行政書士試験(2019)受験してきました、その感想など

2019年11月10日に実施された行政書士試験を受験してきました。

この試験は今回が初のチャレンジとなり、まだそこまで勉強できていないことから、来年以降の合格を目指すつもりでとりあえず受験申請が間に合った今年の試験を受験してみた次第です。

で、初受験で得られたことを忘れてしまう前に、「受験の感想」というかたちでこの行政書士試験に関する情報を書き残し、来年の本試験に向けてステップアップするための「基礎情報」としたいと思います。

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Contents

試験時間3時間は長いようで短い・・・

さて、今回行政書士試験を受験するにあたり、かなり気になっていたことのひとつに「試験時間3時間」というものがありました。

(行政書士試験)試験時間「3時間」に耐えることができるのか?
11月に実施される行政書士試験に向けた試験対策を続けています。この試験は今回が初の受験ということになりますが、行政法など、やはり新しく覚え...

これまで受験してきた資格試験は、長くてもその試験時間が2時間、ものによっては1時間や90分などでした。

それと比較して行政書士試験の「3時間」という試験時間はかなり長く、集中力的にこれに耐えることができるのか?とても不安でした。

しかし、実際に受験してみたところ、3時間の試験時間が苦になるということはありませんでした。むしろちょっと不足気味で、気がついたら残りの「退室不可能な時間」になっていました。

そしてその段階ではまだ解答を終えておらず、結果として最後の10問ほどはかなり適当、マークシートの見直しは完全に無し、ということになってしまいました。正直、どこかミスしていそうです。

もちろん、今回はまだまだ実力が不足していることが明らかであり、途中で悩んだり、「これだ!」と思いきやなんか微妙にアレだったりと、無駄な時間を過ごしていたところが多かったはずです。

これは来年以降、基本的な部分をしっかり押さえて再チャレンジし、「時間をかけなくても解ける問題」を増やしていくことでなんとかなるのではないかと思っています。

そのためにはかなりの勉強時間が必要かもしれませんが、諦めず、地道に続けていこうと思います。

見たことのない選択肢がかなり多かった

今回が初めての行政書士試験でしたが、やはりというかなんというか、5択問題の選択肢の中に「見たこともないようなもの」がかなり含まれていました。

5つの選択肢のうち、「たぶんこれじゃないのか?」というものと「これはどうなのかわからない・・・」というものの2つが解答の候補として残ってしまうような状態です。

そして、これはどちらかといえば「民法」の範囲の出題の中で多かったように思えます。もちろん「全ての選択肢が意味不明」というものもちらほらありましたが・・・

これに関しては、もっとよく勉強して「怪しい選択肢が正解なのか?」「他が全部誤りで見たこともないものが正解なのか?」というところをしっかり判断できるようになっておくしかないはずです。

ひとつだけ知らないものが混じっていたとしても「他の4つがどうなのか」をしっかり判断できるようになればそれで正解できるはずだからです。

その域に達するまで勉強を重ねる、というのもこれまた難儀なこととは思いますが、おそらくそこまでやらなければ合格できることはないはずですから、来年の行政書士試験までにはなんとかしておきたいところです。

記述問題の前に「一般知識」をやっておくべきだったかも

試験時間の問題でもうひとつ、これは解答の順序に関することですが、できれば「記述指揮問題」に手をつける前に「一般知識」、特に最後の文章理解の問題をやっておくべきだったかもしれません。

今回は初チャレンジということで、問題は順番どおりに解答し、47問目から始まる一般知識の問題の前に解答用紙の裏面になる記述式の問題を解答しました(正答できたとは言っていない)。

もともと一般知識に関してはトータルで30分ぐらいしか勉強しておらず、あまり期待していなかったのですが、それでも「時間をかけて考えれば解けるであろう」文章理解の問題に時間を残せなかったのはちょっと失敗でした。

結果としてそれも含めて「一般知識」に該当する問題はかなり適当に解いてしまいましたが、そこで足切がある以上、最終的には何とかしなくてはならないのは間違いありません。

まぁ、そもそも一般知識の最初の方の問題で出てきた「東条内閣」とか、もう大昔の頭ツルツルの人?ぐらいの知識しかありませんから、そういった感じの問題は結局適当に解答することなってしまいそうですが・・・

とにかく、今年ほとんど勉強することが叶わなかった「一般知識」に関して、その解答の順序も含めて来年の試験でどうしていくのか?考えていかなくてはなりません。

試験地が変わらなければ「泊りがけで行く」方式は来年も採用確定

あと、今年の行政書士試験は「試験会場が地味に遠い」ことから、前日からの泊りがけで行くことにしました。

行政書士試験の試験会場がとんでもない…
11月に実施される行政書士試験に向けて、そろそろ試験に関する情報を集めておかなくてはと思い、先程受験手数料や試験範囲などの確認をしていまし...

で、これについては来年の試験会場が変更にならない限り継続の方向でいこうと思っています。

なぜならば、行政書士試験の試験時間が3時間、それと同じぐらいの時間が移動の片道にかかってしまい、特急を使うほどの距離でもないことから電車は鈍行、そもそも家から駅までのバスが朝早くでも1時間に1本しかないことを考えるとタイミングを合わせるのも難しく、移動だけでかなり疲弊してしまうためです。

宿泊するのが土曜日ということもあり、ビジネスホテルが意外と混んでいたり、料金がちょっと高かったりしてイヤになっちゃうですが、そこはもう諦めようと思います。

試験室は「暑い」・・・

最後に、ちょっとどうでもいいことですが、試験会場がかなり暑かったです。

なんかいつも暑い暑いいっているような気がしなくもありませんが、自分の適正温度が22度~23度ぐらいであることを考えると11月とはいえ晴れた日の室内はかなり暑いです。

まぁ、同じ温度で「寒い・・・」と思っている方も少なからずいるはずですからなんとも言えませんが、途中で問題用紙の上に何度か汗がたれてしまいました。解答用紙のほうでなくて良かったと思っています。

まとめ

とりあえず初チャレンジの行政書士試験を終えて家に帰ってきました。

当然できたような気はしませんが、難易度が高いとはいえ地道に続けていけばそのうちなんとかなるであろうという印象です。というか来年何とかしてしまいたいと思っています。

ここから先はCFP資格審査試験、それが終わったら税理士試験の勉強を再開することになりますし、来年は来年で他に受験してみたい資格試験がいくつもあります。

ゆえに、行政書士試験対策の方はしばらくお休みになるだろうと思いますが、来年1月の合格発表以降、地味に再開していくことにします。

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