税理士試験 財務諸表論の試験対策として「メモ帳に書き出す」勉強を開始

今年の税理士試験では、メインとして勉強を続けている簿記論の他にも「財務諸表論」と「酒税法」を受験する予定です。

で、酒税法に関しては初受験であり、そこまで勉強もできていないためそこまでの得点は期待できませんが、財務諸表論の試験は最低でも昨年の残念な結果よりは良い点数を得たいと考えています。

昨年(2018年)の財務諸表論の試験では、計算問題の解答にかなり時間をかけてしまったことで理論問題に充てる時間がなく、記号問題ぐらいしかできなかったわけですが、今年はその理論問題でも点数を稼ぐべく勉強をしています。

そしてこの財務諸表論の理論問題対策として、新たな勉強方法を試してみることにしました。よって今回はその勉強方法、「メモ帳に書き出す作戦」について触れていこうと思います。

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財務諸表論の理論対策についてはこれまでいろいろと試したが…

財務諸表論の試験対策としては、これまで「問題集の問題を穴埋め形式にしてノートに書き出す方法」や「会計法規集を直接読んでいく方法」など、いくつかの勉強方法(素人である自分が勝手に考え出したもの)を試してきました。

しかし、そこでどれだけの知識、即ち税理士試験の本試験で得点につながるような力が得られたのかを考えた場合、どの方法も「やったことが次々と頭から抜けている」ため、ほとんど効果を得られていないようです。

つまりはこれまでの方法で試験対策を続けていったとしても、8月に実施される財務諸表論の本試験では、時間の足りなかった昨年同様、理論問題からの得点はあまり期待できない、といった状況です。

もちろん、今年の税理士試験対策のメインとしているのは「簿記論」ですから、その分財務諸表論の勉強に充てる時間は限られており、実力をつけるために十分な時間が取れていない可能性はあります。

しかし、多少でも勉強をしているわけですから、ここまでやってきて少しぐらいは「知識が向上したという実感」があっても良いはずです。これがない、ということはどこかで根本的に何かを間違えているといえそうです。

1論点あたりの情報量が多すぎるのが問題だった

そこで、いろいろと考えをめぐらせた結果「財務諸表論の理論対策はひとつの論点あたりの情報量が多すぎる」ことから、ノートを取る際に1ページあたりの情報量を少なくしたい、という結論に至りました。

税理士試験 理論問題の試験対策、ノート1ページあたりの情報を少なくしたい…
8月に実施される税理士試験に向けて試験対策をしています。今年の試験では、これまでに引き続き「簿記論」の試験を中心に勉強を続けていますが、そ...

試験対策でノートを取る際に、一度で覚えて、さらに復習しなくてはならない量をかなり制限することによって、その「少ない情報」を確実に押さえていこうという魂胆です。

そして当然、そのような少ない情報では「書き写さなくてはならない文字数」もかなり少なくなってくるわけですから、1日にそこまで確保できるわけではない財務諸表論の試験対策の時間であっても、かなり余裕を持ってこなすことができそうです。

ということで、前回の記事ではそのような「1ページあたりの情報(文字数)が少ないノート」を作成すべく、小さめのノートを購入しようと考えたところで終えていました。

で、その類のものを購入しようということで、この間時間が空いた際に近所の書店で適当なものがないか探してきました。

小さめのメモ帳に問題と解答を書き出す

そこで見つけたのが、200円程度で売っていた”メモ帳”でした、よく固定電話の横に置いてあったりするもので、サイズは「A6」、表面だけに罫線の入ったものです。

残念ながらノートの類はあってもA5、バインダーに追加したり取り外したりできるルーズリーフタイプのものは最も小さいものでB5と、あまり良いラインナップとは言えず、諦めようかと思ったところにこのメモ帳が目に入りました。

で、これを使ってみたところ現在財務諸表論の試験対策で中心的に使っている「税理士試験 財務諸表論の集中講義30」に収録されている問題が、1ページというか1枚で1問か2問ぐらい書き写すことができました。

今のところその「問題と解答を書き写したもの」をどのように保存し、復習に使っていくのかまでは考えていませんが、とりあえずはまとまったまま保存し、何かいい方法が見つかり次第バラして収納していくことにします。

まぁ、この方法が上手くいくとは限りませんが、1回に小門を一つや二つ書き写すぐらいのことでしたらそこまで時間がかかるわけではありませんから、効果の程を見極めるためにも、ここから8月の税理士試験までこの勉強方法を続けていきたいと思います。

全範囲やりきるためには相当の時間を要するが…

この方法で税理士試験の財務諸表論に出題される全ての範囲をやっていくことを考えた場合、完全に終える、つまりすべての論点についてどのようなことを試験で問われても完璧に解答できるような状態になるためには、相当の期間を要するはずです。

もちろん、今年(2019年)の税理士試験までの間にはわずかしか進まないでしょうし、来年や再来年の試験までと考えても全て終えているという自信はありません。

しかしながら、このまま簿記論の試験対策を中心に進めていったと考えた場合、いつかは合格できるときが来るはずです。そうなると、そこから先の「税理士試験対策」のメインとなってくるのは「財務諸表論」とするのが妥当といえるでしょう。

つまり、現在の「簿記論メイン・財務諸表論サブ」で勉強を続けている感じでは、何年かけてもこの勉強方法ではどうにもならないかもしれません。しかし、先に簿記論をクリアした後のことを考えれば、そこから一気に追い込みをかけることができるはずです。

ゆえに、現時点、つまり財務諸表論の合格がかなり遠い状況下では「重要で出題頻度の高そうな論点」を中心として、細かいものやマイナー論点は完全にスルーし、いつか来るであろう「財務諸表論メインの試験対策」に向けて基礎的な部分を固めていこうと考えます。

まとめ

今回は、税理士試験 財務諸表論の試験対策用に、以前から計画していた「ノート1ページあたりの情報量を少なくし、ひとつひとつを確実に覚える作戦」を実行に移し始めたことについての記事でした。

財務諸表論の理論問題対策に関しては、「記述式」ということもあってか各論点で覚えなくてはならないことが非常に多いようで、多少かじった程度の会計学の知識では到底太刀打ちできないようです。

で、それを全て何とかするために「最初からある程度時間がかかることを想定した方法」をもって対処する以外にはなさそうです。

もちろん、そういったことを簡単に習得することができ、しかも忘れない、という方は良いのかもしれませんが、残念ながら僕はそういった能力には恵まれていません。

税理士試験対策に関して、今は簿記論を中心とした勉強を進めていますが、どこかで必ず財務諸表論をメインに持ってくるタイミングが来るはずです。そのときに、難易度の高い、理解し難いような論点をスムーズにやっていけるよう、今のうちに「基本的な項目」を上記のような方法ですこしづつ押さえていきたいと思います。

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