が高いようで、「本試験レベルの問題」ともなると昨年からかなり苦労させられています。

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今は昨年に比べて多少対応できるようにはなってきましたが、「どんな問題でも、どの角度から聞かれても大丈夫」という状態までは程遠いようです。

とりあえず現時点ではそういった”難易度が高く苦労させられる問題”ばかりの出題であった場合、そこで「このぐらい取れていれば簿記論の本試験であれば合格だろう」とされているラインを超えていさえすれば良しとします。

しかし、8月に実施される税理士試験の本試験では、ほとんどの受験者がそのぐらい、またはそれ以上の実力まで仕上げてくるでしょうから、そこでなんとか頭ひとつ出るために、予想される合格ラインを大きく超える実力をつけておきたいものです。

ここから先、簿記論に関しては「問題の取捨選択」と同時に、難問にも対応できるようにしていく必要がありそうです。

もう一度「大問ごとの制限配分」を確認しておきたい

さて、ここから税理士試験までの試験対策としては「問題の取捨選択」や「難問への対応」の他に、改めて「大問ごとの時間配分」を確認していく必要があるということが分かりました。

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今回、直前予想問題集にて久しぶりに簿記論の本試験と同様の形式で問題を解いたわけですが、どうしても以前から決めていた「個別問題30分×2・総合問題60分」の制限時間に対する意識が薄れがちになってしまっています。

税理士試験の本試験までの残り3ヶ月ほど、こういった「本試験形式の問題」を解く機会はかなり多くなってくるはずですので、それぞれの大問に充てる時間を意識して解答するようにしていきたいと思います。

間違えたところ・分からないところの対応策

もうひとつ、ここから税理士試験の本試験までの簿記論の試験対策として具体的なものになりますが、この「直前予想問題集」で間違えたところやわからなかったところを、論点ごとに他の問題集で再度確認していきたいと思います。

現時点ではまだ5題のうち2題しかこなせていませんが、このままこの問題集に収録されたものを全て解いた場合、やはり論点ごとで見れば明らかに練習量や理解が不足していたりする箇所が見つかってくるはずです。

そういった論点に関しては、今一度一般的な問題集や、これまでやっていた「堀川の簿記論 合格レベル個別論点100チャレ」で当該論点についての問題を探し、もし本試験で出題されても確実に対応できるようにしておかなくてはなりません。

これをやっていくことで、先程も少し触れた「難問への対応」が多少は可能になってくるような気もします。とりあえず、間違えた箇所をチェックして「解けない論点」を洗い出し、時間を見つけて再確認していくことにします。

やはり「連結会計」の勉強も必要なようです

最後に、以前も気になっていた「連結会計」についてですが、やはり簿記論の試験対策としてもしっかりと勉強しておいた方がよさそうな感じでした。

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一応、今回やった2題の中にもひとつ「持分法」に関する問題が出題されていました(解けませんでしたが)。

そうなってくると、簿記論の本試験でも大問丸々一つ使ってガッツリ系の連結会計に関する問題が出題されるなんてこともあるかもしれないような気がしてしまいます。また、そこまでではないにせよちょっとした問題としての出題もあるかもしれません。

連結会計は普通の問題集ではあまり見かけることのない論点ですが、なんとか役に立ちそうな問題を見つけ出し、ある程度の難易度の問題までは解答を導き出すことができるようにしておきたいと思います。

まとめ

今回は税理士試験の簿記論に関して、新しく購入した「直前予想問題集」を始めてみての感想などでした。

このタイプの問題集(本試験形式のもの)は1題あたりをこなすのにかなり時間がかかってしまい、そこまですぐには終えることができません。しかし、8月の本試験までには何度か解いて、今は解答にたどり着けないような問題にも対応できるようになっておきたいものです。

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